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rugreaトキメキ床研究会~世界のタイル博物館&常滑散策編~

ラグリエ部活動

rugreaトキメキ床研究会~世界のタイル博物館&常滑散策編~

2021.07.19 (最終更新日:2024/07/02)

こんにちは!ラグリエのhattoriです。

『足の下のステキな床』著者の今井さんにお会いして、既存の床のすばらしさに触れた、私たちラグリエスタッフ。

自分たちも、ステキな床、カワイイ床を探したい!

素敵な床を愛でる目を養うためにも、まずは色々なところに行ってみて、カワイイ床、ステキな床を探してみよう!となりました。

不定期企画!『rugreaトキメキ床研究会』

自分たちで、トキメキを与えてくれる床を探しに行ってきます!

\おしゃれな柄、可愛い柄がいっぱい!/

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愛知県常滑市に行ってきました!

記念すべき第1回目は、愛知県常滑市へ。

旧市街を歩くと、点在しているレンガ煙突を見ることができます。
窯業で栄えた、古くからの町並みがそのまま残っていますよ。

常滑市は窯業が盛んな街で、常滑焼は日本六古窯の一つ(他は瀬戸、越前、信楽、丹波、備前の五つ)でもあり、この中で最も古く、最も規模が大きい窯元です。

今回のrugreaトキメキ床研究会では、このやきものの街で『INAXライブミュージアム』と『土管坂周辺散策』に行ってきました!

見て触って体験できる INAXライブミュージアム

撮影:Yamaさん

常滑市にある『INAXライブミュージアム』には「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」「土・どろんこ館」「ものづくり工房」「建築陶器のはじまり館」と6つの施設があります。ものづくりの心を伝えるミュージアムとして躍動感あふれる活動を展開しています。

大きな煙突が目印に!時間があればゆっくり公園散策してもよさそう。

トキメキいっぱい 世界のタイル博物館

まずは、「世界のタイル博物館」へ。

親子をかたどったステンドクラスが可愛い

ここには、紀元前から近代まで、7000点を超える装飾タイルを世界の国と地域から収蔵され、その中から、選りすぐりのタイルたちが展示されています。装飾タイルの魅力と発展の歴史を紹介する、希少なタイル専門博物館です。

受付を済ますと、目の前にはタイルの巨大なエントランス。

ワクワクしながら、いざ中へ。

撮影:Yamaさん

博物館に入ってすぐのエントランスの床も凝った作りでした。

丸いタイルが壁一面に。

同じタイルでも、貼り方を変えると、さまざまな模様が作れます。タイルならではの面白いところですね。

撮影:Tinaさん『ボコボコ段差のがある感じがとても素敵。』

世界最古のタイルや、細かいモザイクタイルの装飾が印象的でした。また、ボコボコしている感覚。ひんやりする感覚。味のあるタッチのイラスト。見て触って楽しかったです。

朝昼晩、光の当たり方でさまざまな表情を見せてくれるタイル。

天井も美しいタイルで埋め尽くされ、うっとりしてしまいます。

外国版の囲炉裏でしょうか…アンティークな絵柄のタイルが素敵です。
よく見ると、1枚1枚の動物の絵柄がユニークで可愛い!

タイルは、壁や天井だけでなく、床にも。建物のあらゆる所でオールマイティに活躍する素材なんですね。

壁も床も、みんなタイル!
クッションフロアでも似たような柄がありますね!こちらが本家??
階段のタイルも素敵すぎる!
目の錯覚で柄の並びが変化して見えて楽しい。
撮影:hattori

もはや、床が大きなキャンバスのよう。こんなに自由な発想で床を作れたら楽しいですね(笑)

せっかくなので、他の建物も見学してきました!

世界のタイル博物館の見学を終えて、せっかくなので、INAXライブミュージアムの他の施設も見学してきました!

