カートを見る

デザインフロアマットデザインフロアマット

デザインラグデザインラグ

スタイリングスタイリング

読みもの読みもの

HOME読みもの用語集

出隅(でずみ)・入隅(いりずみ)とは?クッションフロアなど床の施工に役立つ豆知識も解説!

用語集

出隅(でずみ)・入隅(いりずみ)とは?クッションフロアなど床の施工に役立つ豆知識も解説!

2022.05.16 (最終更新日:2023/05/12)

建築現場や内装施工でよく使われる「出隅(でずみ)・入隅(いりずみ)」という業界用語。

あまり聞き馴染みのない言葉なので、よく分からないとい方も多いですよね。

そこで今回は、出隅・入隅の用語や施工で役立つ豆知識について解説します。

本記事の内容を押さえて、クッションフロアの施工や部屋のDIY作業をスムーズに進めましょう!

\あなたのお部屋をもっと素敵に/

ラグリエのデザインフロアマット

出隅(でずみ)・入隅(いりずみ)とは?

出隅・入隅とは一言でいうと、”部屋の角”のことを表します。

建築現場では「測定基準点から出隅まで〇〇mm」、DIYでは「出隅・入隅を減らしてシームレスな見た目に」などと、使われることがあります。

建築業界では、一般的に利用される言葉です。

次に、出隅と入隅のそれぞれの言葉をさらに詳しく解説します。

出隅(でずみ)

「出隅(でずみ)」とは、壁と壁、壁と柱などが角度をもって交わったときの”凸の部分”を示します。

また、出隅は出っ張っているので、人や物がぶつかりやすいという特徴があります。

そのため、出隅にはコーナーガードのような保護部材が取り付けられることも多いです。

出隅にコーナーガードを取り付ける際は、汚れが付きにくいように防汚加工された物を選ぶと良いでしょう。

小さなお子さまや高齢者のいる家庭では、怪我や事故からの安全対策にも繋がります。

入隅(いりずみ)

「入隅(いりずみ)」は壁と壁、壁と柱などが角度をもって交わったときの”凹の部分”を示します。

また入隅は、時間の経過とともに、壁紙やクロスの損傷(割れ、剥がれ)が起こりやすくなるという特徴があります。

入隅の隙間が目立ってきた場合は、アクリル製のコーキング剤を利用し、隙間を埋めると良いでしょう。

コーキング剤は安い物であれば、数百円程度で購入できます。ホームセンターで簡単に手に入るので、所持しておくと良いですね。

  出隅・入隅は外側か内側かで見方が変わる

出隅か入隅であるかは、見る人の視点によって異なります。

例えば、前述のように部屋(家)の内側からみた場合は「出っ張っている部分=出隅」、「へこんでいる部分=入隅」です。

しかし、外側から見ると出隅・入隅が反対になります。

外側か内側からの視点のいずれにしても、「出っ張っている部分=出隅」「へこんでいる部分=入隅」と覚えておくと良いでしょう。

クッションフロアを綺麗にカット!出隅・入隅部分の施工方法

「真っ直ぐな壁は簡単なのに、凹凸部分の施工はどうしてもうまくできない…」

ここでは、クッションフロアを貼る際に押さえておきたい、出隅や入隅の処理方法をご紹介します。

コツを掴むだけで、綺麗で清潔感のある見た目になりますよ!

【出隅】クッションフロアの貼り方・切り方

クッションフロアDIY 出隅の処理
切り込みは、切りすぎないように注意して

①クッションフロアが角に差し掛かったら印をつける。

②部屋の角に合わせて押さえながら、切り込みを入れる。

③地ベラを活用しながら、余った部分をカットする。

<クッションフロアをカットする際の注意点>

出隅や入隅の部分をカットする際は、しっかりと角に合わせて強く押さえつけることがポイントです。カットラインが歪んで、隙間ができないように真っ直ぐにカットをしましょう。CFカッターがあると便利です。

