フローリングはおしゃれで便利だけど、愛犬の床滑りが気になる…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
フローリングで床滑りすると脚や腰に負担がかかり、愛犬の健康を損なうリスクがあります。
大きなケガにつながる前に、クッションフロアやタイルカーペットなどの床材で床滑り対策することが大切です。
そこで今回は、愛犬の健康を守る床滑り対策とおすすめの床材をご紹介します。
\犬も人も嬉しい!滑りにくい床/
もくじ
滑る床は愛犬の足腰に負担がかかる
掃除しやすくお手入れ簡単なフローリングは、現代の日本住宅に多く採用される人気の床材です。
愛犬と一緒に暮らす飼い主にも、汚れをサッと拭き取れるフローリングは衛生的な状態を保ちやすいと高く支持されています。
一方で、愛犬にとって引っ掛かりのないフローリングはツルツルと滑りやすく、常に手足を踏ん張りながら歩行しているといっても過言ではありません。
そのため、走り回ったりソファやベッドから飛び降りたりした際に、不意に四肢が滑って脚や腰に大きな負担がかかることも。
大切な愛犬の脱臼や骨折のリスクを軽減するためにも、滑らない床対策は非常に重要です。
愛犬が滑らない床対策とは
滑らない床対策には、大きく3つの方法があります。
手軽さや使い心地の良さ、コストなどを考慮しながら、愛犬にも飼い主にもマッチした床を叶えましょう。
クッションフロアやタイルカーペットなどの床材でフローリングをカバーする
クッションフロアやタイルカーペットでフローリングをカバーする方法は、もっとも効果的な滑り止め対策です。
適度なクッション性があるため、愛犬が思い切り走ったりジャンプしたりしても安心。
フローリングの上に敷くだけで簡単に設置でき、防汚性や撥水性のある製品ならお手入れにも手間がかかりません。
愛犬の健康を守ることはもちろん、フローリングの保護にも役立ちますよ。
滑り止めワックスなどでフローリングをコーティングする
フローリングに滑り止めワックスを塗布する方法は、インテリアイメージを損なうことなく床対策できるという大きなメリットがあります。
しかし、フローリングの素材によってはワックスと合わなかったり、そもそもコーティングに対応していなかったりするため注意が必要です。
また、滑り止めワックスの成分やニオイが愛犬に与える影響も考慮しなければなりません。
滑り止めワックスを使う際は成分に注目することはもちろん、愛犬の様子に変化がないか注意深く確認し、コーティング範囲を少しずつ広げていくとトラブル防止に役立つでしょう。
床で走ったりジャンプしたりしないよう愛犬を躾ける
愛犬を適切に躾けることは飼い主にとって必須ですが、室内で一切走ったりジャンプしたりしてはいけないと教え込むのは至難の業です。
躾けに完璧を求めすぎると、愛犬にとっても飼い主にとっても大きな負担になるでしょう。
愛犬も飼い主も幸せに暮らすためにも、躾けに固執しすぎず適切な床材を使用して住環境を整えましょう。
愛犬の滑り止めとして活用できる床材の種類
フローリングを滑り止め効果の高い床材で覆うことで、愛犬への体への負担を軽減するとともにフローリングを保護することにも役立ちます。
ここでは、床の滑り止め効果が高く設置も簡単な3つの床材をご紹介します。
クッションフロア
塩化ビニール系のシート状床材のことを、クッションフロアといいます。
クッションフロアはほどよいクッション性で愛犬の足腰にかかる負担を軽減し、響く脚音を和らげる効果も期待できます。
デザインのバリエーションも豊富で、幅広いラインナップからインテリアイメージにマッチしたものを選択できるのも魅力。
クッションフロアは、ラグリエのデザインフロアマットがおすすめです。
ラグリエのデザインフロアマットなら、クッションフロアを半裁しているので持ち運びやすくDIY初心者さんでも簡単に作業できます。
付属の吸着すべり止めシートでしっかりと床に固定でき、あと残りせずはがせるので賃貸住宅でも安心して設置できますよ。
\貼り付け簡単!賃貸でも安心!/
ペット専用のクッションフロア(ペットマット)
ペットマットはクッションフロアのメリットに加えて、ペットにも飼い主にも嬉しい機能を盛り込んだ高機能クッションフロアです。
一般的なクッションフロアの厚みは1.8mm程度ですが、ペットマットには2.3mmの厚みがありクッション性に優れます。
厚みがあるぶん強度や耐久性も優秀で、引っかき傷に強いのも嬉しいポイント。
ラグリエのペットマットは、デザインフロアマットと同様に必要なサイズに簡単にカットできます。
吸着滑り止めシートも付属されているので、愛犬が元気いっぱいに動き回ってもズレにくくストレスフリーに使用できますよ。
\愛犬喜ぶ!滑りにくい!/
