床のDIYをおこなう際に必要な材料や工具。
「たくさんの種類があって、どれを選べば良いか分からない…」と悩む方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、床をDIYする際に持っておきたい便利グッズをご紹介します。
本記事で紹介するグッズを持っていれば、DIYの時間短縮や綺麗な仕上がりにつながりますよ!
\デザインいろいろ!貼り付け簡単!/
もくじ
床をDIYする方法を知ろう!
床のDIYといっても、簡単なものから技術が必要なものまで、さまざまな方法があります。
床をDIYする方法は大きく分けて、2つあります。
初心者の方におすすめな「重ね張り」
今ある床材はそのままにして、新たな床材を上から張る「重ね張り」。
初心者の方でも施工しやすいメリットがある一方で、床材の経年劣化(傷み)は直せないというデメリットもあります。
重ね張りをすれば、剥がす作業がないので、時間短縮にも。さらには、張り替えに比べて必要な道具も少なくて良いため、DIYにかかる費用を抑えられます。
また、賃貸物件で床をDIYする場合は、原状回復をしなければなりません。そのため賃貸物件では、張り替えをおこなえず、重ね張りでかつ床を傷つけない方法が求められます。
貼って剥がせるようなクッションフロアやタイルカーペットであれば、賃貸物件にも利用しやすいですよ!
初心者には やや難易度の高い「張り替え」
今ある床材を剥がして、新しく張り直す「張り替え」。
メリットとしては、床の傷みを直せることが挙げられます。ただし、床材の継ぎ目が目立ったり、段差ができたりと、技術的な難易度が高いことも多いです。
クッションフロアやタイルカーペットの施工に便利なグッズ
ここでは、クッションフロアやタイルカーペットなどの「重ね張り」に便利なグッズをご紹介します。
作業効率を上げるためにも、そろえておくと便利です。張り替えに便利なグッズはのちほど、ご紹介します。
クッションフロアDIYにあると便利な道具たち
CFカッター
クッションフロアを簡単にカットするための道具です。地ベラとカッターを使うよりも、綺麗にカットしやすいのが特徴です。
穴あきのグリップの方が手に馴染みやすく力を入れやすいです。
地ベラ
クッションフロアに折り目をつけたり、ジョイントする際に使用します。
使い勝手の良い、取っ手付きタイプがおすすめです。
ローラー
床材と床をしっかりと着圧するのに便利です。
ローラーがスチール素材でできているものは、錆びにくく長持ちします。
コーキング剤
クッションフロアの隙間を埋めるのに便利なアイテムです。
アクリル樹脂系のコーキング剤は、ベトつきが少なく手についても取れやすいのが特徴です。
継ぎ目用処理剤
クッションフロアにできた継ぎ目をつなげて、剥がれにくくしてくれるアイテムです。家具を床に引きずった際でも、クッションフロアがずれにくくなります。
床材の色に合ったものを選びましょう。
\初めてのクッションフロアDIYにおすすめ!/
タイルカーペットDIYにあると便利な道具たち
カッター
壁際の施工やタイルの柄合わせなどに使用します。
刃が大きくて分厚い「L刃」や「特大H刃」がおすすめです。
巾定規(はばじょうぎ)
長尺マットやタイルカーペットのカットに使用します。指穴が付いていたり、コンパクトなので細かな施工にも便利です。
下地が見える透明タイプのものがおすすめです。
チョーク
タイルカーペットのマーキングに使用します。
床や壁についてもすぐに取れる炭酸カルシウム製がおすすめです。マーキングはマスキングテープでも代用できます。
裁ちばさみ
毛足が長いタイルカーペットの裁断に使用します。
刃が大きく、持ち手が丈夫なものがおすすめです。
カッターマット
カッターを使用する際に床や床材を保護します。
方眼のメモリや滑り止めがついていると、ズレを予防できます。
切断したクッションフロアやタイルカーペットの切れ端は、カッターやはさみで細かく切っておくと、部屋のスペースを取らずに処分できますよ!
