
冷蔵庫の下、床保護はどうしていますか。賃貸でも持ち家でも、設置跡やへこみを防ぐには「保護マット」を敷くのが基本です。
家電量販店でも専用マットが勧められますが、クッションフロア(端材)でも十分に代用可能。今回、長女のひとり暮らしをきっかけに、賃貸キッチンで冷蔵庫下の床保護を実践しました。
ところが、きちんと測ったはずのサイズでカットしたのに、いざ搬入で「奥行きが足りない」というハプニングが発生。
この記事では、端材クッションフロアでの保護手順とあわせて、なぜ寸足らずになったのか/どうリカバリーしたかも具体的にご紹介します。
\吸着滑り止めシートで賃貸でも安心!/
もくじ
余ったクッションフロアで冷蔵庫下を かんたん床保護
こんにちは!ラグリエのhattoriです。
この春から大学生の長女が、遠方で一人暮らしをスタート。
8畳のお部屋やクローゼットの中は、もともとのフローリング床を保護するために、引っ越しの際にクッションフロアでDIYしました。
長女の引っ越しスケジュール&クッションフロアDIYの様子はこちら↓↓↓
引っ越し先が遠方だったので、2回に分けて実行した引っ越し。
1回目の引っ越しでは、鍵の受け取り、8畳の部屋とクローゼットのクッションフロアDIY、購入した家具の組み立て、カーテンの取り付け、家電の搬入&取付にガスなどの開栓などなど、やること盛りだくさん。
弾丸1日(深夜出発→1日DIY&荷物搬入→深夜帰宅)引っ越し予定だったので、とにかく時間との勝負です。
キッチン・洗面所のほうは、とりあえず床DIYはなしでいいいかな…とは思いつつ、冷蔵庫下だけは、余ったクッションフロアで床保護することにしました。
今回の目的は、冷蔵庫下の設置跡やへこみを予防し、賃貸の床(既存のクッションフロア)をきれいに保つこと。家具・家電搬入の前に、端材クッションフロアを設置スペースに合わせて事前カットし、搬入当日に敷いておく段取りにしました。
事前準備 冷蔵庫サイズとマットの寸法の確認

注文した冷蔵庫のサイズをパンフレットで確認し、設置スペースに合わせてクッションフロアの端材をカットして準備しました。引っ越し前に自宅でカットしておいたので、搬入当日はすぐに敷けるようにしておきます。
冷蔵庫を置いたあとにマットをカットするのは大変なので、最初から実寸に合わせてカットしておくのが理想です。大きすぎると端が立ち上がってしまうため、きっちりサイズを測ることにしました。

ちなみに、冷蔵庫を置くスペースはこちら。横幅77cm。
キッチンのもともとの床材もクッションフロア。冷蔵庫を置くスペースには、前に住んでいた人の冷蔵庫の跡がくっきり残っています。

新築ではないので多少の跡は仕方ありませんが、これ以上跡を増やさないようにクッションフロアを敷くことにしました。
使用したのは、ラグリエのペットマット。家にあった端材の中から、できるだけ厚みのある2.3mm厚タイプを選びました(一般的なクッションフロアは1.8mm厚)。厚みがあるほど冷蔵庫の脚の跡がつきにくく、床保護にも効果的です。

色も、もともとのキッチンクッションフロア床がアイボリー系のフローリング柄だったので、白系の大理石柄にしました。
いよいよ冷蔵庫搬入 え、マットの大きさが足りない?
夕方、宅配業者さんが到着。
電気屋さんじゃなくて、宅配業者さんが取り付けまでやってくれるんですね…。そんなサービスがあるとは、知らなかったです。
宅配業者さんも大変だなぁ、なんてのんびり様子をうかがうこと数十分。
洗濯機の取り付け完了後、冷蔵庫の上の棚を作って、いよいよ冷蔵庫を搬入しようというその時、宅配業者さんから
あの、この下に置いてあるマット、小さいんですけど~
と言われびっくり。え、ちゃんとサイズを測ってカットしたのに⁉なにゆえ?と思ったら。
…奥行きが足りなかったみたいです。

