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床のヘリンボーンはヴェルサイユ宮殿が発祥?名前の由来や和名を解説

用語集

床のヘリンボーンはヴェルサイユ宮殿が発祥?名前の由来や和名を解説

2020.06.10 (最終更新日:2026/06/12)

ヘリンボーンとは、V字型の模様が連続するデザインのことです。

フローリングやクッションフロアなどの床材にもよく使われ、空間をおしゃれに見せてくれる柄として人気があります。

ヘリンボーンは、短い板を斜めに組み合わせたような、V字型が連続する模様が特徴です。

ラグリエのヘリンボーン柄クッションフロア オークの施工イメージ
ラグリエ|ヘリンボーン 拭けるラグ オーク 180cm幅

ヘリンボーン床は、フランスのヴェルサイユ宮殿で採用されたことで広く知られるようになったと言われています。

今回は、ヘリンボーン柄の特徴や名前の由来、フレンチヘリンボーンとの違い、床に取り入れる魅力についてご紹介します。

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ヘリンボーン柄のクッションフロア

ヘリンボーンとは?床やフローリングで人気の柄

床に使われるヘリンボーンとは、長方形の板を斜めに組み合わせ、V字型の模様を連続させたデザインのことです。

ヘリンボーンは、織物や衣服の柄としても知られています。

織物や衣服では細い糸が使われますが、床材には板が使われV字の柄になるのがヘリンボーンです。

ヘリンボーンとフレンチヘリンボーンの違い

板を床に貼っていくヘリンボーンには、2種類の柄があります。

ヘリンボーン

一般的なヘリンボーンは、同じ寸法の長方形の板を斜めに組み合わせ、V字型に貼っていくデザインです。ラグリエのヘリンボーン柄クッションフロアでも、この雰囲気を手軽に楽しめます。

ヘリンボーン柄 ダークオーク
ラグリエ|ヘリンボーン フロアマット オーク

フレンチヘリンボーン

フレンチヘリンボーンは、板の端を45度にカットし、左右の板を山型に突き合わせて貼るデザインです。

フレンチヘリンボーン
フレンチヘリンボーン

45度角の板を合わせていくため、施工をする際は微調整をしながら行っていく手間がかかる貼り方です。

名前の由来は、魚のニシンの骨の形から

ヘリンボーンという名前は、魚のニシンの骨に似ていることに由来すると言われています。

ヘリンボーンは英語で「ニシン(魚の鰊or鯡)(Herring)の骨(Bone)」と書きます。

ヘリンボーン柄の語源となった魚、ニシン(herring)の実物。名前の由来である“魚の骨のような模様”を説明するための参考画像。
ヘリンボーンの「herring」は、魚のニシンのこと。
名前の由来を知ると、柄の見え方も少し変わってきます。

柄が魚のニシンの骨の形に似ていることからこう呼ばれるようになったと言われています。

干物として開かれたニシン。背骨から左右に広がる骨の並びが、ヘリンボーン柄の名前の由来になったとされる特徴をよく表している
開いたニシンの骨を見ると、背骨から左右に広がる形がヘリンボーン柄に似ていることがよく分かります。

なぜ、魚のニシンなのでしょうか?
イワシでも、サケでも、マグロでもいいのでは?

「ニシンの骨」と呼ばれる理由は、ヘリンボーンが生まれた17世紀ごろの中世のヨーロッパ時代までさかのぼります。

ヨーロッパでは、ニシンは大量に獲れる大衆魚で、一般人にとって主要な魚だったのです。

多くの人の目に入るニシンの骨と、柄が一致して、「ヘリンボーン」と呼ばれるようになったと言うことですね。

ヘリンボーンは別名、フィッシュボーン(魚の骨)や、アローヘッド(矢の頭)とも呼ばれています。

日本でのヘリンボーン柄の和名は使い方で変わる!

と言いつつも、日本でもヘリンボーン柄にしっかりとした和名があるんです。
イワシボーンではありませんでした(笑)

日本では
・掛け軸をかける矢筈に形が似ていることから、矢筈(やはず)模様
・杉の葉っぱに形が似ていることから、杉柄模様、杉綾(すぎあや、綾杉)織り
・的を射る矢の羽根部分に似ているため、矢羽根(やばね・矢羽)貼り
・竹や木などを細くして編んだ網代から、網代(あじろ)貼り
など、様々な呼び方があります。

日本でヘリンボーン柄を“杉綾(すぎあや)”と呼ぶ由来になった杉の葉。左右に規則的に伸びる葉の並びが模様に似ている。
日本ではこの杉の葉の並び方に似ていることから、“杉綾”や“杉柄”と呼ばれることも。
和風の表現にも味があります。

織物や道具など使い方によって名前が変わるようです。

ヘリンボーン床とヴェルサイユ宮殿の関係

では、床にヘリンボーンを使った発祥はどこなのでしょうか?

最初にヘリンボーンを床に使ったのは、フランスにあるヴェルサイユ宮殿と言われています。

ヘリンボーン柄の床が最初に使われたとされるヴェルサイユ宮殿の正門。フランスのバロック建築を代表する歴史的建造物。
ヘリンボーン柄が最初に床に使われたのは、フランス・ヴェルサイユ宮殿。
豪華絢爛な空間にふさわしい、格式ある模様として広まりました。

ヴェルサイユ宮殿は、もともとルイ13世が狩猟のために使っていた館を、17世紀にルイ14世が大規模に増改築したことで知られています。

ヴェルサイユ宮殿の中にある戴冠の間には、フレンチヘリンボーンが貼られています。

ヴェルサイユ宮殿に使われていたこともあり、ヨーロッパ貴族が好んで使っていたとも言われています。

ヘリンボーンの床ではありませんが、ヴェルサイユ宮殿の他の部屋にはおもしろい組木柄の床も貼られていますよ。

昔の職人さんが、一枚一枚加工をして、手で貼っていった芸術品ですね。

ヘリンボーン柄の床が人気の理由

ヘリンボーン柄の床は、V字型の模様が連続することで、空間にリズムや奥行きを感じさせてくれます。

シンプルな木目の床とは違い、柄そのものに動きがあるため、床を変えるだけでお部屋の印象を大きく変えられるのも魅力です。

クラシックな雰囲気はもちろん、北欧風やヴィンテージ風、ナチュラルなインテリアにも合わせやすく、住まいだけでなく店舗の床にも取り入れられています。

ヘリンボーン柄の床でおしゃれな空間づくりを楽しもう

ヘリンボーン床は、ヴェルサイユ宮殿で使われたことでも知られる、歴史ある床デザインです。

中世のフランスで馴染み多かった魚のニシンの骨(HerringBone)から名前も付けられたほどです。

本来であれば板を1枚1枚貼りあわせていく大変な柄ですが、ラグリエで取り扱っているクッションフロアなら簡単にヘリンボーン柄を楽しむことが出来ます。

サッと床に1枚敷くだけでもお部屋の雰囲気が変わること間違いなし。

皆さんもヨーロッパの歴史を感じるヘリンボーン柄を取り入れて、インテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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ヘリンボーン柄のクッションフロア

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うみぶ太郎

うみぶ太郎

床の世界に入り込んでしまった水辺の生き物。 おしゃれな床の上で生活する人、働く人たちに多く出会いたいと思っているイルカ。
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