
沖縄は、透き通るエメラルドグリーンの海だけでなく、豊かな自然が息づく場所として、多くの旅行者に愛されています。
海岸線に広がる美しいビーチ、そして山々を彩る熱帯植物—これらは沖縄の自然美のほんの一部です。
しかし、沖縄の魅力には、自然だけでなくもう一つ、見過ごせないポイントがあります。
それが、沖縄の伝統的な建築物や施設に施された美しい床のデザインです。床の美しさに目を向けることで、沖縄の文化や歴史が一層深く感じられることでしょう。
今回は、沖縄の素晴らしい景観を背景に、沖縄の床の美しさにも焦点を当てて、旅行で訪れるべき魅力的なスポットを紹介していきます。
\床が変われば心が変わる/
もくじ
読谷村の異国情緒漂うスパニッシュな建物【日航アリビラ】
読谷村に佇む異国情緒漂うスパニッシュな建物、日航アリビラ。
スペイン語の「Alivio(くつろぎ)」と「Villa(別荘)」を組み合わせたその名前には、訪れる人々に贅沢なくつろぎのひとときと、自然との調和を感じさせる空間が広がっています。

このホテルを選んだ理由は、義姉のおすすめがきっかけです。実際に館内を見学してみると、その魅力にすっかり引き込まれました。
アリビラは、ひとり旅、カップル旅行、家族旅行など、訪れる人々の数だけ楽しみ方が広がる場所。
部屋でゆったりと読書を楽しむも良し、海やフィールドでアクティブに過ごすも良し、どちらも贅沢な時間を提供してくれます。

私自身は宿泊することなく、館内の見学のみとなりましたが、それでもホテルの美しさに感動しました。

時にはホテルを抜け出して、読谷村の地元グルメを楽しんだり「やちむん(焼きもの)」体験をしたりも思いのままです。

一歩足を踏み入れると、館内はまるで美術館のような絵画やオブジェなど、感性が光る見事な調度品に溢れ、楽しませてくれます。

ホテル内外を散策しながら、床や映えスポットを探すのが楽しいひととき。

長い時間ゆっくりと過ごすことはできませんでしたが、館内はアート感溢れる空間で、まるで美術館にいるような感覚に包まれました。

さらに、アリビラにはプールやスパ、エステなども完備しており、リラックスできる施設も充実していました。もし宿泊していたなら、ゆっくりとリラックスすることができたのでしょう。

沖縄の美しい自然に囲まれたアリビラで、まさに至福のひとときを過ごせること間違いなしです。
【ホテル日航アリビラ】基本情報
〒904-0393 沖縄県中頭郡読谷村儀間600
098-982-9111
https://www.alivila.co.jp/
自然豊かな体験型総合施設 ガーラ【Gala青い海】
「 Gala青い海 」は、ホテル日航アリビラの南に位置する自然豊かな読谷村にある体験型総合施設です。

見渡す限りのサトウキビ畑や、眼前に広がるコバルトブルーの海—これらの沖縄ならではの風景を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

アリビラから近く、食事を楽しむために寄ってみました。
施設内では、陶芸、ガラス細工、ダイビング、乗馬などの沖縄らしい体験が楽しめます。家族みんなでさまざまなアクティビティを楽しむことができる場所です。

施設内にはお土産ショップもあり、オリジナル商品や沖縄の特産品をたくさん見ることができます。買い物も楽しみの一つです。


私が訪れた際には、NUKUMI KITCHENでメキシコ料理をいただきました。
メキシカンブリトーはボリューム満点で、とても美味しく、タコスに付いていたサルサも手作りだった気がします。とても美味しかったです。
沖縄の風を感じながら、素晴らしい食事を楽しむのは、まさに至福のひとときでした。

私が訪れた時にはメインホールにたくさんの風鈴が吊るされており、心地よい音を聞きながら過ごすことができました。
施設内のスムージー屋さんでいただいた「シママースの塩ソフトクリーム(ちんすこう付き)」は、とても美味しく、沖縄らしい味わいが楽しめましたよ。

「Gala青い海」は、食事、ショッピング、さまざまな体験が一つの場所で楽しめる魅力的な施設です。
家族や友人とともに訪れて、沖縄の風土を存分に感じながら、思い出に残るひとときを過ごすことができるスポットです。
「Gala青い海」基本情報
〒904-0323 沖縄県中頭郡読谷村高志保915番地
http://www.gala-aoiumi.com/
三日月形のビーチに抱かれたリゾートホテル【THE MOON BEACH MUSEUM RESORT】
恩納村のリゾートエリア、美しい自然に囲まれた最高のロケーションと三日月形の天然ビーチを抱くように建つ「THE MOON BEACH MUSEUM RESORT」。
夜間飛行中のアメリカ人パイロットが偶然見つけた、月光を浴びて輝く三日月形の白浜。その美しさに「ムーンビーチ」と名付けられたと言われています。

1975年にこのビーチ沿いに「ホテルムーンビーチ」が創業され、沖縄ビーチリゾートの歴史はここから始まりました。長い歴史を誇るこのリゾートホテルは、現在も多くの人々に愛され続けています。

ホテルの敷地内はどこを見てもトロピカルな景色が広がり、オープンなエントランスからは心地よい開放感が漂います。
色とりどりの花が咲き誇る庭園を散歩しながら、南国らしい雰囲気を満喫することができます。