『棚の奥行より、冷蔵庫の奥行サイズのが大きいから、冷蔵庫の奥行分のクッションフロアを用意しておけば余裕で置ける』と思ったら、棚のせいで冷蔵庫が少し前に出るので、マットの大きさが足りない事態に(汗)
棚の後ろ(冷蔵庫背面)にある、強度補強の筋交い部分(このバッテン部分のために、冷蔵庫が少し前に出る)をちゃんと把握してなかったのがいけなかったようです。
マットが足りなかったので、急遽、端材で乗り切る
まさに、宅配業者さんが冷蔵庫を支えて、設置しようとしている状態で発覚したマット足りない問題!
え、どーしよ⁉と慌てていたら、主人が機転を利かして端材の端材をさらに再利用。
搬入の最中に不足が判明したため、同柄の端材を見えにくい奥側へ敷き足してリカバリー。手前(ドア側)に継ぎ足すと目立つため、奥で段差と色味の違いが分散される配置にしました。
はみ出てしまう棚足の床設置部分だけカバーできるように、クッションフロアの切れ端を追加で床に敷きました。

床保護のためのマットを壁面ぴったりまで置いて、小さな端材を手前(冷蔵庫ドア側)の接地面2か所にはさんでも良いのですが、見た目が悪くなってしまうので、奥の見えない側に小さな端材を配置してくれました。
小さなことですが、こういうの、大事ですね。

なんとか、無事、冷蔵庫の設置が完了しました。
キッチンカウンターの奥行や冷蔵庫サイズを確認してマットをカットしたのに、まさかのマットの大きさが足りない事態。

いつもなら、余裕をもって大きめにカットすることも多いのですが、今回は冷蔵庫を置いてしまってから、余ったマットをカットするのは大変そうだから…と割とぴったりサイズで準備してしまったのが敗因でした。
あせりましたが、最終的にはうまくいって良かったです。
クッションフロアの端材で冷蔵庫下の床も綺麗をキープ
今回は、クッションフロアの端材を冷蔵庫下の床保護マットとして利用した様子をご紹介しました。

思いがけず「サイズが足りない!」というピンチもありましたが、さっとカットして対応できるのもクッションフロアの良いところ。やわらかい素材なので、はさみやカッターで簡単に微調整できます。
これで、賃貸のお部屋キッチンの元々のクッションフロア床は、へこませずに済みそうです。重たい冷蔵庫でも、マットを1枚敷くだけで跡や汚れの心配がぐっと減ります。
これから冷蔵庫を新たに設置する予定の方や、一人暮らしを始める方は、専用の床保護マットを購入しなくても、端材クッションフロアで代用可能です。計測時は「前に出る分」をしっかり加味し、少し大きめにカットしておくのがコツ。
賃貸で固定が不安な方は、吸着滑り止めシートを使えば剥がすときもきれいで安心。端材を上手に活用して、冷蔵庫下の床を手軽に、そして長くきれいに保ってくださいね。
\賃貸でも剥がしやすく安心/
冷蔵庫マット代わりにクッションフロアを使うメリット
厚みがあり荷重を分散しやすい、汚れても拭き取りが簡単、端材でコストを抑えられるなど、床のへこみ・汚れ・跡対策に実用的です。柄を選べばキッチンの見た目も整います。
サイズ不足を防ぐためのチェックポイント
前に出る分(棚・巾木・背面補強など)を加味して奥行を設定すること。初回は大きめに用意し、設置後に手前側を微調整カットすると仕上がりがきれいです。
冷蔵庫下クッションフロアのよくある質問
Q. へこみは完全に防げますか? ー 家電の脚部は荷重が集中するため、長期使用で薄く跡が残る場合があります。厚めのクッションフロアを選ぶ、面で接地する脚カバーを併用するなどで緩和できます。
Q. 掃除はどうすればいいですか? ー 表面はビニール系なので、日常は乾拭きや中性洗剤での拭き掃除でOKです。継ぎ足した部分は水分が入らないよう、固く絞った布で軽く拭くと安心です。
Q. 賃貸でも使えますか? ー はい。固定が必要な場合は吸着滑り止めシートがおすすめです。粘着ではなく吸着なので、剥がすときもきれいで賃貸でも安心です。
\あなたのお部屋はどれにする?/
==================
こちらの記事もおすすめです

hattori

最新記事 by hattori (全て見る)
- 【すてきな床 見つけた!】インスタで発見 おしゃれなクッションフロアやフロアマット vol.31 - 2025年10月20日
- 【USER’S VOICE69】猫も子どもも安心 賃貸でも安心のホワイトオーク柄ペットマット設置レポート - 2025年10月16日
- 【USER’S VOICE68】本物のフローリング風 ホワイトオーク柄ペットマットでペットも快適 - 2025年10月9日