
ここ数年、おうちに子犬をお迎えした人が多いようです。
しかし、犬を飼うのは費用がかかりそう…と躊躇する人も多いのではないでしょうか。
そこで、おうちに子犬をお迎えする、それも初めての飼育の場合、どのくらい費用がかかるのか確認してみましょう。
初めて子犬を迎えるとき、気になるのが飼育にかかる費用です。
「どれくらいお金がかかるの?」「用意すべきものは何?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、子犬の飼育に必要な初期費用や年間費用、室内飼いに欠かせない床の衛生対策まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
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もくじ
子犬の飼育にかかる費用とは?初期費用の内訳

費用には、犬自身に必要な費用とペット用品などの費用があります。
飼い始めにかかる初期費用
犬を飼う際にかかる初期費用としては、犬の登録、ワクチン接種、定期的な健康診断などがあげられます。
犬の登録は、お住いの市町村で行います。環境課などが担当することが多いですが、問い合わせれば親切に教えてくれます。また、地域の動物病院で登録できる場合もあります。
犬の登録は、犬の生涯に一度だけです。新たに未登録の犬を飼い始めた時は登録してください。
狂犬病予防注射は年1回受けることが義務づけられています。(狂犬病予防法第4条、第5条)登録した市町村からハガキが届くので、集団接種か動物病院で毎年必ず受けるようにしましょう。
混合ワクチンの接種は任意ですが、ペット保険に入ったり、ペットホテルに預ける場合は接種証明が必要になることがあるため、入っておくとよいでしょう。
混合ワクチンは、6ヶ月から1歳までに3回から4回の接種が必要です。ペットショップで購入した場合、最初の1回をペットショップで接種済みの場合が多いです。購入時に確認してください。
3回接種する場合、残り2回の接種が必要になります。あとは1~3年ごとに接種していきます。
- 畜犬登録: 約3,000円(初回1回のみ)
- 狂犬病予防接種: 約3,500円(毎年義務)
- 混合ワクチン費(2回分): 約16,000円(1回目はショップ接種済)
合計すると22,500円程度になります。これは犬を飼い始めるうえで必要な初期費用の一例で、犬種や体格、地域によって変動します。
月換算にすると、お迎え月には2万円以上の出費があると見ておくと安心です。

ペット用品の費用|最低限そろえたいグッズ一覧
室内で飼うためのペット用品が必要です。犬自身が必要なものと、飼い主が子犬のお世話に必要なものがあります。食器、犬用ベッドや柵、グッズやおもちゃなどが含まれます。これらの費用は各数千円から数万円程度が必要です。
以下は一例です。
- ケージ: 約10,000円
- キャリー: 約10,000円
- ペットシーツなどの日用品: 約1,000円
- ブラシなどのケア用品: 約2,000円
- トレイなどの食器: 約1,000円
- 首輪など: 約5,000円
- おもちゃなど: 約1,000円
合計:約30,000円が目安です。
これは最低限の費用になりますが、こだわりや犬種によってはもっと必要なものが増えそうです。

