アニコム損害保険調べによる人気犬種ランキングによると、日本ではトイ・プードルが15年連続で1位という結果でした。
なぜトイ・プードルはそんなに人気なのでしょう。
どのような魅力があるのか気になりますね。この記事では、トイ・プードルの歴史や性格、飼う際の注意点などを詳しく解説します。
\愛犬との毎日に/
もくじ
トイ・プードルってどんな犬?
アニコム損保保険株式会社による人気犬種ランキング2024で、15年連続の人気ナンバー1のトイ・プードル。その歴史は諸説ありますが、フランス原産である説が有効です。
フランスでは主にカモを水辺で回収する役目を担っていたとされています。また、貴族の中で愛玩犬として愛されていたともいわれています。
抜け毛が少ない
トイ・プードルはテディベアのようにくるんとした巻き毛が美しいですよね。
トイ・プードルの被毛はシングルコートと呼ばれ、抜け毛の多いアンダーコートを持ちません。
そのため、抜け毛が少ないことも人気の理由です。ただし、体温維持の役割のあるアンダーコートを持たない分寒さに弱いため、寒さ対策はしっかりと行う必要があります。
カットのバリエーションが豊富
トイ・プードルの魅力の一つが、カットのバリエーションが豊富だということです。
カットによって見た目がだいぶ変わるので、自分だけのカットに仕上げることも可能です。
代表的なスタイルは、ぬいぐるみのようなテディベアカット、お嬢様のようなトップノット、丸いフォルムのマッシュルームカット、ボリューミーなピーナッツカットなどがあります。
トイ・プードルの生態や特徴
トイ・プードルはどのような性格なのか、寿命はどのくらいなのか気になりますよね。ここでは、トイ・プードルの生態や特徴を紹介します。
トイ・プードルの性格
トイ・プードルの性格は、主に以下の通りです。
・賢い
・活発
・明るくフレンドリー
トイ・プードルは小型犬の中でも非常に賢い知能を持っています。そのため、しつけを覚えさせやすい傾向にあります。
また、水鳥の回収をしていた狩猟犬ですので、活発で水遊びやおもちゃをとってくる遊びが大好きです。ほかにも、明るくフレンドリーな性格で小さなお子様やほかの動物とも仲良くすることができます。
トイ・プードルの大きさ
トイ・プードルの大きさは、以下の通りです。
体高:23~28㎝
体重:3kg程
トイ・プードルはもともとスタンダード・プードルを小型化した犬種で、大きなものからスタンダード・プードル、ミディアム・プードル、ミニチュア・プードル、トイ・プードルとなっています。
さらに小型なティーカップ・プードルもいますが、正式な犬種としては認定されていません。
トイ・プードルの寿命
トイ・プードルの寿命は14~16年で、小型犬の中では長寿に属します。
犬の寿命は良質なドッグフードが増えていることやペット医療の発展などにより、毎年少しずつ伸びています。
トイ・プードルのカラー
トイ・プードルの魅力の一つは、豊富なカラーバリエーションです。JKCで認められているカラーは、主に以下の通りです。
【レッド】赤みのある明るいブラウン
【アプリコット】
濃いオレンジ色。レッドより淡い色合い
【クリーム】
アプリコットより淡く、ホワイトより色身がある
【ホワイト】
プードルの原種カラーの一つ
【ブラウン】
ブラックとレッドの中間色。褐色または茶褐色の深みのあるブラウン
【ブラック】
ホワイト、ブラウンと同様に原種カラーの一つ。光沢のあるブラック
トイ・プードルがかかりやすい病気
トイ・プードルがかかりやすい病気はどのようなものがあるのでしょう。ここでは、トイ・プードルがかかりやすい病気を紹介します。
膝皿骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)通称パテラは、犬の関節疾患です。
膝のお皿とも呼ばれる膝蓋骨が、何らかの原因で正常な位置から内側または外側に外れてしまう状態です。
パテラの予防には肥満にならない様注意することや、膝関節に負担がかからないよう、滑りやすいフローリングにはクッションフロアを敷くなどすることが大切です。
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白内障
トイ・プードルがなりやすい病気の一つが白内障です。
白内障というと高齢者がかかる病気というイメージが強いですが、犬の場合は6歳未満の若年性に多く見られます。
犬の白内障は術後に合併症が発症する率が人間より高いことや、糖尿病になった犬のほぼ100%が白内障を併発することなどが特徴です。
白内障は早期発見が重要ですので、愛犬に目の濁りがないかをこまめにチェックすることが大切です。
流涙症
流涙症(りゅうるいしょう)とは、涙やけのことです。
犬の瞼の表面は、常に涙でおおわれています。涙には外界の刺激から眼を守る、酸素や栄養を眼に供給するなど、重要な役割があります。
しかし、何らかの原因で涙が過剰に分泌されたり、涙の通り道に異常がありうまく排泄できない状態で、涙が眼からあふれてしまう状態が流涙症です。
流涙症により、眼の下が常に濡れた状態になると、涙の成分により被毛が茶色に変色してしまいます。この変色した状態を涙やけと呼びます。流涙症の予防は、食物アレルギーの可能性を疑うことや、こまめに涙を優しく拭き取ることなどが大切です。
トイ・プードルを飼育する際に気を付けること
トイ・プードルの健康を維持するためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは、トイ・プードルを飼育する際の注意点を紹介します。
毎日散歩や運動をする
トイ・プードルはもともと狩猟犬だったため、運動をしないとストレスが溜まってしまいます。毎日散歩に連れて行ったり、ドッグランで自由に走らせるなど体を動かす時間をしっかり設けることが大切です。
眼や歯のケアをこまめにする
トイ・プードルは涙やけや歯周病になりやすい犬種です。目やにが出たら柔らかい布で優しく拭き取ったり、子犬の頃から歯磨きの習慣をつけたりするなどして、涙やけや歯周病を予防する必要があります。
トイ・プードルは賢く活発な小型犬
トイ・プードルは、警察犬として活躍するほど賢い知能を持っています。
警察犬として有名なジャーマン・シェパードでは入れないような狭い場所などの探索を得意としています。トイ・プードルはその賢さや活発で明るい性格、豊富なカラー、抜け毛が少ないなどが特徴です。
トイ・プードルの特徴や魅力を知ると、人気ナンバーワン犬種なのも納得がいきますね。
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rugreaさん
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