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保護猫ボランティアをしてみたい。自分にはどんな保護猫活動ができる?【命のバトンリレー】

コラム

保護猫ボランティアをしてみたい。自分にはどんな保護猫活動ができる?【命のバトンリレー】

2025.06.09 (最終更新日:2025/06/09)

「保護猫のために、何か役に立てるボランティア活動がしたい」

猫好きの優しい人の中には、そんなことを考える人たちも増えてきています。

保護猫のボランティアは常に人手が足りておらず、どこの保護猫団体も頭を悩ませているところなので、もしもあなたが手を挙げれば歓迎してもらえることでしょう。

今回のラグリエ読みものでは、保護猫活動にはどんな種類があるのか、あなたの環境やライフスタイルでは何のボランティア活動が可能なのかを詳しくご説明していきたいと思います。

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ミルクボランティア

哺乳瓶でミルクを飲む保護子猫の様子。ミルクボランティアによる育児支援活動の一環。
pexels

野良猫が出産したまま育児放棄をしてしまったり、子猫のために餌を探している最中にママ猫が事故などで亡くなってしまったりするケースも、決して少なくはありません。

本来ママ猫が育てるはずの子猫が置き去りにされてしまうと、待っているのは各自治体の動物愛護センターによる「殺処分」です。

そんなときに動物愛護センターから子猫を引き取って活躍するのが、生後まもなく保護された子猫のお世話をする、ミルクボランティア。

ミルクボランティアは、昼夜問わず数時間おきに子猫にミルクをあげる必要があるので、正社員として外でお仕事をしている人には、かなり難しいボランティア活動です。

また、きちんと体重が増えているか健康状態には変わりがないかなども、獣医師と連携を取りながらチェックしていかなければなりません。

とても手間がかかるので、専業主婦や在宅でお仕事ができる人に向いている、保護猫ボランティアだといえるでしょう。

人間がミルクで育てた保護猫は確実に人になつくので、里親さんに喜ばれますし、なんといっても殺処分の危機から小さな命を救えるということで、非常にやりがいのあるボランティア活動です。

かわいい盛りの子猫と触れ合えるということもあって、人気の高いボランティアとなります。

預かりボランティア

階段でくつろぐ保護猫。家庭で一時的に世話をする預かりボランティア活動のイメージ。
pexels

ミルクボランティアのもとでドライフードが食べられるまでに成長した子猫を預かったり、他にも何らかの事情があって飼い主がいなくなった保護猫を預かったりするのが、預かりボランティア。

1ヶ月から1年ほど、里親さんが決定するまで自宅で預かり、人間や先住猫(いれば)との触れ合いを通じて、保護猫の社会化をお手伝いします。

保護猫はつらい思いをしてきて臆病な場合も多いので、「人間って怖くないよ、あなたを可愛がる存在なんだよ」ということを伝えるのです。

毎日フードを与えたり、トイレのお世話をしたり、猫おもちゃで遊んであげたりしていく中で、あなたの温かい気持ちはきっと保護猫に伝わることでしょう。

預かりボランティアは保護猫を期間限定とはいえど自宅で飼育するので、ペット可住宅に住んでいる必要があります。

会社勤めの人でも可能なのが預かりボランティアで、ボランティア中に保護猫にかかったフード代や医療費などは、保護猫団体が負担してくれる場合が多いです。

また近年問題になっている、多頭飼育崩壊現場からレスキューされた保護猫などはトイレのしつけがされていないことも多々あるので、床に敷いているカーペットなどに粗相をしてしまうことも。

それは、その保護猫のせいではないのできつく叱ったりせず、根気よくトイレの場所を教えてあげると、スムーズに新しい里親さんへとつなげることができるでしょう。

長く預かりボランティア活動をしていきたいと思うならば、あらかじめ猫の暮らすスペースにペットマットなどを敷いておくと、もしも粗相をされたとしてもお掃除が簡単になりますよ。