タイルカーペット
30~50cm角のパネル状カーペットのことを、タイルカーペットといいます。
タイルカーペットの表面は丸くループ状に仕上げたループパイルと、繊維の表面を切りそろえたカットパイルの2種類が主流。
どちらのタイプも一般的なカーペットと同様に、ふんわり柔らかい質感で滑りにくく、ぬくもりを感じられます。
ラグのように部分的に敷いたり、部屋全体に敷き詰めたり、愛犬との暮らし方に合わせて自由に敷き方を変えられるのもタイルカーペットならではのメリットです。
カッターナイフでお好みのサイズにカットでき、柱や建具の出っ張りにもピッタリ合わせられます。
また、裏面に滑り止めが付いているためズレにくく、床に置くだけで簡単に設置可能。
撥水加工で汚れが染みこみにくいうえ、1枚ずつ取り外して手洗いすることもできます。
\洗いやすく機能的なタイルカーペット/
愛犬も飼い主も満足できる床材の選び方
クッションフロア・ペットマット・タイルカーペットには、それぞれメリットとデメリットがあります。
愛犬の年齢や健康状態、掃除のしやすさや生活スタイルを考慮しながら、使い勝手のよい床材を選択しましょう。
掃除しやすさを求めるならクッションフロアを選ぶ
クッションフロアの表面は目地が浅く、ビニール仕様で撥水性に優れます。
汚れてもサッと拭き取るだけでお手入れできるため、掃除の手間を大幅に削減できます。
とくに、子犬や老犬は床にフードをこぼしたり、粗相したりしてしまうこともしばしば。
床掃除の回数が多くなるほど飼い主の負担も増えるため、手早く簡単に衛生状態を保てるクッションフロアは愛犬との暮らしにおいて強い味方になってくれますよ。
カーペットに比べると多少表面が滑りやすいという欠点はありますが、掃除しやすさやお手入れの手軽さを求めるなら断然クッションフロアがおすすめです。
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機能性を重視するならペット専用のクッションフロア(ペットマット)を選ぶ
先にご紹介したように、クッションフロアの優れた機能性をさらにペット用に進化させた床材がペットマットです。
ペットマットの表面にはデコボコ加工が施され、クッションフロアよりも一層滑りにくさに配慮されています。
また、しっかりとした厚みによりクッション性にも優れ、愛犬の脚腰への負担を効果的に軽減できます。
耐久性も優秀で敷き替え頻度が少なく済むため、愛犬が多くの時間を過ごす場所や、フローリングの傷みが気になる場所にピッタリ。
さらに、消臭・抗菌・抗ウイルス・防カビ機能付きでお手入れにも手間がかからず、愛犬との暮らしをより快適に導いてくれますよ。
クッションフロアよりもデザインのバリエーションは限られますが、長く快適に使い続けられる頑丈な床材をお求めの方に最適です。
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クッション性を求めるならタイルカーペットを選ぶ
タイルカーペットとクッションフロア・ペットマットとの大きな違いは、表面にパイルが植毛されていることです。
ふかふかのパイルに表面を覆われているため、抜群のクッション性があり爪や肉球でしっかりと床をつかむことができます。
よって、「床滑りしないこと」を重視するならタイルカーペットが最適。
また、「カーペットはお手入れしづらい」というイメージがありますが、タイルカーペットは1枚1枚が独立しているため、汚れた部分は気軽に取り外して洗浄できます。
破損しても部分的に買い直せるため、メンテナンス性も優秀です。
クッションフロアやペットマットに比べると多少コストはかかりますが、愛犬の足腰にかかる負担を大幅に軽減することと、お手入れの手軽さを両立する床材をお求の方にもご満足いただけるでしょう。
\洗いやすく機能的なタイルカーペット/
愛犬の健康を守るためにクッションフロアやタイルカーペット活用しよう
クッションフロアやペットマット、タイルカーペットなどの床材でフローリングをカバーすることで、愛犬の長期的な健康を守ることができます。
床材ごとにクッション性や機能性が異なるため、愛犬の年齢や健康状態、お手入れのしやすさやコストなどを考慮しながら、暮らしにマッチするものを選択しましょう。
今回は愛犬の床滑り対策に効果的な床材の選び方のポイントと、おすすめの床材をご紹介しました。
ぜひ、床材を上手に取り入れて、愛犬にとっても飼い主にとっても暮らしやすい住環境を整えてくださいね!
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赤田加奈子
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