窯のある広場・資料館

常滑のレンガ煙突が目を惹くメインの建物です。

土管を焼いた大正時代の窯と建物、煙突を保存し公開している『窯のある広場・資料館』。

タイル博物館の入場券もここで買えますので、まずは、この施設を訪れると良いと思います。

明治から昭和にかけて、常滑でつくられた焼き物や道具が展示されています。

迫力ある煉瓦造の大きな窯や、太い梁と柱を用いた小屋組みが圧巻な施設です。

陶楽工房

見るだけでワクワクしてしまう、カラフルで可愛いタイルがたくさん

ここ『陶楽工房』は、緑にかこまれた気持ちのよい空間で、陶を使った豊富なメニューで“ものづくり”を楽しめる建物です。

いろいろな作品が並んでいます。

自分だったらどんな作品を作ろうかな~と想像するのも楽しいですね。

体験講座は予約制で、所要時間1~1.5時間くらいで作れるそうですよ。楽しみながら、世界に一つだけの作品が作れますね!

講座によっていろいろな体験ができます。

講座メニューは期間限定メニューもあるようなので、行かれる方は、先にホームページをチェックしてみてくださいね。

建築陶器のはじまり館

豊かな緑が覆う広場で、のんびりとテラコッタを鑑賞できる「テラコッタパーク」

日本を代表する、芸術性の高いテラコッタ・コレクションを展示している『建築陶器のはじまり館』

ビルの外壁に飾られていたテラコッタ。近くで見ると迫力満点です。

落ち着いた土壁に囲まれて、テラコッタ建築とその時代を感じられる屋内エリアと、豊かな緑が覆う広場で、自然光のもとテラコッタを鑑賞できる屋外エリア「テラコッタパーク」からなる展示施設です。

これはなんの動物?みんな個性的な顔です。

長年風雨にさらされたテラコッタが、美しく整備されたパークの緑に映え、造形のおもしろさを味わいながら散策できますよ。

土・どろんこ館

土に触れ、遊び、体感することで、土の無限の表情に出会い、その魅力や可能性を発見できる『土・どろんこ館』

緑に囲まれた、すがすがしい空間です。
建物の中も、吹き抜けでおしゃれな施設でした。

住まいの素材であり、やきものの原料である土。土をふんだんに使った建築の温もりや気持ちよさを感じる館内で、土の展示や体験教室を開催しています。

小宇宙を感じる、美しい「どろだんご」たち。

土をふんだんに使ったこの建物のなかで体験できるのは、土の魅力を体感する「光るどろだんごづくり」や「土のパステルづくり」など。

光るどろだんごは、1時間半ほどで作れるそうです。子どもから大人まで、みんなで夢中になってしまいそうですね。

ぐるぐるとデザインが変わって、不思議な空間に引き込まれます。

私たちが訪れたときは、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】幾何学紋様の律動、タイリングの宇宙」という展覧会を開催していました(~2021年10月12日まで)

美術家の野老朝雄と建築デザイン事務所〈noiz〉が再びタッグを組み実現した展覧会です。

プログラミングにより生成された映像や音も織り込まれたダイナミックな環境で、まるで生きているかのように振舞う紋様とタイリングの妙。ここでしか体験できない美をぜひ、体感しに行ってみてくださいね。

これでぐるっと、INAXライブミュージアムを見てきました!体験教室などに参加したら、一日楽しめる施設ですね~。

世界のタイルが見られて面白かったですね。

動物や人をモチーフにしたタイルがかわいくて、見てて飽きなかった~。 次回は泥だんご作りに挑戦したいです。

帰ってからオンラインのタイル検定2級を受けました。何度かトライして2級合格 笑。それを通して改めて、タイルの歴史が深く面白く、また進化しているものだと感じました。

もともとモザイクタイルで小さなアクセサリーなどを作ったりしていましたが、今度はモルタルを使用して床をタイル施工してみたいなと思いました。

ランチはMADOYAMAでカレー

INAXライブミュージアムをたっぷり楽しんだ後は、腹ごしらえへ。

地元Tinaさんに先導してもらって、1階がおしゃれな雑貨店、2階でカレーをいただける、MADOYAMAというお店に行ってきました!

