世界の美しい大聖堂というと何が思い浮かぶでしょうか?
部屋の装飾や、天井に描かれた絵画が思い浮かぶかと思いますが、床の美しさも忘れてはならないのが、ラグリエとしてのポイントです。
そこで今回は、ドイツのケルン市に建てられている、ケルン大聖堂の床の美しさをご紹介していきます。
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もくじ
世界の床旅ドイツのケルン大聖堂
ケルン大聖堂は、世界的にも有名な聖堂で中世ゴシックの傑作とも言われており、ヨーロッパで最も高い大聖堂です。
1996年には世界遺産にも登録され、キリスト教のカトリック派においてとても重要な建物であることやその装飾美から、現在でも多くの礼拝者や観光客が訪れています。
ここがステキ!ケルン大聖堂の床の美しさ
それでは、ケルン大聖堂の床を見ていきましょう。
中央入口から入り、落ち着いた色味の大判タイルが敷かれた身廊をまっすぐを進むと中央部分に祭壇があります。
身廊中央
ケルン大聖堂 – Google マップ
身廊の中心部分の祭壇は床が高くなっています。ブラックチェリー色の木目と美しい水色の絨毯がとても相性がよく綺麗に映えています。
身廊の両脇には、別の通りである側廊が配置されており、身廊とは床の仕様が異なります。
側廊
ケルン大聖堂 – Google マップ
幅が広い側廊にモザイクタイルで絵柄が構成されています。
ここでは、兵士のような図柄が見て取れます。他にも、さまざまな柄のモザイクタイルが通路いっぱいに敷き詰められており特徴的です。
身廊の両側にある側郎は大聖堂の最深部で繋がっており、回遊できるようになっています。
ここではさらに、側郎を進んで行きましょう。
高祭壇周り
ケルン大聖堂 – Google マップ
回遊の曲線部分の通路の床タイルです。通路の床は、モザイクタイルの繰り返しによって作られています。
この辺りは全面ステンドグラス張りとなっており、聖堂の特徴的な天井も見ることができ、とても綺麗です。
大聖堂奥、高祭壇には黄金のマギの棺が設置されています。
マギの棺とは、誕生したばかりのイエスを礼拝したと言われる東方三博士の遺骨が納められたものです。棺が設置されている部分の床を見てみましょう。
聖館裏
ケルン大聖堂 – Google マップ
一般客は通路脇の両側にフェンスがあり、立ち入ることはできませんが、通路から床のタイルを見ることができます。幾何学的に設置されたタイルは立体的にも見えて特徴的です。
ケルン大聖堂の歴史
ケルン大聖堂の歴史は古く、建設自体は1248年に始まりました。
建設中に戦争や自然災害によって被害を受けたこともあり、完成までには600年以上の歳月が掛かっています。
復興の過程において、地元の人々の支援や多くの建築・芸術家が関わったことも、ゴシック建築と最高傑作と言われる理由です。
ケルン大聖堂の構造
ケルン大聖堂は、ゴシック建築ならではの繊細な彫刻と、高さ157メートルの壮大なスケールが特徴的です。
ケルン市街でも圧倒的な存在感を放つ双塔は、尖塔アーチや飛梁により建物自体の高さを出しつつ、構造を保っています。
ケルン大聖堂の名所「ステンドグラス」
教会と言えば、ステンドグラスが有名ですが、ケルン大聖堂にはその規模感から数多くのステンドグラスが設置されています。
一般的に、ステンドグラスには写真のようにキリスト教の歴史などが描かれています。
大戦後の復興として作成された新しいステンドグラスはとてもモダンなデザインが特徴的で、2007年にドイツ出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターが作成しました。
PCプラグラミングによって作成された現代アートと歴史的な大聖堂の組み合わせは、未だ賛否両論ありますがケルン大聖堂の中でも名所となっています。
ケルン大聖堂の足元の美しさを楽しもう!
ケルン大聖堂はさまざまな種類の「ステンドグラス」が有名ですが、ふと足元を見てみると、床のデザインの素晴らしさがあるのがわかります。
歴史的な建物や、風景をみに行ったとき、つい上を見てしまうと思いますが、ちょっと目線を下に、床を見てみるのもラグリエが提案する楽しさの一つです。
ぜひ、いろいろな場所の床の楽しさを味わってみてください。
ケルン大聖堂 詳細
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rugreaさん
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