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世界の床旅 ヴェルサイユ宮殿の素敵な床

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世界の床旅 ヴェルサイユ宮殿の素敵な床

2024.07.29 (最終更新日:2024/07/29)

「世界の美しい宮殿・・・」というと何を思い浮かべますか?

壁の装飾や、天井に描かれた絵画が思い浮かぶかと思いますが、床の美しさも忘れてはならないのが、ラグリエとしてのポイントです。

今回は、ヴェルサイユ宮殿の床の美しさをご紹介していきます。

\床が変われば心が変わる/

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世界の床旅 ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿の建物は、バロック建築と呼ばれる彫刻や絵画などの芸術が一体となっている建築様式です。

ヴェルサイユ宮殿は、フランスを代表する観光地でもあります。

日本からフランスまでは飛行機で15時間以上かかり、日本の時差は約8時間。日本人の観光客も多く、建築などの芸術や料理、語学の勉強で訪れる人も多い国です。

フランスの首都パリからヴェルサイユ宮殿まではさらに約23㎞。電車や車で現地に行くことになります。

フランスに訪れる機会があった際には、ぜひ一度は、ヴェルサイユ宮殿に行くのをおすすめします。

ここがステキ!ヴェルサイユ宮殿の床の美しさ

それでは早速、ヴェルサイユ宮殿の床を見ていきましょう。

こちらは宮殿の内庭、白と黒を基調とした、大理石が敷き詰められている床です。

長方形や正方形の柄が描かれており、華やかな印象がありますね。ここの内庭は、王の寝室からも眺められます。

こちらは「鏡の間」と呼ばれており、ヴェルサイユ宮殿の中でも最も有名なところです。

床は木材で、クロスの模様が特徴的。組木柄の床は、職人が一枚ずつ加工し、手で貼っていき、完成しました。

「鏡の間」の長さは、約75mで357枚もの鏡が壁に配置されています。建設当時は、電気がなく、太陽の光を取り入れるのに鏡が配置されていました。

鏡が配置されている反対側のガラスの下の床には、黒色の四角形の大理石が規則正しく並んでいます。

「鏡の間」は、内部の装飾に目が行きがちですが、実は、ガラスから庭園を覗くこともできます。もし行く機会があった際は、ぜひ、庭園を上から見てみてください!感動しますよ。

こちらのストリートビューの床は、一見すると、シンプルな木材の床ですが、ヘリンボーン柄と呼ばれるV字が続く柄が特徴的な床となっています。

左右非対称の平行四辺形を組み合わせて貼られており、時間と手間がかかっているのが見てわかりますね。

ヘリンボーン床は、ヴェルサイユ宮殿で使用されたのが発祥と言われており、貴族の間でも人気がありました。

日本でも似たような柄の床を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?この床の柄は、現在の日本の住宅でも人気です。

ヴェルサイユ宮殿の床は、もっいろいろな種類の木目床があると思って探してみましたが、グーグルマップで見る限り、意外とバリエーションは少ない印象でした。

「ロイヤルチャペル」は、ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼が行われた場所です。

床には繊細な模様が描かれており、四角の中に円形の柄が見えます。

内部に入ることができず、床に近づいてよく見るのは難しいですが、下の階の床にも同じような柄が描かれています。

ヴェルサイユ宮殿の多くの床が寄木張りでシンプルな印象でしたが「ロイヤルチャペル」は、華やかな印象の床です。床は、模様があるところばかりで、無地の柄が見当たらないくらい、豪華な雰囲気ですね。

マリー・アントワネットは、悲劇の王妃というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。14歳という若さで結婚して、38歳で処刑されてしまいます。

豪華な衣装を身に付けていたため、浪費家や散財する印象を持っていた人もいたでしょう。マリー・アントワネットへの誹謗中傷が絶えず、死刑に値する罪状の証拠があったのかは不明と言われています。

ヴェルサイユ宮殿の歴史

ヴェルサイユ宮殿は、1624年にルイ13世の狩猟の館として建築されたのが始まりとされています。

その後、ルイ14世によって改築され、現在のヴェルサイユ宮殿の姿となりました。当時は、宮殿内に貴族の居住空間もあり、フランス絶対王政の象徴的建造物と言われていました。

建設当時は、水もなく、セーヌ川から水道橋で水を引いており、ヴェルサイユ宮殿を建築するのに莫大な費用がかかったのがわかります。フランスの国家財政が傾いてしまうほど、費用や労力をかけて宮殿を建築しました。

ヴェルサイユ宮殿は、マンサールとル・ブランが設計し、庭園は、アンドレ・ル・ノートルによって造られました。

ヴェルサイユ宮殿の部屋数は700以上あり、離宮や庭園を合わせると約800ヘクタール(東京ドーム約171個分、山手線内側の面積の約1.4倍)あります。

ヴェルサイユ宮殿の見どころ(名所)

ヴェルサイユ宮殿の見どころは、天井の絵や庭園が挙げられます。

ヴェルサイユ宮殿の隅々まで見て回ろうとすると、1日あっても足りません。特におすすめの名所をご紹介していきます。

ヴェルサイユ宮殿 – Google マップ

ヴェルサイユ宮殿の中でも大きな部屋であり、「ヘラクレスの間」と呼ばれています。天井の絵には、ヘラクレスが描かれており、圧巻です。

奥には、ヴェネチア共和国からルイ14世に贈られた絵が飾られています。

戦闘の回廊 – Google マップ
戦闘の回廊 – Google マッ

「戦闘の回廊」には、フランスの歴史に関する絵が飾られています。

フランスの戦闘場面の絵画が30点以上あり、戦闘で亡くなった将校の胸像も見れます。広い部屋に絵が複数飾られており、観光客の方も多いです。

ヴェルサイユ宮殿 – Google マップ

ヴェルサイユ宮殿の庭園は、約40年かけて造られたフランス庭園の最高傑作です。庭園を造るにあたって、ヴェルサイユ宮殿を建築した人数よりも多くの人が投入されました。

その特徴は、噴水の配置。「ラトナの噴水」や「アポロの噴水」が有名です。

広大な庭園であり、見たい場所がある場合は、優先順位を付けて見に行かないと時間が足りないかもしれません。

ヴェルサイユ宮殿と庭園は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ヴェルサイユ宮殿の足元の美しさを楽しもう!

ヴェルサイユ宮殿の特徴的な床は、ヘリンボーン柄として、現代の日本の住宅でも使用されています。当時の建築技術の美意識の高さが、いかに進んでいたのかわかりますね。

歴史的な建物や、風景を見に行ったとき、つい上を見てしまうと思いますが、ちょっと目線を下に、床をじっくり見てみるのもラグリエが提案する楽しさの一つです。

ぜひいろいろな場所の床の楽しさを味わってみてくださいね。

\あなたのお部屋はどれにする?/

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ヴェルサイユ宮殿 詳細

●所在地
Place d’Armes 78000 Versailles

●営業時間
9時から17時30分

●所要時間 約2時間

●定休日 月曜日

●URL
ヴェルサイユ宮殿 |公式サイト (chateauversailles.fr)

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ラグリエ編集部です。
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