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世界の床旅 モスクのおしゃれな床をご紹介

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世界の床旅 モスクのおしゃれな床をご紹介

2024.06.24 (最終更新日:2024/06/24)

世界の美しいモスクというと何が思い浮かぶでしょうか?

華やかな天井や、特徴的な外観が思い浮かぶかと思いますが、床の美しさも忘れてはならないのが、ラグリエとしてのポイントです。

今回は、世界各地にあるモスクの床の美しさをご紹介していきます。

\素敵な部屋は床がつくる/

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モスクの床の素材

モスクは部屋の用途によってさまざまな種類の床と素材が使われます。

モスクの大部分を占める礼拝室と屋外に使われる代表的な例が絨毯と大理石です。

絨毯

モスクの礼拝室は礼拝者が手や額などを床につける動作を行うため、清潔を保つ必要があり、よく使われる素材が絨毯です。

礼拝時に整列するための目印となるように、イスラム文化に関連した幾何学模様が多用され、地域や文化によってさまざまな色味・デザインの絨毯があります。

大理石

モスクの室外の床は大理石が使われることが多く、神聖で荘厳な雰囲気を演出し、色彩面でもモスクに彩りを与えています。

また、熱を吸収しにくい大理石は、熱い地域において床面の温度を下げる役割をしており、礼拝者に快適な環境を提供しています。

モスクとは

モスクとは、アラビア語で「ひざまづく場所」という意味の言葉で、イスラム教徒が礼拝するための場所を提供する宗教施設です。

モスクの役割

モスクは集団で礼拝するスペースを提供しており、イスラム教は1日5回の礼拝が信仰で決められています。

礼拝する場所に関しての指定はありませんが、成人男性が金曜の正午に行う礼拝は、モスクでの集団礼拝です。

モスクの歴史

モスクは、イスラム教の設立とともに、世界へ発展し多様な文化や建築様式を組み込みながら進化して行きました。建設された時代や場所によりさまざまな特色が見られます。

モスクの構造

モスクには日本の神社と同じように、ある程度決まった様式があり、それぞれの機能をもつ建物・装飾から成り立っています。

礼拝室

モスクに欠かせない部屋の1つは礼拝室です。

建物の中央に位置し、モスクの大部分を占めています。

イスラム教では、男性・女性がそれぞれ別の部屋で礼拝を行うという決まりがあるため、モスクには男女別の礼拝室が用意されています。

ミフラーブ

ミフラーブは礼拝室の部屋の壁に施された装飾です。イスラム教徒が祈る際の聖地メッカがある方角を指しています。

ミナレット

ミナレットは、イスラム教徒が1日に5回行う礼拝の時間を高所から広域に知らせるための塔です。ミフラーブはモスクの規模によっても本数が異なります。

モスクのドレスコード

地域や文化によっても異なりますが、モスクに入るにはドレスコードがあり、男女ともに、露出を避ける必要があり、膝や肘を覆える長さの服装が求められます。

モスクの足元の美しさを楽しもう!

ここからは礼拝室の床に魅力的な絨毯が敷かれているモスクを紹介します。

プトラ・モスク

プトラ・モスクはマレーシアのプトラジャヤに位置しているモスクで、ピンク色の外観から別名ピンクモスクと言われています。

その色味から観光客にも人気の観光スポットとなっており、水辺に建っているため、夜は湖畔に映る姿も魅力的です。

参照:Malaysia Tourism 公式HP

ここがステキ!プトラモスクの床の美しさ

それでは、プトラ・モスクの礼拝室の床を見ていきましょう。

プトラモスク – Google マップ

イメージカラーのピンクとアラベスク模様が魅力的な絨毯

プトラ・モスクの歴史

マレーシアで1980年代に、過密化が進むクアラルンプールからプトラジャヤに新行政都市を移す計画があり、プトラ・モスクは同時期に建設が行われ1999年に完成しました。

プトラ・モスクの名所

プトラ・モスクはピンク色は天然の花崗岩で作られており、細かいパーツを組み合わせたアラベスク模様の天井も魅力的です。

ウブディア・モスク

ウブディア・モスクはマレーシアのペラ州、王宮施設も多いロイヤルタウン、クアラ・カンサーに位置しています。

こじんまりとしていますが、マレーシアで一番美しいモスクとされ、ロイヤルに相応しい金色が特徴的です。

参照:Islamic Tourism Centre of Malaysia HP

ここがステキ!ウブディア・モスクの床の美しさ

ウブディア・モスク – Google マップ

イメージのロイヤルカラーが映える絨毯

ウブディア・モスクの歴史

第27代ペラ州のスルタン(イスラム諸王朝の君主の称号)の命により建設が始まり、1917年に完成した歴史のあるモスクです。

ウブディア・モスクの名所

ウブディア・モスクの外構に使われている床の素材はイタリア製の大理石ですが、工事中に第一次世界大戦が起こり、大理石が届かないため5年間工事が出来なかったという話があります。

サルタン・モスク

サルタン・モスクは、シンガポールの古い歴史のある地区カンポン・グラムに位置する最古モスクと言われております。

規模はシンガポール最大でイスラム教徒のコミュニティの中心となっています。

参照:Visit Singapore公式HP

ここがステキ!サルタン・モスクの床の美しさ

サルタン・モスク – Google マップ

メインのグリーンカラーに、赤と黄色がアクセント映える絨毯

サルタン・モスクの歴史

1824年、シンガポール初のサルタン(イスラム諸王朝の君主の称号)である、サルタン・フセイン・シャーのために建設されました。1928年には改修も行われ、現在ではモスク周辺を含めて文化遺産として管理されています。

サルタン・モスクの名所

サルタン・モスクのドームのくびれ部分には信者から集められたガラス瓶の底が敷き詰められています。豊かな人でも貧しい人でも寄付ができるようにというモスク側の意図があり、見どころです。

スルタンアフメト・モスク(別名:ブルーモスク)

スルタンアフメト・モスクはトルコのイスタンブールに位置しており、青と白を基調としたモスクで通称ブルーモスクと言われています。

規模が大きく、中央の大ドームの周りには8つの小ドームが配置されています。

参照:Sultanahmet Camii Koruma ve İhya Derneği 公式HP

ここがステキ!スルタンアフメト・モスクの床の美しさ

スルタンアフメト・モスク – Google マップ

赤色のベースにトルコ国花の青色のチューリップが映える絨毯

スルタンアフメト・モスクの歴史

1616年に7年の歳月をかけ完成しました。建設当時、聖地メッカと同じ6本のミナレットが配置されていることに批判が殺到し、聖地メッカの大モスクに7本目のミナレットを寄贈することで批判を治めたという話が有名です。

スルタンアフメト・モスクの名所

トルコ原産の手書きの陶器イズニックタイルを使った天井はとても綺麗です。

モスクの足元の美しさを楽しもう!

モスクは礼拝室の華やかな天井や照明が有名ですが、ふと足元を見てみると、床のデザインの素晴らしさがあるのがわかります。

歴史的な建物や、風景をみに行ったとき、つい上を見てしまうと思いますが、ちょっと目線を下に、床を見てみるのもラグリエが提案する楽しさの一つです。

ぜひ、いろいろな場所の床の楽しさを味わってみてくださいね。

\あなたのお部屋の床はどれにする?/

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