
デザインフロアマットを職人に施工してもらったら、仕上がりはどう変わるのでしょうか。
今回は、ラグリエのデザインフロアマットを、専用糊を使わずに吸着滑り止めシートとテープで固定する方法で、実際に職人さんに施工していただきました。
「クッションフロアを糊で貼らない施工はきれいに仕上がるのか」「プロ目線ではどう評価されるのか」。さらに意外だったのは、作業のスピードよりも“最初の1枚の配置”に最も時間をかけていたことです。
糊なし施工のリアルな評価と、一般DIYとの違いを、職人さんへのインタビューとともに詳しくご紹介します。
\糊を使わない床DIYに/
もくじ
職人にデザインフロアマット施工を依頼した理由
ラグリエではこれまで、床DIYを楽しんでくださるお客様に向けてデザインフロアマットをご提案してきました。
その一方で、「自分で敷くのは少し不安」「クッションフロア施工までお願いできたらうれしい」というお声も増えてきています。
特に賃貸住宅では、原状回復が前提となるため、糊を使うクッションフロア施工は基本的に選択できません。そのため、糊を使わない施工方法への関心が高まっています。
そこで今回、今後の施工対応を見据えた検証として、実際に職人さんにラグリエのデザインフロアマットを施工していただきました。
使用したのは184cm幅「シンプル フロアマット 大理石」

今回使用したのは、シンプル フロアマット 184cm幅(継ぎ目なし) 大理石。
一般的なクッションフロアよりも幅が広く、継ぎ目が少なく仕上がる仕様です。空間全体が一体感のある印象になります。
固定には専用糊は使わず、付属の吸着滑り止めシートと、必要箇所に吸着滑り止めテープを併用しました。いわゆる「糊なしクッションフロア施工」に近い方法です。

ラグリエのデザインフロアマットは、糊を使わずに施工できる床DIY素材です。
デザインフロアマットをご購入いただくと、固定に必要な枚数分の吸着滑り止めシートが同梱されています。床に直接貼り付けるのではなく「吸着」で固定するため、原状回復が可能な施工方法です。
より仕上がりを安定させたい場合は、継ぎ目や端部に別売りの吸着滑り止めテープを併用します。今回は職人さんにも同じ方法で施工していただきました。
実際に施工するお部屋
今回施工したのは、リビングダイニング約9.3畳の空間です。

間取りや出入り口の位置、壁際の納まりを確認しながら、どの位置から敷き始めるかを慎重に検討しました。
床面積が広いほど、最初の1枚の位置が仕上がり全体に影響します。そのため職人さんは、寸法を確認しながら基準となる位置を丁寧に決めていました。

一見すると、リビングダイニングの角(図面左下)から貼り始めるのが自然に思えます。けれど今回、職人さんが基準にしたのはリビングダイニング右側(ベッドルーム側)でした。そこからキッチン横、廊下の突き当たりまでを1枚目として配置しています。
時間をかけていたのは、ベッドルーム側との取り合いでした。計算上は足りそうに見えても、実際に敷くと2〜3cmほど隙間が出る可能性があるという判断です。
素人目には「マットは足りそうなのに、本当に足りなくなるのだろうか」と半信半疑。それでも見守っていると、寝室側から貼り進めた瞬間、本当に数センチ足りない場面が現れました。
寸法だけでは読み切れない。壁の歪みや納まりまで想定しているからこその配置設計だったのだと、その場で実感しました。
一般DIYと職人施工の違い
同じ床DIYでも、一般的なDIYと職人さんの進め方には違いがありました。
作業スピードが速いのはもちろんですが、それ以上に印象的だったのは、最初の段階で全体を見て「仕上がりがきれいになる順番」を組み立てていたことです。
とくに時間をかけていたのが、「どのマットを基準にするか」を決める工程でした。
基準となる1枚を決めるまでに時間をかける
印象的だったのは、すぐにカット作業へ入らなかったことです。
職人さんはまず部屋全体を見渡し、「どのマットを基準にするか」を慎重に決めていました。

左右のバランス、柄の向き、窓や入口からの視線、端部の余り寸法。どこを基準にするかによって、仕上がりの印象が変わります。
大理石柄のクッションフロアは木目柄ほど方向を気にする必要はありませんが、ジョイントの位置や全体バランスによって仕上がりの印象は大きく変わります。
最初の1枚をどこに置くかで、部屋の見え方そのものが変わるといっても過言ではありません。
床DIYは貼る技術よりも、配置設計が仕上がりを左右することを実感。
作業は速くても、最初の判断には時間をかける。この姿勢こそが、一般DIYとの大きな違いだと感じました。

