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クッションフロアの柄合わせに必要な『リピート』って何?DIYでのコツと注意点を解説!

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クッションフロアの柄合わせに必要な『リピート』って何?DIYでのコツと注意点を解説!

2022.08.22 (最終更新日:2023/08/07)

クッションフロアにはたくさんの柄があり、選ぶ楽しさがありますね。柄を選ぶ際に『リピート』というワードを見たことはありませんか?

今回はこの、クッションフロアの『リピート』について解説いたします。

クッションフロアを購入する時や、DIYで施工する時にぜひ知っておきたい用語です。

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『リピート』ってどんな柄のことを言うの?

『リピート』というのは、言葉の通り「繰り返し」です。

特定のパターンで作成されたデザインが繰り返されて、全体のデザインになっている柄ということですね。

ほとんどのクッションフロアの柄は『リピート』

リピートの大小は様々ですが、クッションフロアのデザインは、ほとんどがリピートの柄になっています。

施工する際は、デザインのパターンがどこで始まり、どこで終わるかが決まる『リピート幅』をしっかり確認しましょう。

『リピート柄クッションフロア』の種類

それぞれのリピートデザインで、施工のしやすさや注意点が異なります。

実際の柄を見ながら、柄合わせのしやすさを解説します。

大理石など目地のないリピート柄

大理石の柄などは目地がない分、すっきりシンプルなデザイン。

そこまで継ぎ目を気にしなくても施工できますが、近くで見ると柄の切れ目が分かるので、こだわる方は施工時に注意が必要です。

どこでリピートしているのかが一番分かりにくいので、リピートをきちんと合わせてDIYする場合は、難易度が高い柄でもあります。

また、板目や目地などがない柄は、リピートでの柄合わせの有無にかかわらず、マット同士の継ぎ目が目立ちやすい柄でもあります。

【タイルなどが整列しているリピート柄】

テラコッタタイルやパーケット柄など、四角形が整列しているタイプの柄は、縦と横に目地が繋がっており、目地があっていないと悪目立ちしてしまうので、柄合わせしたほうが良い柄です。

目地だけでなく、タイル一つ一つのデザインや色目まで合わせたい場合は、リピートを合わせて柄合わせする必要があります。

目地だけ合わせる場合でも、クッションフロアは必要な数量より多めに注文し、敷きながら調整し、カットできるようにしましょう。

木目やレンガなど配置をずらしたリピート柄

木目(フローリング柄)やレンガ調のデザインの場合、縦方向に目地が繋がっていても、横方向の目地はバラバラな柄があります。

【タイルなどが整列しているリピート柄】と同様に、目地や板目だけを合わせる場合の施工は比較的しやすいですが、色目まできちんと合わせたい場合は、リピートを守って施工する必要があります。

板目や目地を合わせるだけで良い場合でも、必要なクッションフロアの長さに、プラスαで、柄合わせ用の余裕が必要です。

クッションフロアの注文は、必要量より長めに頼んで、目地や板目を合わせて敷く位置を調整しましょう。

フローリング調の木目柄は、【大理石など目地のないリピート柄】に比べると、意外にも、クッションフロア同士の目地が目立ちにくい柄。初心者の方にもおすすめです。

特殊な柄(六角形タイルや寄木張り)のリピート柄

タイルの形が六角形だったり、ヘリンボーン柄・寄木張りといった特殊なデザインの場合、選ぶ柄によって施工の難易度が変わります。

【タイルなどが整列しているリピート柄】や【木目やレンガなど配置をずらしたリピート柄】と同様に、柄合わせに特にこだわらない方でも、板目や目地だけでも合わせてあげると、仕上がりはぐっと良くなります。

ヘリンボーン柄は、一般的な木目柄に比べると、板目を合わせるだけでも、やや難易度が高い柄です。柄合わせの場所によっては色目などに違和感が出ることがあるので、リピートを守って施工すると、仕上がりが綺麗です。

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板目や目地を合わせるってどういうこと?そんな方におすすめな記事もあります↑↑↑

