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床DIYで賃貸フローリングを保護しよう! 床材の選び方とおすすめの床材をご紹介

コラム

床DIYで賃貸フローリングを保護しよう! 床材の選び方とおすすめの床材をご紹介

2021.07.26 (最終更新日:2024/07/02)

フローリングには、掃除がしやすく重いものを置いても跡がつかないといったメリットがある反面、傷や水に弱いというデメリットもあります。

賃貸住宅では退去時に原状回復が必要になるため、できるだけフローリングを汚さないようにしたいもの。

フローリングの保護にはクッションフロアなどの床材の利用が最適です。

今回は、賃貸でも使える床材の選び方を解説し、初心者の方にもおすすめな床材を紹介します。

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賃貸でフローリングを床材で保護するメリット

はじめに、賃貸でフローリングを床材で保護するメリットを解説します。

傷や汚れを防ぐ

犬 床 傷
犬に傷つけられたフローリング

フローリングの欠点は、傷がつきやすく水に弱いという点にあります。

床材を使えば、フローリングを傷や汚れから守れます。

特に、小さい子どもやペットのいる家庭は、ご飯を食べこぼしたり物を落としたり爪痕がついたりと、傷や汚れがつきやすくなるため、床材の使用がおすすめです。

また、賃貸の場合だと、前に住んでいた人がつけた傷や汚れが気になることがあります。床材はそういった傷も隠してくれるので、よりくつろげる空間を作れます。

各メーカーが販売している床材には特別な工具を必要とせず、簡単に施工できるものもあり、特にクッションフロアとタイルカーペットは安価で取り扱いも難しくないため、初心者に人気です。

手軽に使える床材は、フローリングの保護に最適な素材なのです。

部屋の雰囲気が変わる

部屋の雰囲気を変えようと思うと、インテリアの色や配置に目がいきがちで、ほとんどの人は床を変えようとは思いません。

じつは、床は部屋の印象を決める大きな要素の一つ。

床や壁のカラーをベースにインテリアを選ぶことで、部屋に統一感がでて雰囲気も良くなります。

壁のカラーをすぐに変えるのは難しいですが、床のカラーは床材を使えば手軽に変更可能です。自分の持っているインテリアに合わせた床材を選ぶだけで、部屋の雰囲気を大きく変えられます。

部屋の印象を変えたい場合は床にも注目してみてください。

床材を選ぶポイント

床材には、フローリング、フロアタイル、タイルカーペット、クッションフロアといった種類があります。

どの床材も色や柄のバリエーションが豊富です。どれを選べばいいのか迷う方のために、床材を選ぶ3つのポイントを解説します。

フローリング:木製の床材。価格は高いがその分強度がある。初心者には不向き

フロアタイル:ビニール製の床材。小さなタイルを並べて使用する

タイルカーペット:カーペットをタイル状にした床材。初心者向き

クッションフロア:ビニール製の床材。価格が低く人気が高い。初心者向き

原状回復可能かどうか

賃貸で床材を使用するなら、既存の床を傷つけないものを選択しましょう。

日常的な傷は原状回復に含まれませんが、できるかぎり床を大切にしたいですね。

じつは同じ種類の床材でも製品によって施工方法が異なります。例えば、クッションフロアの中には、専用の接着剤で既存の床に固定するものや、滑り止めシートを設置して置くだけで施工が終わるものなどがあります。

ラグリエ 吸着すべり止めシート
ラグリエのデザインフロアマット(クッションフロア)なら、吸着すべり止めシート付。

クッションフロアだけでなく、フローリングやフロアタイル、タイルカーペットも同様に、製品によって施工方法が異なります。

接着剤や釘で床に固定するタイプの製品は、原状回復ができなくなるので注意が必要です。

部分的にのりや釘を使用する製品もありますが、製品をはがした後にのりや傷跡が残ってしまうことがあるため、これも避けたほうがいいでしょう。

床材の購入前には、必ず施工方法を確認してください。

各種床材の中には原状回復可能な賃貸向けの製品も販売されているので、その中から選ぶことをおすすめします。

また、通常の施工では接着剤や釘を利用して原状回復できない床材でも、マスキングテープ等を使って原状回復可能な状態で利用することもできます。

実際に、通常なら接着剤を使って施工するクッションフロアを、マスキングテープと両面テープを使って固定される方もいます。

しかし、本来の施工方法とは異なる方法で設置すると、場合によっては床材がずれたり、貼ってすぐなら問題なくはがせるマスキングテープも、長期間貼っているときれいに剥がせなくなったり、後が残ってしまう場合があります。