1枚1枚のマットの貼り方も、勉強になります。最初から部屋の角にマットの角を合わせるのではなく、あえて数センチの切りしろを残して配置。
その上で、壁に沿わせながら少しずつカットし、空間にぴったり合う寸法へと調整していました。
少し小さめにカットするプロの判断

専用糊で固定するクッションフロア施工と異なり、吸着滑り止めで固定する方法では、マット全体がぴたっと完全に動かない状態にはなりません。
そのため職人さんは、「少し小さめに切るくらいがちょうど良い」と話していました。押し込まず、納まりを整えるための微調整です。
ただしこれは、全体のバランスを把握したうえでのプロの判断です。一般の方が床DIYで行う場合は、型どおりに寸法を取り、慎重に丁寧にカットすることが基本になります。
特に壁際に直接カッターを当てて切る場合は、マットがずれないよう吸着滑り止めシートやテープでしっかり固定したり、養生テープなどで、仮固定してから作業することが大切。
無理な微調整よりも、確実に固定しながら丁寧に進めることが、きれいに仕上げるポイントです。
糊を使わない施工をプロはどう評価したか

職人さんにとって、今回が初めての施工方法。
今回の施工について、職人さんに率直な感想を伺いました。
まず評価していたのは、現状復旧できる点です。糊残りの心配が少なく、賃貸住宅でも導入しやすい点は大きなメリットとのことでした。
一方で、糊付け施工と比べると「完全に固定されているわけではないためカットは難しい」「安定感は糊施工のほうが確実」という正直な意見もありました。
それでも、「一般の方が自分で床DIYをするなら、手軽で現実的な方法」と評価していただいています。
メリットと注意点の両方を理解したうえで選ぶことが大切だと分かりました。

また、糊施工の場合、しっかり貼り付けることで下地のラインが表面に出てしまうことがあるそうですが、吸着施工ではその心配は少ないとのことでした。
184cm幅の継ぎ目の少なさもあり、仕上がりはすっきりとした印象です。空間全体が広く見える効果も感じられました。
施工後の仕上がりと空間の印象

壁際まで自然に納まり、継ぎ目も目立ちません。

細部まで丁寧に納められています。

収納内部も一枚でつながる納まりです。

床が一面につながるような見え方になります。

壁際まできれいに納まり、空間全体が明るく見える仕上がりです。

一度通して敷き込む必要があり、床DIYでは難易度が高いポイントです。
施工が完了すると、リビングダイニング全体の印象は大きく変わりました。白を基調とした大理石柄が光をやわらかく反射し、空間が一段と明るく感じられます。
184cm幅の継ぎ目が少ない仕様により、視線を遮るラインがほとんどなく、床が一枚でつながっているような見え方になります。
床の面積が広い空間ほど、仕上がりの印象は想像以上に大きく変わります。
職人さんの判断で基準位置を調整しながら施工したことで、壁際や開口部まわりも自然な納まりになりました。
愛知県で床施工をご検討の方へ
今回の検証を通じて、DIYとして楽しむ方法と、施工を依頼する方法のどちらにも可能性があることを実感しました。

正確な採寸と丁寧なカットが、美しい仕上がりを支えます。
実際に「デザインフロアマットを敷いてみたいけれど、自分でカットするのは不安」「クッションフロア施工を職人にお願いできないだろうか」というお声もいただいています。
ラグリエでは現在、愛知県内でのデザインフロアマット施工・クッションフロア施工対応を段階的に準備しています。まずは地元から、小規模な施工対応を積み重ねていく予定です。
糊を使わない施工方法は賃貸住宅でも導入しやすく、原状回復を前提とした床リフォームにも適しています。プロが対応することで、配置設計やカット精度といった仕上がりの質も安定します。
自分で敷くことに不安がある方にも、安心して床リフォームを楽しんでいただける選択肢を増やしていきます。
まとめ|職人施工で見えた、床DIYの可能性
今回、ラグリエのデザインフロアマットを職人さんに施工していただき、糊を使わない床DIYのリアルな一面が見えてきました。

細部まで整えることで、空間の印象が大きく変わります。
プロの手による施工は、やはり仕上がりの美しさや納まりの整い方に違いがあります。とくに配置の検討や細部の処理には、経験に裏打ちされた判断が感じられました。
一方で、吸着滑り止めを使った施工方法は、プロにとっても簡単な作業というわけではありません。それでも、原状回復ができる安心感や、一般の方でも取り入れやすい点は大きな魅力です。
床DIYは「自分で楽しむもの」というイメージが強いかもしれませんが、今回の検証を通じて、DIYと施工依頼のどちらにも可能性があることを実感しました。
ラグリエのデザインフロアマットは、自分で敷く楽しさも、プロに任せる安心感も選べる床材です。空間づくりの選択肢として、これからも広げていきます。
\空間づくりの第一歩に/
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hattori
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