\初心者の方にも安心!/
ホームセンターでもレンタルできます 床「張り替え」の道具
張り替えに必要な道具をすべてそろえると、数万円かかることもあります。
これからも使う予定があれば購入されても良いと思いますが、今回しか使わない…というような場合は、レンタルを検討するのも良いでしょう。
<大手ホームセンターでレンタルできる工具の例>
- インパクト
長いビスを打つなど負荷のかかる作業に使用 - ドリルドライバー
電動で穴をあけたり、ネジを回せる工具 - サンダー
モーターの力を利用して研磨作業する工具 - ジグソー
ミシンのように専用刃を上下に動かし材料を切断する工具
などなど…DIYに便利な工具を気軽に借りられます。料金は1泊2日で数百円〜数千円程度と、機材の種類や貸し出し店舗によって異なります。
また、レンタル状況によって借りられない場合もあるので、事前に各店舗のホームページで確認しておきましょう。
床の張り替えの工具は、以下のものがあれば便利です。
フローリングの張り替えにあると便利な道具
ドリルドライバー、ノコギリ、サシガネ、かなづち、木製ハンマー、チョーク、メジャー、ペンチ、ポンチなど。
フロアタイルの張り替えにあると便利な道具
カッター、定規、メジャー、サシガネ、ローラー、チョークなど。
サシガネは、材木などの長さや直角を測ったり、勾配を出したりするのに使用する道具です。
このほかには、丸ノコという道具があれば、フローリング材を電動でカットすることができますし、畳の撤去が必要な場合は、マイナスドライバーがあれば安心です。
レンタル時にDIYで必要な道具がわからない場合は、ホームセンターのスタッフに相談してみてください。
床DIYで気を付けたいポイント
ここでは、床をDIYするときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
ポイントを把握して、床のDIYをおこなえば、大きな失敗を減らせますよ!
建具の状況を確認する
床のDIYをする際に確認しておきたいのは、建具の設置状況。建具とは、開口部に設けられた障子や襖(ふすま)・窓・ドア・戸などの可動部分とそれを支える枠などの総称です。
とくに重ね張りでDIYをする場合は、新しい床材の厚みの分だけ、床の位置が高くなります。そのため、部屋のクローゼットやドアが開かなくなったり、動きにくくなったりします。
重ね張りをする際は、建具近くの床を削るか、DIY用に作られた薄めの床材を選びましょう。
メンテナンスが必要な床材か
床材によっては、DIYした後も定期的なメンテナンスをしなければ、劣化していく場合があります。
とくに無垢フローリングは、使用するにつれて傷や汚れが目立つようになるので、再塗装や表面加工が必要です。
DIYで使用する床材を選ぶ際は、張った後のメンテナンスのことも考慮しましょう。
ビニール製のクッションフロアなら、水や汚れに強く、掃除も簡単にできます。色や柄などの種類も豊富で取り扱いやすいため、DIY初心者の方にもおすすめです。
またクッションフロアなら、糊で貼り付けてしまわなければ、貼って剥がすことができるので、原状回復が必要な賃貸物件でも利用できるでしょう。
手軽に床をDIYするならラグリエのデザインフロアマットがおすすめ
養生テープで床材を固定して、工具を使って床材をカット…。
さらには、必要な材料や工具が多くて費用がかさんだりと。床のDIYは意外に手間がかかりますよね。
そんなときにおすすめなのがラグリエのデザインフロアマット。
通常180cmほどの幅があり、巨大かつ重量のあるクッションフロアは、ひとりでDIYするには、かなり大変。
ラグリエのデザインフロアマットなら、180cm幅のクッションフロアを自社工場で半裁しているので、一人でも簡単に持ち運べ、ご自宅のハサミやカッターでカットしながら、誰でも手軽に床のDIYができます。
クッションフロアを利用すれば、部屋の印象を変えられるだけでなく、床を傷や汚れから守ってくれますよ。
ラグリエのデザインフロアマットは、付属の吸着滑り止めシートを使用すれば、床に傷跡が残らないので、原状回復も可能です。
豊富な種類の中から、お部屋の印象に合ったクッションフロアを選んでみてくださいね。
\どんな柄があるの?サイズや品ぞろえは?/
床材に合った道具を選んでDIYを快適に
今回は床をDIYする際に持っておきたいアイテムをご紹介しました。
床材に合った道具を正しく選べば、作業効率は格段にアップします。
床の張り替えは難しい作業が多いので、初心者の方はクッションフロアやタイルカーペットから始めるのがおすすめです。
DIYをする際には、ぜひとも本記事で紹介したアイテムを取り入れてみてくださいね。
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