常滑焼の土管の工場をリノベーションしたお店は、とってもおしゃれで味わいある空間でした。

お店の雰囲気がよくて、くつろげました。 タンドリーチキンのプレートを注文しましたが、タンドリーチキンが程よい辛さでおいしかったです。

1階に販売していた食器が気になりました。

撮影:Tinaさん『色とりどりのプレートが素敵』

やきもの散歩道にあるMADOYAMAさん。ほっと安らぐ空間でした。

タンドリーチキンカレーをチョイス。野菜はもりもりでお腹いっぱいになりました。黒蜜のレアチーズケーキもとても美味しかったです。

撮影:hattori 

辛いのは苦手なのですが…、そんな私でも美味しくいただけました!焼きたてのパンが美味しすぎ~。豆腐のティラミスの優しい甘さにも癒されました。

常滑といえば… 土管坂周辺散策

お腹もいっぱいになったところで、常滑といえば『土管坂』。MADOYAから徒歩5~10分で行けます。

撮影:Yamaさん

土管坂はやはり定番ですね。

私の母校が常滑にあり、やきもの散歩道周辺は通学路でした。当時は空港もコストコもイオンもなくて、やきもの散歩道周辺のお店もそんなに多くなかったんですよ。

今はお洒落なお店も増え、見違えるほど変化しましたね。

坂道には「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を敷き詰め、滑らず歩きやすいように工夫されているんだそうです。

細い裏道をぶらぶら散策。壁面にも明治期の土管や昭和初期の焼酎瓶が埋め込まれています。

初めて行ったけれど、懐かしい気持ちになるところでした。 レトロな街並みが素敵。

宿泊ならこちらがオススメ YOMOGI GUESTHOUSE

「常滑、面白そうだけど、ちょっと遠いなぁ~」なんて方は、1泊されてはどうでしょうか?

日本人とスイス人のご夫婦が営む、古民家ゲストハウス。
古民家を改装してあるだけあって、歴史を刻んだ木がふんだんに使われています。
撮影:Tinaさん『床に味があってとても落ち着く空間です』

常滑に行く時は、是非YOMOGI GUESTHOUSEさんでの宿泊をおすすめします^^(英語 フランス語OK) オーナーはとても気さくな方です。土管坂を登り切ったところ左手に見えてきますよ。

YOMOGI GUESTHOUSE instagram : https://www.instagram.com/yomogi_guesthouse_tokoname/

常滑散策を終えて

散策中にネコちゃんに遭遇!

ミュージアムからの常滑散策でちょうどいい運動になる距離感がよかったです。

常滑は本当によく足を運ぶんですが、床を視点に巡る、女子ラグリエメンバーとの常滑は一味違いました。とても楽しかったです。

今後、タイルをもっと勉強して、タイル検定1級を目指したいと思います 笑 

歴史のある昔ながらの窯元の歴史を感じるレトロな雰囲気と、そういった空間に溶け込んだおしゃれな雑貨屋さんやごはん屋さんが混在していて、楽しく散策できました~。

後日談…

撮影:Tinaさん『地球と火星?対称的な光るどろだんご』

後日、息子を連れて「光るどろだんご」を作りに行きました。ツルツルピカピカのどろだんごが完成しました。大人も子供も真剣に作られてましたよ!

rugrea トキメキ床研究会 ~常滑編~ まとめ

INAXライブミュージアムからの常滑・土管坂周辺散策。盛りだくさんの1日でした。

世界のタイル博物館では、とってもカラフルで、どこまでも自由で、おしゃれなタイルの床をたくさん見ることができました。

対して土管坂周辺散策では、長い間大切に使い込まれた木のぬくもりを感じる床や、陶器を埋め込んだユニークな歩道の道など、味わい深い床を発見!

カメラを片手に一人で訪れてもよし、ご家族や大切な人と一緒に訪れてもよし、常滑は一日楽しめる街でしたね。

次はどこに行ってみようかな?

次回のrugrea トキメキ床研究会もお楽しみに~。

\おうちの床を手軽に素敵に変えるなら/

ラグリエのデザインフロアマットがおすすめです!

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●INAXライブミュージアム

愛知県常滑市奥栄町1-130

TEL : 0569-34-8282

https://livingculture.lixil.com/ilm/

●MADOYAMA

愛知県常滑市栄町3-111

TEL : 0569-34-9980

https://www.instagram.com/madoyamaniino/

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hattori

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インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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