また、建物のレトロなデザインは、良い雰囲気を醸し出しており、時の流れを感じさせます。
私がこのホテルを選んだ理由は、「映えスポットとして行ってみたい」という思いからでした。
ホテルに足を踏み入れると、まるで南国の楽園に迷い込んだような感覚を味わえます。館内を散策しながら、その魅力を堪能しました。

特に印象に残ったのは、緑のポトスが美しく飾られたカーテン、アトリウムプール、そして開放的なロビーから見えるビーチです。これらの場所は、南国リゾート感満載で、癒しの空間が広がっていました。レトロなデザインがある一方で、花や緑が多く、癒される雰囲気も感じられました。

「THE MOON BEACH MUSEUM RESORT」は、古き良き時代の沖縄リゾートを感じつつ、現代的なリラックスした空間も楽しめる、素晴らしいスポットです。
南国の自然に囲まれたこの場所で、心身ともに癒されるひとときを過ごせます。
「THE MOON BEACH MUSEUM RESORT」基本情報
〒904-0414 沖縄県国頭郡恩納村前兼久1203
https://www.moonbeach.co.jp/
098-965-1020
沖縄の独特な建築美が輝くアート空間【名護市役所 】
沖縄北部に向かう道すがら、国道58号線を走っていると、思わず目を引く建物が現れます。それが、まるでジブリの世界が実写化されたような、幻想的な雰囲気を持つ「名護市役所」です。

美ら海水族館に向かう途中で見かけた、この沖縄特有の建築物が気になったので立ち寄りました。
普段見かける市役所の建物とは一線を画しており、そのユニークな外観に引き寄せられるように足を運びました。

沖縄の典型的な建築を感じさせつつも、独特なデザインが印象的で、まるで映画のセットに迷い込んだかのような気分になります。

外観を見ると、どこか「天空の城ラピュタ」のロボット兵やキツネリスが出てきそうな、ファンタジックな雰囲気を感じさせます。
建物そのものが一種のアートのようで、その存在感は圧倒的です。

中に入ると、普通の市役所としての機能を持っているものの、撮影は禁止。内部の写真は撮れませんでしたが、建物自体の印象は非常に特別でした。
個人的には、この場所が持つ「古代遺跡的なフォトジェニックな魅力」にも心を奪われました。
まるで過去の文明がそのまま残っているかのような雰囲気があり、その独特な空間は、訪れる人々にとって印象深いものになることでしょう。

名護市役所は、沖縄の風土と歴史を感じることができる建物であり、その存在は訪れる価値が十分にあります。
どこを切り取っても写真映えするこの建物は、沖縄旅行の新たな見どころの一つと言えるでしょう。
【名護市役所】基本情報
〒905-0014 沖縄県名護市港1丁目1−1
http://www.city.nago.okinawa.jp/
098-053-1212
那覇市おもろまちに建つ文化の発信地【沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)】
那覇市おもろまちにある「沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)」は、美術館と博物館が一体となった複合文化施設。

グスク(沖縄の城)をイメージしたという外観は、まるでコンクリートでできた要塞のよう。

初めて訪れる人は、その重厚な佇まいにきっと圧倒されるはずです。

ふと足元を見てみると、ユーモラスな表情の石像「シーシ」がひょっこり。そんな遊び心にも思わずクスリと笑ってしまいます。

各所で展示物を眺めながら、「なぜこの形なのか」「どんな人が使っていたのか」など、自然と会話が生まれる時間は、親子で過ごすにはぴったり。

筆者は息子と一緒に「タッチ・ザ・ダイソー」という催し物を目的に訪れましたが、館内に一歩足を踏み入れると、沖縄の自然や歴史、芸術に触れられる展示が広がっており、目的以上の発見がたくさんありました。

無料で利用できるふれあい体験室では、民具や昔の玩具で実際に遊ぶことができ、見て学ぶだけでなく、触れて感じられる体験ができるのも嬉しいポイントです。

展示の見応えはもちろんのこと、広々とした館内は落ち着いた雰囲気で、子ども連れでもゆっくりと過ごせる居心地の良い空間でした。
沖縄の文化にじっくり触れてみたい方には、心からおすすめしたいスポットです。
【沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)】基本情報
〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1
http://okimu.jp/
098-941-8200
沖縄の“床”に触れながら、人の温かさにも出会える旅を
沖縄の魅力は、美しい海や自然、そして伝統的な建物に見られる文化的な床だけにとどまりません。
そこに暮らす人たちの温かさや、人とのつながりも、旅をより深く印象づけてくれます。
「いちゃりばちょーでー」この言葉は沖縄の方言で「一度会えば皆兄弟」、一期一会のような意味があります。
私はこの言葉のように、人と人との繋がりを大切にする沖縄の伝統や文化、人の温かさが好きです。
今回紹介したのは、沖縄のほんの一部。
でも、どこを訪れても、そこにある床のデザインや風合い、そして人のぬくもりから、沖縄らしさがじんわりと感じられるはず。
温暖な気候で、どの季節に訪れても楽しめる沖縄。沖縄に行くことがあったら、足元の美しさと人の優しさに触れる“床目線の旅”を、ぜひ体験してみてください。
\床が変われば心が変わる/
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rugreaさん

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