ワンちゃんに室内の決まった場所で排泄してもらうためには、トイレトレーニングが欠かせません。
トイレトレーニング中のワンちゃんは、トイレではない場所に粗相をしてしまうこともしばしば。
その多くが床の上での粗相により、床材によっては排泄物の掃除に手間がかかったり、ニオイが染みこんでしまったりすることも。
飼い主もワンちゃんも心地よくトイレトレーニングに取り組むためには、床材にこだわることが大切です。
今回は、ワンちゃんのトイレトレーニングを成功に導く具体的な方法を詳しく解説します。
トイレトレーニングをサポートする床材選びのポイントや、おすすめの床材も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
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もくじ
愛犬のトイレトレーニングはいつから始める?
トイレトレーニングは、ワンちゃんを迎えたその日から始めましょう。
特に、月齢の低い子犬は排泄の回数が多く、1日に何回もトイレトレーニングのチャンスが巡ってきます。
繰り返しトイレトレーニングを行うことで、決まった場所での排泄を早く習慣化できます。
子犬だけではなく、成犬でもシニア犬でもトイレトレーニングは可能です。
ただし、成犬やシニア犬のトイレトレーニングは、これまでの排泄習慣を大きく変えることになるため、子犬よりも時間を要する場合があります。
ワンちゃんの性格や排泄のタイミングを見極めて適切にトイレトレーニングを行うことで、年齢に関係なく決まった場所で排泄ができるようになります。
トイレトレーニングは飼い主とワンちゃんとのコミュニケーションの時間にもなるため、焦らずじっくりと時間をかけて取り組みましょう。
愛犬のトイレトレーニングに必要なグッズ
愛犬のトイレトレーニングに必要なものは以下3点。
・サークル
・トイレシート
・トイレトレー
トイレトレーの上にトイレシートを敷き、周囲をサークルで囲んでワンちゃん用のトイレを設置します。
トイレトレーニングでは、トイレシートの上で排泄するようにしつけます。
サークルやトイレトレーを設置することで、よりワンちゃんがトイレの場所を認識しやすくなり、スムーズにトイレトレーニングを行えます。
愛犬のトイレトレーニングの手順
トイレトレーニングを始める前に、しつけの手順を確認しておきましょう。
トイレの場所を教える
ワンちゃんに所定の場所で排泄をしてもらうには、第一にトイレの場所を覚えてもらう必要があります。
トイレトレーを置いたり、ケージで囲んだりしただけでは、ワンちゃんはそこがトイレだとは認識できません。
飼い主さんがしっかりとトイレの場所を教え、トイレシートを使うことを習慣化させることが大切です。
「排泄はここでやる」とワンちゃんが理解するまで、根気強くトイレの場所を教えましょう。
排泄の合図に合わせてトイレに誘導する
犬は排泄したくなると床のニオイを嗅いだり、クルクル回ったりといった決まった行動をとります。
このような排泄の合図を確認したら、速やかにワンちゃんをトイレに誘導しましょう。
寝起きや食後といった一定のタイミングで排泄する個体も多いため、ワンちゃんの排泄の時間帯や傾向を把握しておくことで失敗を少なくできます。
トイレで排泄したら褒める
決められた場所で排泄することができたら、ワンちゃんをたっぷりと褒めてあげましょう。
「トイレを使うと良いことがある」「トイレシートの上で排泄したら飼い主が喜んでくれる」と、ワンちゃんにとってポジティブな経験を重ねていくことが大切です。
トイレトレーニングが上達すれば、飼い主がサポートしなくてもワンちゃんは自ら進んでトイレで排泄するようになります。
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愛犬のトイレトレーニング成功のポイント
トイレトレーニングを短期間で成功させるには、3つの重要なポイントがあります。
愛犬がトイレを失敗しても叱らない
ワンちゃんが粗相をしてしまった時は、平常心で対応しましょう。
粗相をしたからといって騒いだり、ワンちゃんを叱ってはいけません。
粗相するたびに飼い主に叱られると、ワンちゃんは「排泄は悪いことなんだ」と認識してしまいます。
飼い主に叱られることが怖くて隠れて排泄したり、排泄を我慢し過ぎて病気になったりする可能性があるため、ワンちゃんはトイレの場所を覚えることがますます難しくなります。
粗相をした場合はワンちゃんに声を掛けたり、目を合わせたりせず、淡々と排泄物を処理してください。
愛犬が落ち着ける場所にトイレを設置する
