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クッションフロアがへこむ原因は?直し方や効果的な予防方法も解説

お手入れ

クッションフロアがへこむ原因は?直し方や効果的な予防方法も解説

2024.07.22 (最終更新日:2024/07/22)

久しぶりに家具を移動させると、クッションフロアがへこんでいた…そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

特に賃貸住宅の場合は退去時にクッションフロアにへこみがあると、修繕費用を請求されるのではないかと不安になりますよね。

実はクッションフロアのへこみは、誰にでもできる簡単な方法で直すことができます。

今回は、クッションフロアのへこみを直す方法を詳しくご紹介します。

クッションフロアがへこむ原因や、へこみを防ぐ方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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クッションフロアがへこむ原因

クッションフロアの特徴である柔らかさとクッション性は、内部にスポンジ状の発泡層が設けられていることによります。

クッションフロアのへこみは一カ所に荷重が掛かり続け、内部の発泡層がつぶれることによって発生します。

家具や重い物を置いたままにすると部分的にクッションフロアがへこみ、室内の美観を損ねたり、床にゴミやホコリが溜まりやすくなったります。

クッションフロアのへこみの直し方3選

クッションフロアのへこみは、3つの方法で簡単に直すことができます。

どの方法も、焦らずじっくりと時間をかけておこなうことがポイントです。

家具をどかして放置する

クッションフロアのへこみを改善する一番有効な方法は、家具や物をどかして放置することです。

クッションフロアの上になにも置かずただ放置するだけで、スポンジ状の発泡層が元の状態に戻ろうとする力が働き、自然にへこみが直る可能性があります。

強い圧力が掛かっていた期間が長いほど元に戻るのにも時間が掛かるため、数日から数週間は放置し続けましょう。

蒸しタオルで温める

できるだけ早くクッションフロアのへこみを直したい場合は、熱の力を利用しましょう。

あつあつの蒸しタオルをクッションフロアのへこみに当ててしばらく置くと、発泡層の膨張を促して短時間でへこみが改善します。

蒸しタオルの熱はクッションフロアを傷めにくく安全度も高いため、熱を用いる作業に不慣れな方におすすめの方法です。

低温ドライヤーで温める

蒸しタオルを用意することが難しい場合は、ドライヤーを使う方法もあります。

低温設定にしたドライヤーの温風で、クッションフロアのへこみを少しずつ温めていきます

早く温めたいからといって、ドライヤーを高温設定にしないように注意しましょう。

クッションフロアは熱に弱いという性質により、高温で温め続けると表面が溶けたり、変色したりする可能性があります。

ただしドライヤーは蒸しタオルよりも温度調節が難しいため、クッションフロアの様子を確認しながら慎重に作業しましょう。

クッションフロアのへこみは直せない場合もある

出典:photoAC

荷重がかかった状態が長く続いたり、へこみが深すぎたりすると、発泡層がつぶれて元に戻らないこともあります。

発泡層のクッション性が失われると復元力も弱まるため、いくら手間や時間を掛けて修復を試みても元の状態に直すことは不可能です。

賃貸住宅において、クッションフロアのへこみは原状回復義務の対象外とされます。

そのため退去時に追加で修繕費用を請求されることはありませんが、不要なトラブルの原因にもなりかねません。

美しい床を保つためにもクッションフロアに家具や家電を置く前に、へこみ防止対策を講じることが大切です。

クッションフロアのへこみを防ぐには

クッションフロアのへこみを防ぐポイントは、床にかかる荷重を分散させることです。

ラグやカーペット、ベニヤ板などを家具とクッションフロアの間に敷くことで、効果的にへこみを防ぐことができます。

ラグやカーペットを敷いた上に家具を置く

出典:unsplash

ラグやカーペットを敷いた上に家具を設置すると、荷重が分散して一カ所に負荷が掛かりにくくなります

薄手のものでも充分にクッションフロアのへこみを防ぐ効果があるため、積極的に活用しましょう。

部屋中に敷き詰めるならカーペット、部分的に敷くならラグがおすすめです。

例えばソファやテーブルの下にラグを敷くと、クッションフロアのへこみを防ぎつつインテリアのおしゃれなアクセントにもなります。

さらに床の防音性を高められるため、集合住宅や賃貸住宅の場合は階下とのトラブル防止にも役立ちます。

滅多に動かさない家具の下にはベニヤ板を敷く

食器棚や箪笥といった滅多に動かさない重い家具の下にベニヤ板を敷くことで、よりクッションフロアのへこみ防止に役立ちます。

ベニヤ板の上に家具を乗せると荷重が面で伝わるため、ラグやカーペットよりも効果的にクッションフロアにかかる負荷を軽減できます。

ベニヤ板の質感が気になる場合は家具と色を合わせたり、床と同じデザインのシートを貼ったりするとよりおしゃれに設置できるでしょう。

クッションフロアのへこみを防いで心地よく暮らそう

クッションフロアのへこみを防ぐことで、模様替えで家具を移動させてもインテリアイメージが損なわれることなく美しい床で生活できます。

賃貸住宅においては退去時のトラブル防止にも役立つため、ラグやカーペット、ベニヤ板を積極的に活用して良好な床状態を保ちましょう。

クッションフロアのへこみを直したい場合には、今回ご紹介した3つの方法を試してみてくださいね!

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赤田加奈子

赤田加奈子

ヤンチャな大型犬と一緒に暮らす、転勤族のフリーライター。 現在はインテリア関連の記事を中心に、幅広く執筆しています。 家具やインテリア用品の販売経験をもとにした、小技の効いたインテリアの楽しみ方をご提案します!
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