【入隅】クッションフロアの貼り方・切り方

クッションフロアDIY 入隅の処理
角の位置をしっかり押し当てて跡をつけたら、端を三角に切り取ります

①隅に対して、クッションフロアを折り返し、クセをつける。

②クッションフロアを角の位置にしっかりと押し当てる。

綺麗に仕上げるコツはここで、隙間なく押し当てることです。

③できた折り目と角が一直線になるように切り込みを入れる。

小さな切り込みを入れてから、一気に切断すると綺麗なカットラインになります。

④余分なクッションフロアのシートをカットする。

クッションフロアは部屋の印象を大きく左右する物なので、焦らず丁寧に施工しましょう。

↑出隅、入隅のクッションフロアの切り型は、こちらの記事で詳しくご紹介しています!

出隅・入隅付近のカットラインが目立つ・隙間ができた場合の対処法

クッションフロアのカットラインがガタガタになっていて、どうしても隙間が目立つ場合は、コーキング剤を利用してみましょう。

コーキング剤(シーリング剤とも呼ばれる)とは、隙間を埋めるための可塑剤(ある材料に柔軟性を与えたり、加工をしやすくするために添加する物質)のことです。

糊をつけるような感覚で隙間を埋めて乾燥させると、白いゴムのような形状になります。

コーキング剤を使用した後は、いつでも剥がせるので、DIYにも最適です。

※賃貸物件にお住まいの場合は、管理会社に確認しましょう。 退去時に原状復帰が求められる場合、費用がかかる場合もあります。

また、コーキング剤には、いくつかの種類がありますが、クッションフロアの隙間に適した「アクリル樹脂系」の物を選びましょう。

アクリル樹脂系はベタつきが少なく、ほこりもつきにくいので、綺麗な見た目になります。複数のカラーがあるので、使用しているクッションフロアに合った色を選んでください。

【番外編】知っておきたい出隅・入隅の豆知識

ここでは、DIYや家の購入時に役立つ豆知識をご紹介します。

出隅・入隅についてさらに理解を深めるためにも、参考にしてみてください。

出隅・入隅はひび割れ起こりやすい

出隅・入隅は左右の木材を斜め45度にカットし、突き合わせて仕上げることが一般的です。

そのため、建物の経年劣化や地震などで歪みが生じやすく、壁にひび割れが起こることもあります。

また、大きなひび割れになれば、隙間から雨漏りする場合もあります。

このように出隅や入隅部分は、平面よりも劣化しやすいことを覚えておきましょう。新築物件の場合は内覧時に、角材の結合箇所に隙間がないかをチェックしてみてください。

ひび割れに不安を感じた人は、専門の業者に調査・点検をしてもらうのも良いでしょう。

出隅・入隅の多い家は、コストが高い

「出隅・入隅が多い」となれば、その分だけ外壁面積が大きくなります。

外壁面積が大きくなれば、必要な外壁材が多くなるので、コストがかかるわけです。

また、出隅・入隅は平面に比べて、施工にも手間がかかります。

そのため、結果として出隅・入隅の多い家は、コストが高くなります。

デザインの好みは人それぞれですが、コストを抑えて家を建てたい人は、シンプルなボックス形のデザインがおすすめです。

施工しにくい出隅・入隅もラグリエのクッションフロアなら楽ちん!

今回は「出隅と入隅の用語解説」と「綺麗にクッションフロアを敷く方法」についてご紹介しました。

出隅や入隅の施工は難しいですが、本記事を参考にしながら作業をおこなえば、きっと素敵な部屋に仕上がりますよ!

ラグリエのクッションフロアなら、ご自宅にあるハサミやカッターで簡単にカットできます。

気になった方は、ぜひラグリエのクッションフロアを取り入れてみてくださいね。

\デザイン豊富!貼り付け簡単!/

ラグリエのデザインフロアマット

===================

こちらの記事もおすすめです↓↓↓

The following two tabs change content below.
fn30works

fn30works

元リフォーム会社勤務のフリーライター。ラグリエでは、誰でもできるプロ直伝のDIYのコツや床にまつわる豆知識をご紹介します。
  • Instagram