初めての設置で不安な方は、原状回復可能な施工方法の床材を選ぶことをおすすめします。

加工のしやすさ

ほとんどの部屋は真四角ではないため、どうしても床材をカットする必要があります。

特に部屋の出入り口付近は床の形が複雑になっていることが多く、丁寧な作業が求められます。

フローリングなどの固い床材を選ぶと、専用の工具が必要になったり、加工自体が大変です。

部屋の隅のクッションフロアを切る
クッションフロアなら、ご自宅のハサミやカッターで簡単に調整できます。

クッションフロアやタイルカーペットなど、ハサミやカッターで簡単にカットできる床材が便利です。

施工のしやすさ

同じ種類の床材でも、床材の裏が接着面になっているものや、滑り止めがついているもの、別途貼るためのテープがいるものなど、いろいろな施工方法のものがあります。

タイルカーペットを敷く
タイルカーペットなら、置くだけ簡単です。

タイルカーペットの中には、床材の裏が接着面になっていて、貼った後に簡単にはがせるタイプもあり、位置を調整しながら作業ができるので初心者の方におすすめです。 

また、フローリングのように重い床材を選んでしまうと、ひとりで施工するのがとても大変です。

クッションフロアやタイルカーペットなど、施工できそうな重さやや大きさのものを選びましょう。

賃貸利用OK!原状回復可能なおすすめの床材

初心者の方でも簡単に扱える床材を2種類ご紹介します。

クッションフロア(フロアマット)

ペインホワイト

クッションフロアはクッション性のあるビニール製の床材です。フロアマットとも呼ばれています。

色や柄などの種類が豊富で、価格もそれほど高くないため、DIY初心者にとても人気です。水や汚れに強く、掃除も簡単にできる優秀な素材です。

クッションフロアを敷くには、専用ののりやテープで接着するか、滑り止めを設置する必要があります。

貼ってはがせる原状回復可能なすべり止めシートも販売されているので、賃貸でクッションフロアを使う場合はそちらを購入しましょう。

クッションフロアは接着すればほとんどずれないので、人がよく通る場所に設置しても問題ありません。

部屋の形に合わせてはさみやカッターで自由に加工できるのもクッションフロアのメリットの一つです。

カッターでカットする際のガイドに「地ベラ」を使用することで、部屋のふちに沿ってきれいにカットできます。

また、一般的なクッションフロアの幅は1,820mmあります。幅が広いと狭い範囲を施工したり一人で施工したりする場合に取り扱いが難しくなるため、使用シーンに合わせてより小さい幅のものを選びましょう。

ラグリエが発売しているデザインフロアマットは、幅900mmで女性にも取り扱いやすいのが特徴です。付属の滑り止めを使って設置するだけなので、DIY初心者の方にもおすすめです。

クッションフロアは重い物を長時間のせているとへこみ跡がついたり、冬は冷たくなったりといったデメリットもありますが、設置の手軽さと手入れのしやすさはどの床材よりも優秀です。

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タイルカーペット

タイルカーペットは、一辺30cm~50cm程度の正方形の床材です。

タイルを並べることで、色の組み合わせを楽しんだり自由に配置を変えたりできます。

カッターで簡単にカットできる上、軽くて取り扱いが簡単なため、初めて床材を使う人にもおすすめできます。

タイルの裏面に吸着性がある製品が多く、置くだけで施工は完了です。ただし、しっかりと床に接着しているわけではないので、人の移動が多い場所ではタイルがずれることもあり、注意が必要です。

素材の特性上、汚れがつきやすいのがタイルカーペットのデメリットですが、汚れた部分だけを取り外して洗濯できるので、大きなカーペットを一枚敷くよりもお手入れが簡単で衛生的です。

黄緑と黄色と白色でデザインされたタイルカーペット
部屋に敷き詰めることも、ラグのようにも使えるタイルカーペット

タイルカーペットをお部屋全体に敷き詰めてきれいに置くコツは、設置の基準となる線を正確につけること。

基準線が曲がっていると、部屋に対してタイルカーペットの配置が歪んでしまいます。特に広い面積にタイルを敷く場合は、基準線を正確につけるようにしましょう。

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床保護におすすめの床材を上手に使って、賃貸住宅の床を傷から守ろう

床DIYすると、フローリングを保護できるだけでなく、部屋の雰囲気も手軽に変えられます。原状回復できるか、加工と施工がしやすいかというポイントを押さえて、自分に合った床材を選びましょう。

おすすめの床材はクッションフロアとタイルカーペット。

どちらの床材も扱いが簡単なので初心者の方はまずこのふたつに挑戦してみてください。

クッションフロアとタイルカーペットを使って、床を保護した賃貸のお部屋

クッションフロアを使用するなら、ラグリエのデザインフロアマットがおすすめです。幅が900mmと狭いため持ち運びに便利で取り扱いも楽です。床を傷つけない「吸着滑り止めシート」もついているので、簡単に施工できます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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