排泄中は無防備な状態となるため、人と長く暮らしていても犬は本能的に落ち着ける場所で排泄しようとします。
そのため、家族が集うにぎやかな部屋や、物音が響く場所にトイレを設置すると、そこで排泄するのを嫌がる可能性があります。
また、犬は寝床を汚さないという習性があります。
ワンちゃんの寝床のすぐ近くにトイレを設置すると、本能からそこで排泄することを避ける場合があるため注意しましょう。
ワンちゃんのトイレスペースは、できるだけ寝床から離れた静かな場所に設置しましょう。
愛犬のトイレ近くに布製の敷物を敷かない
犬は砂地や草むらといった、地面がやわらかい場所で排泄することを好みます。
よって、トイレの近くにカーペットやラグなどのやわらかな素材の敷物があると、その上で排泄をしたがります。
また、犬は足裏でトイレシートの感触を覚えます。
カーペットやラグはトイレシートに質感が似ていることから、感触の違いを認識できずうっかり間違えてしまうことも。
一度、敷物に排泄すると掃除をしてもニオイが残ってしまうため、同じ場所で繰り返し粗相をしてしまいます。
フローリングやクッションフロアのような床材はトイレシートとは質感が大きく異なるため、ワンちゃんも床とトイレとの違いを認識しやすくなります。
愛犬のトイレトレーニングに役立つ床材選びのポイント
トイレトレーニングが成功するまで、ワンちゃんの粗相による床掃除の頻度はかなり多くなります。
排泄物を拭き取りやすく、ニオイが残りづらい床材なら、粗相をしてしまっても手軽に掃除できます。
撥水機能付きなら汚れが内部に染みこみにくい
表面に水をはじく撥水加工が施された床材なら、ワンちゃんの排泄物が付着しても内部に染みこみにくく、サッと拭き取るだけで簡単に除去できます。
乾拭きはもちろん水拭きすることもできるため、こびりついた汚れもスッキリと取り除けます。
さらに床用洗剤を使用できる素材なら、室内の衛生度をより高く保てます。
消臭機能付きなら排泄臭を軽減できる
トイレの失敗によって、もっとも気になるのは排泄臭です。
消臭機能付きの床材なら、床についた排泄臭を大幅に軽減できます。
ニオイの原因物質を分解することで床に排泄臭が蓄積されにくくなるため、ワンちゃんが同じ場所で繰り返し粗相をすることの予防にも役立ちます。
抗菌・防カビ機能付きなら雑菌の繁殖を抑制できる
床に雑菌が増殖すると不快なニオイの発生源になるだけでなく、黒ずみやカビの原因にもなります。
床材に雑菌の繁殖を抑制する抗菌機能や、カビの発生を防ぐ防カビ機能が備わっていれば、掃除では取り除けない菌を分解して快適な室内環境を保てます。
特に、トイレトレーニング中は雑菌に汚染されやすい環境にあるため、清潔をサポートする機能は要注目です。
愛犬との暮らしに寄り添うラグリエのペットマットがおすすめ
ラグリエのペットマットは、ワンちゃんとの心地よい暮らしをサポートする高機能クッションフロアです。
ラグリエのペットマットの表面には高耐久UV樹脂コーティングという、耐久性・耐摩耗性に優れた特殊加工が施されています。
ワンちゃんが走り回ったり、爪で引っかいたりしても傷が付きにくく、簡単なお手入れで美しい床を維持できます。
また、耐水性に優れていることに加えて防汚加工も施されているため、ワンちゃんが床で粗相をしても汚れがこびり付きにくく、拭き取りやすいという特徴があります。
さらに、消臭機能付きでペット臭や排泄臭を軽減できるうえ、抗菌・抗ウイルス機能によりニオイの原因となる雑菌の増殖を抑制します。
床にラグリエのペットマットを敷くだけで、トイレトレーニング中でも清潔な空間を保てることはもちろん、飼い主さんの精神的・肉体的な負担軽減にも役立ちます。
ペットマットで愛犬も飼い主もストレスフリーにトイレトレーニング!
トイレトレーニングは、飼い主にとってもワンちゃんにとっても根気が必要です。
トイレトレーニング中のワンちゃんは粗相をしてしまうことも多く、掃除しやすい床材であることに越したことはありません。
床にペットマットを敷くことで、ワンちゃんが粗相をしてしまっても簡単な掃除で衛生度を高く保つことができます。
どんなに賢いワンちゃんでも、完璧にトイレの場所を覚えるまでにはある程度の時間を要します。
ぜひペットマットを上手に活用して、心地よくトイレトレーニングに取り組んでくださいね!
\愛犬も飼い主もストレスフリー/
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赤田加奈子
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