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【すぐできる!】カーペットのシミ・汚れを取る方法

お手入れ

【すぐできる!】カーペットのシミ・汚れを取る方法

2022.12.12 (最終更新日:2023/12/06)

どんなに注意していても、うっかり飲み物をカーペットや絨毯にこぼしてしまった!という経験は誰にでもあるのでは?

今回は、カーペットや絨毯のシミ・汚れを取る方法をご紹介します。

カーペットや絨毯のシミ抜きの基本

実際のシミ抜きの方法を紹介する前に、シミや汚れの基本的なポイントを抑えておきましょう。

どんな汚れもスピードが命!

汚れ・シミの種類はいくつかありますが、どの種類に関してもスピードが命です。

なるべく早めに対処しましょう。

シミ・汚れの種類で方法が変わる

まず、シミや汚れには種類があり、種類によって効果的なシミ抜き方法が変わります。

【水溶性の汚れ】

水溶性の汚れは、コーヒー・ジュースや醤油など、油分を含んでいない汚れです。

比較的落としやすいシミの種類になります。

【油溶性の汚れ】

ドレッシングやパスタソース、ファンデーション・口紅などは、油溶性の汚れになります。

水に馴染みにくいので、厄介な汚れと言えます。

【その他の汚れ】

水溶性にも油溶性にも分類されない汚れとしては、泥や血液、ガムなどが挙げられます。

こういった特殊の汚れも、焦らず対処すればある程度、シミ抜きができます。

【汚れの種類別】シミ取り方法

ここからは実際に汚れの種類別に、具体的なシミ抜きの方法をご紹介します。

注意したい点としては、シミ抜きをするために用意するお湯・洗剤・薬剤などが、カーペットや絨毯の材質によっては使えない場合がある。

購入した時の説明書やタグを必ず確認してください。

水溶性の汚れのシミ抜き方法

●コーヒーやワインなどの場合

【用意するもの】

・綺麗なタオル
・塩または重曹

①まずは拭き取らずに、塩または重曹を多めに盛る

 ※塩や重曹がコーヒーやワインなどの汚れを吸い取ります

②少し時間を置き、タオルで揉み込むように塩または重曹を取り除く

③最後に掃除機をかけて、塩や重曹を吸い込む

●ジュースや醤油などの場合

【用意するもの】
・綺麗なタオル
・30度くらいのぬるま湯
・必要に応じて中性洗剤

①ぬるま湯に浸して固く絞ったタオルでたたく

タオルに汚れを移していくイメージです。

醤油などの場合は、汚れを摘まみ取るように吸い取りましょう。この時、こするように拭くと綺麗な所に汚れが移ってしまうので注意してください。

②中性洗剤を水で薄めたものをタオルに含ませ①と同じように汚れやにおいを落とす

油溶性の汚れのシミ抜き方法

●パスタソースやマヨネーズなどの場合

【用意するもの】
・スプーンなど
・綺麗なタオル
・中性洗剤
・40度くらいのぬるま湯

①まずは拭き取らずに、スプーンなどでこそぐように汚れを取る

②ぬるま湯を含ませた綺麗なタオルで汚れを拭き取る

③中性洗剤の原液を少し、汚れた部分にかける

④指先で汚れを馴染ませたら、固く絞ったタオルで汚れを吸い取る

この時もこするのではなく、叩いたり・摘まみ取るように拭きましょう。

●インクやクレヨンなどの場合

【用意するもの】
・綺麗なタオル
・ベンジンまたはマニキュアの除光液
・中性洗剤

①汚れの箇所に、ベンジンまたはマニキュアの除光液を数滴落とす

②①の作業を何度か繰り返す

③中性洗剤の原液を少し、汚れた部分にかける。

④指先で汚れを馴染ませたら、固く絞ったタオルで汚れを吸い取る

この時もこするのではなく、叩いたり・摘まみ取るように拭きましょう。

その他の汚れのシミ抜き方法

●泥などの場合

【用意するもの】
・ブラシ
・綺麗なタオル
・中性洗剤

①泥に水分がある場合は乾かす

②ブラシで泥を払い落す

③中性洗剤を染み込ませたタオルでたたくように汚れを落とす

●ガムなどの場合

【用意するもの】
・氷
・ヘラ
・綺麗なタオル
・ベンジンまたはマニキュアの除光液

①氷などでガムを冷やし固める

②固まったガムをヘラではがす

③ベンジンまたはマニキュアの除光液を含ませたタオルで、残ったガムをたたき取る

シミ・汚れの種類が分からない場合の対処法

汚れ・シミの種類別にいくつかシミ抜きの方法をご紹介しましたが、汚れの種類が分からなかったり、どうしてもシミが取れないという場合もあると思います。

汚れの種類が分からない場合

汚れの種類が分からない場合は、下記の順番で汚れの種類を確認してみてください。

汚れが油に溶けるタイプなのか、水に溶けるタイプなのかである程度種類を把握できます。

ただし、確認する順番を間違えると、汚れが取れなくなることもありますので、ご注意下さい。

①ベンジンまたはマニキュアの除光液を少量含ませたタオルで汚れを軽く叩く

 →タオルに汚れが移れば「油溶性の方法」でシミ抜きをする

②ぬるま湯を少量含ませたタオルで汚れを軽く叩く

 →タオルに汚れが移れば「水溶性の方法」でシミ抜きをする

どうしても汚れ・シミが落ちない場合

いくつかのシミ抜きを試しても汚れが落ちない場合は、シミ抜きクリーニングなどをしている店舗などプロに依頼する方が無難です。

有料にはなりますが、カーペットや絨毯をダメにしてしまうよりは良いでしょう。

まとめ:汚れの種類を知って正しいシミ抜きを実践しよう!

カーペットなどのシミ・汚れを落としたい場合、ポイントは2点です。

・なるべく早めに対処する

・汚れの種類に合った正しいシミ抜きを実践する

丸洗いが難しいカーペットや絨毯だからこそ、ちょっとしたテクニックで長く使うことができます。

ぜひ、ご家庭で実践してみてくださいね。

\汚れたところだけ洗える!/

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元リフォーム会社勤務のフリーライター。ラグリエでは、誰でもできるプロ直伝のDIYのコツや床にまつわる豆知識をご紹介します。
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