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里親募集ボランティア

優しく撫でられて安心する保護猫。里親募集ボランティアによる人馴れ支援の様子。
pexels

里親募集ボランティアには、いろんな種類のものがあります。

この中に、あなたができそうな里親募集ボランティアがあれば、信頼のおける保護猫団体に連絡をして応募をするといいでしょう。

譲渡会場スタッフのボランティア

多くの保護猫団体は、定期的に保護猫の譲渡会を開いて、新しい里親さんを見つける活動をおこなっています。

その譲渡会場スタッフとして、ボランティア活動に参加するという方法も。

保護猫の譲渡会は、人を集めやすい土日祝日に開催されることがほとんどなので、正社員として会社勤めをしている人にも人気のボランティアです。

譲渡会場に来てくれた里親さん候補に、その保護猫の性格や保護された経緯などを説明し、魅力をアピールしてあげてください。

接客業や営業職のお仕事に就いている人や、知らない人にも物おじせず話しかけるのが得意な人に向いているでしょう。

ポスターやチラシ作成のボランティア

保護猫の里親さん探しには、ポスターやチラシ作成が必要になることもあります。

預かりボランティアが預かっている保護猫の写真をたくさん撮ってくれるので、その中からベストショットを選定し、ポスターやチラシをデザインし作成するというボランティア活動です。

こちらはWebや印刷物などデザイナーのお仕事をしている人には最適ですが、趣味でデザインをしていて得意だという人にも向いているボランティアになります。

SNS運用のボランティア

保護猫団体は、ブログやSNSなどを使って活動内容を広く伝えたり、保護猫の里親さん募集をおこなったりすることも多いです。

そのため、ブログやSNS運用をするボランティアも必要となります。

こちらはSNSを日ごろから使っていて、人目を惹く投稿ができる人にはぴったりとなるボランティア活動です。

SNS投稿はすき間時間でもできるので、忙しいお仕事なのでなかなかボランティアの時間までは取りづらい…という人に、おすすめの活動だといえるでしょう。

看取りボランティア

穏やかな表情を見せる高齢の保護猫。終生飼養を支える看取りボランティアの役割を伝える一枚。
pexels

最後に、看取りボランティアについて説明をします。

老猫、ガンや白血病などの重い病気にかかっている猫、障害などにより介護が必要な猫などが動物愛護センターに収容されることも。

これらの猫たちは、悲しいことに飼い主によって持ち込まれたケースがほとんどです。

自分でお世話をしきれなくなった飼い猫を、「殺処分対象」として動物愛護センターに持っていくなんて、どんな事情があったとしても許されることではありません。

そんな猫を保護猫として、動物愛護センターから引き取っている保護猫団体もあります。

しかし、里親さん募集をしても難しいので、看取りボランティアが最期のときまでお世話をするのです。

ボランティアではありますが、あなたがその保護猫の「最後の飼い主」として愛情をもってお世話をし、看取りまでをおこないます

精神的にダメージを受けやすい人には、なかなか難しそうなことですが、とても重要なボランティア活動のひとつです。

あなたにできそうなボランティア活動に応募してみてくださいね

ここまで、あなたにもできそうなボランティア活動はあったでしょうか?

各保護猫団体は人手が足りていないので、ボランティアしてくれる人を随時募集しているはずです。

信頼できる保護猫団体を見つけたら、まずは電話やメールなどで問い合わせてみてください。

大切な保護猫のボランティアを任されるので一定の審査などはありますが、里親さん候補へ対するほど厳しい審査ではありません。

年齢や一人暮らしだということが原因でいつも里親募集に落とされてしまうという人でも、ボランティアならばさせてもらえるといったケースもたくさんあります。

保護猫と触れ合いながら役に立ちたいと思われる人は、ぜひ保護猫団体のボランティアに応募をしてみてくださいね。

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百花繚乱

百花繚乱

東京都内で夫と保護猫複数匹と一緒に暮らすフリーライター。1匹でも多くの家族がいない猫を救うために、保護猫活動や地域猫活動などのボランティアもおこなっている。趣味は愛猫とゴロゴロすること、お酒を飲むこと、ハンドメイド。
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