続いて、毎日の食費も含めた年間の飼育費用です。
犬の飼育にかかる年間費用と生涯費用
犬を家族として迎え入れるにあたっては、1年あたりの費用だけでなく、生涯を通してどのくらいの費用がかかるかを把握しておくことが大切です。
生涯にかかる費用(統計)
犬の生涯の費用として、12年間で約1,052,000円~1,545,000円がかかると言われています(参考:アイコム損保)。
この金額には、初期費用・ペット用品代・年間の食費や医療費など、日々の飼育にかかるさまざまな出費が含まれます。
犬の大きさや体質、住んでいる地域によっても費用は変動しますので、あくまで目安として捉えましょう。
年間にかかる費用の内訳
- 食費: 約36,000円(3,000円×12か月)
- おやつ代: 約12,000円
- 狂犬病予防接種: 約3,500円
- 混合ワクチン予防接種: 約8,000円
- 消耗品費: 約12,000円(1,000円×12か月)
合計:約71,500円が目安です。
こちらも最低限の費用となりますが、犬にもアレルギーがあるため、犬種や大きさでも費用は変わるかもしれません。
トリミングや医療費などの追加費用
犬のケアや美容にトリミングがあります。犬種やサイズによりますが、料金は1回につき5,000円~20,000です。(毎月~2ヶ月に1回)
他にも病気やケガの治療費や避妊手術などがあり、心配ならばペット保険もあります。
しつけやトレーニングには専門の費用がかかることもありますが、まずはペットショップや動物病院に相談しながら、愛犬の性格や成長の様子を見て検討するのがおすすめです。
実際に犬を飼い始めた飼い主さんの中には、ドッグトレーナーに依頼せず、地域のしつけ講座や飼い主同士の情報交換を通じて学んでいる方も多いようです。
また市町村によっては、無料のしつけ講座を開催していたり、動物病院がしつけ指導などを行っていることがあります。しつけは最初が肝心のため、まずは周りに相談すると良さそうですね。
ここまで、犬の飼育に必要な費用についてご紹介してきましたが、室内飼いをする場合、もうひとつ見落としがちな準備が「床」の衛生対策です。
子犬との暮らしで見落としがちな床の衛生対策とは?

さて、ケア用品をはじめ、犬のお世話をするために必要なものを挙げてきましたが、飼い主である人間の必需品が抜けていました。
それはペットと快適に過ごすために必要な衛生対策費用です。
例えば、
トイレシートを敷いているのに、その外に粗相してしまったら?
犬の習性で家の中でマーキングしてしまったら?
これらを放置できませんよね?すぐ掃除したいし、臭いなども気になります。また、おうちに小さなお子様がいれば衛生面がますます気になります。
そのため、すぐに掃除ができるようにお掃除シートや消臭スプレーを備えておく必要があります。
また、飼い主が知らないまま、気がつかないと汚れたままになってしまうこともあるので、できれば抗菌機能や防臭機能を備えた床などにしておくと安心です。
せっかくなら、ペットとおおらかに。そして安心して楽しく暮らしたいものです。それには衛生対策は欠かせません。
では、どんな対策をしたらいいのでしょうか。
床から始める清潔な暮らし
おうちの床がフローリングの場合、こまめに除菌シートなどで拭き掃除をすることをお勧めします。
しかしフローリングの床は、子犬にとっては滑りやすく、ケガの危険性があります。
子犬を迎えるのであれば、勝手に高いところに登らないよう環境を整えるとともに、床を滑りにくくして事故を防ぐ必要があります。
理由については、こちらの記事もご覧ください↓↓↓
ペットとの暮らしでは、床の「掃除のしやすさ」と「衛生機能」が重要なポイントです。防水性や抗菌加工、さらに消臭機能が備わったペット対応クッションフロア(ペットマット)なら、日々の汚れやニオイも気になりません。
抗菌仕様の床なら、汚れをサッと拭き取るだけで清潔を保てるため、お掃除の負担を減らせます。さらに抗ウィルス機能も付いているため、小さなお子様がいるご家庭にも安心です。

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おうち全体にクッションフロアを敷くことが難しい場合は、ケージの周りやワンちゃんの遊び場だけでも敷いてあげましょう。

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付属の吸着すべり止めシートで簡単に敷けるので、時間もかからず費用も安く済みます。
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子犬との暮らしにかかる費用と、安心して迎えるための準備
子犬を飼うための必要な費用は、予防接種費用などの初期費用、ペット用品、犬用フードがあり、その他にトリミング費用、しつけや医療費などが発生する可能性があります。
さらに、見落とされがちなのが「住環境の衛生対策」です。消臭スプレーや抗菌シートに加え、床を守りつつ清潔を保てるクッションフロアなどの対策も、室内飼いでは重要な準備のひとつです。
ケージや食器類などを揃えるタイミングで、床も一緒に見直しておくことで、トイレの失敗や食べこぼしにも慌てず対応できる安心感が生まれます。
室内犬を飼うことは、思っていた以上に費用がかかります。しかし、費用以上に愛情を返してくれる、かけがえのない家族でもあります。
人間と犬が家族として一緒に暮らし始めるわけですから、それなりの費用がかかることを覚悟しておきましょう。
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