クッションフロアを購入するときの注意点

DIYでクッションフロアを部屋全体に施工したいと思った時、どれくらいのサイズを購入すれば良いか、迷うことがあります。

また、リピートで柄合わせをする場合は、調整のためにカットをする必要があるので、部屋の面積ぴったりでは足りなくなってしまうことも。

クッションフロアを購入する際の注意点を覚えておきましょう。

部屋のサイズと必要なサイズについて

では実際に、一般的な6畳(360cm × 270cm)のお部屋で、どのくらいのクッションフロアが必要なのかを計算してみましょう。

ここで例に出すお部屋6畳サイズの寸法は、地域によって違いがあるので注意してください。

実際にスケール(巻き尺)で測ることをおすすめします。

注文の仕様は
・クッションフロアの幅は90cm
・100cm刻み
・最長1000cmまで

と決まっているものとして解説していきます。

柄合わせをしないでクッションフロアを貼る場合

柄合わせをせずに施工する場合、そこまで計算が難しくありません。

クッションフロアの幅が90cmなので、360cm×3列分に足りるように注文しましょう。

<注文詳細>
・90cm幅 × 400cmのクッションフロアを3本

100cm刻みなので、400cmのものを注文して、余分な部分はカットします。

リピートで柄合わせをしてクッションフロアを貼る場合

リピートで柄合わせをして施工する場合は、注意が必要です。

ロール上のものから切り出されたクッションフロアが届くので、リピート柄のデザインが必ず同じ場所から始まるわけではない為です。

そのため、柄を合わせてから余った部分をカットする必要があります。

ポイントとなるのは「リピート幅分」と「切りしろ分(20cmくらい)」を足して注文するということ。

例えば、リピート幅が
タテ90cm×ヨコ90cmだった場合

(部屋の長さ)+(リピート幅)+(切りしろ)

 360cm+90cm+20cm=470cm

となります。

つまり、90cm×500cmのクッションフロアを注文すれば良いということになります。

1枚目は壁を基準に施工することができるので、

この場合の注文詳細は

・90cm幅 × 400cmのクッションフロア×1本

・90cm幅 × 500cmのクッションフロア×2本

ということになります。

計算が難しい場合は、販売の担当者に聞くと良いでしょう。

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リピート柄のクッションをDIYで敷く時のコツ

難易度はそれぞれ違いがありますが、どのリピート柄のクッションフロアを施工する場合も、「リピート幅」のチェックは欠かせませんね。

では、実際にクッションフロアを施工する際のコツを見ていきましょう。

リピート柄の向きを確認

まずは、クッションフロアの柄の向きを確認しましょう。

同じ向きで施工していかないと、うまく柄合わせができません。どうしても柄が合わないという場合は、クッションフロアの向きを変えてみましょう。

いったん床にクッションフロアを仮置きしてみて、柄合わせを確認してからカット、貼り付けしてくださいね。

複雑な形のお部屋は「見切り材」を使うと便利

お部屋の真ん中にキッチンがあったり、複雑な形のお部屋の場合は、見切り材を活用しましょう。

見切り材を入れると、境目のリピート幅を気にしなくても良くなり、施工が楽になります。

難易度は高くなりますが、異なる色やデザインのクッションフロアを細くカットして、見切り材とする方法もあります。

仕上がりにこだわるなら リピートで柄合わせをしよう!

今回は、クッションフロアの柄合わせに必要な『リピート』という用語について解説しました。

クッションフロアをDIYで施工する際、仕上がりにこだわる方は、このリピート柄の特徴や柄合わせの方法をぜひマスターしてみてくださいね!

細かい所は気にしない!という方は、目地のない大理石調のものや、シンプルなデザインのものを選んでも良いですし、板目や目地だけでも合わせてあげると、仕上がりがぐんと良くなりますよ。

クッションフロアを選ぶ際のポイントとして、知っておくと良い「リピート」。

どんな柄でも対応できるようになると、DIYの幅が広がり、お部屋の模様替えがどんどん楽しくなります!ぜひ参考になさってくださいね。

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元リフォーム会社勤務のフリーライター。ラグリエでは、誰でもできるプロ直伝のDIYのコツや床にまつわる豆知識をご紹介します。
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