
空気が乾燥する季節になるとクッションフロアの上を歩くたびに静電気が起こったり、床掃除の効率が悪くなったりと、さまざまなストレスを感じていませんか。
実は、クッションフロアは静電気が発生しやすいという特徴があります。
この記事では、クッションフロアに静電気が発生しやすい理由やトラブル、静電気防止の掃除術を詳しく解説します。
\デザインいろいろ!貼り付け簡単/
もくじ
クッションフロアに静電気が発生しやすい理由
クッションフロアに静電気が発生する3つの理由を解説します。
理由を知ることで、効果的な静電気対策を立てやすくなります。
帯電しやすい素材

クッションフロアは、塩化ビニルでできています。
塩化ビニルは合成樹脂(プラスチック)の一つで、電気を通さない絶縁体です。
スリッパや靴下でクッションフロアの上を歩くと、摩擦が発生して静電気を帯びます。
絶縁体であるクッションフロアでは静電気の逃げ場がなくなり、その場に留まることに。
特に空気が乾燥する季節は、より多くの静電気がクッションフロアの上に滞留し続けます。
なお天然木製フローリングも絶縁体ですが、クッションフロアの方がより電気を通しにくく、帯電しやすい性質があります。
表面の質感

クッションフロアの表面は滑らかで、少しの接触でも摩擦が発生しやすいです。
もともとクッションフロアは電気を帯びやすい性質があるため、特に合成繊維製のスリッパや靴下を履いて歩行すると静電気が起こりやすくなります。
反対に、綿・麻・絹などの天然繊維製のスリッパや靴下は静電気が起こりにくく、足元の不快感の軽減に役立ちます。
湿気を保持できない

空気が乾燥して室内の湿度が40%以下になると、静電気が放電されにくくなります。
湿気は静電気を逃がす役割がありますが、クッションフロアにはほとんど吸湿性がなく、湿気を保持できないため帯電しやすくなります。
よって、室内の空気が乾燥しやすい冬場は、特にクッションフロアに静電気が起きやすくなります。
クッションフロアの静電気トラブル
クッションフロアに静電気が起こると、日常生活にさまざまなストレスをもたらします。
床掃除がしにくい

クッションフロアに静電気が起こると、小さなゴミやホコリが床に張り付いたり、浮遊したりして掃除がしにくくなります。
特に、髪の毛やペットの抜け毛などは床面に強く吸着するため、掃除機で吸い取ろうとしてもなかなか取れません。
また、掃除機のヘッドも静電気の影響で床との摩擦力が変化して、スムーズに動かせなくなります。
結果として同じ場所を何度も往復することになり、掃除の効率が悪くなるだけでなく、余計な手間や時間がストレスにつながります。
掃除後もゴミやホコリが残る

クッションフロアに静電気が発生すると、取り除いたはずのゴミやホコリが空中に舞い上がり、時間が経つとまた別の場所に落ちて床にへばりついてしまいます。
特に、細かい繊維質のゴミは静電気の影響を受けやすく、床に残りやすい傾向があります。
さらに厄介なのが、掃除機で吸い取ったゴミやホコリが静電気によって吸引口の周りに張り付き、吸引力の低下を招くことです。
掃除の効率をさらに悪化させ、いくら掃除しても部屋が清潔に保てないことへの不満が募ることになります。
床での生活が不快になる

クッションフロアの上に座ったり、寝転んだりすると、衣類との摩擦で静電気が発生します。
些細な動きでもパチパチと肌が刺激されることで、居心地が悪くなり床でくつろぐことができなくなります。
特に、影響を受けやすいのが子どもです。
床の上でおもちゃで遊んだり、絵を描いたりする機会が多い子どもは、静電気による不快感を頻繁に経験することになります。
その結果、床遊びが嫌になり活動範囲が狭まってしまうことにもなりかねません。
本来リラックスして自由に遊べるはずの床が、静電気によってストレスを感じる場所になってしまいます。
基本的なクッションフロアの掃除方法

クッションフロアの掃除は①掃除機をかける→②ウエットタイプのフロアシートまたは雑巾で水拭きするという2ステップが基本です。
ただし、空気が乾燥していると掃除機の風圧によってホコリが舞い上がりやすくなるため、掃除機の代わりにほうきで掃く方法もおすすめです。
ほうきは静電気の影響を受けにくく、ホコリを舞い上がらせることなく集められます。
なお、ドライタイプのフロアシートでの乾拭きは避けましょう。
乾拭きは摩擦で静電気を発生させて、ホコリや小さなゴミを床に吸着させてしまい、かえって掃除の効率が悪くなってしまいます。
静電気を防ぎながらクッションフロアを掃除するには、湿気や水分を利用した方法を選ぶことがポイントです。
静電気防止のクッションフロア掃除術
乾燥する季節は湿気や水分を利用しながら床掃除をすると、ホコリが舞い上がりにくくなり、細かなゴミもしっかり取れるようになります。
ここでは、静電気対策をしながら効率的に床掃除ができる方法を4つ紹介します。
加湿器で室内湿度を50〜60%に保つ

室内の湿度が40%以下になると、空気中で静電気が放電されにくくなります。
湿度が低いとクッションフロアの非吸湿性と相まって静電気が起きやすくなるため、加湿器を使って50~60%程度の湿度を維持しましょう。
加湿器をかけながら床掃除をすることで、静電気の発生を抑えてゴミやホコリの吸着・浮遊を防げます。
スムーズに床掃除ができるだけでなく、日常生活での不快な静電気ショックの軽減にもなります。
柔軟剤を薄めた水で拭き掃除をする

水200mlに対して柔軟剤を数滴混ぜた水溶液をスプレーして床掃除をすると、静電気を防ぐ効果が期待できます。
柔軟剤には界面活性剤が含まれており、床面に親水性の保護膜を作って静電気の発生・蓄積を防ぎます。
手元にあるもので手軽に作れるうえ、通常の水拭き掃除の延長でできるため、経済的な負担も大きな手間もかかりません。
ただし、柔軟剤が濃すぎると床がベタついたり、滑りやすくなったりする原因になります。
特に、高齢者や小さな子どもがいる家庭では転倒事故のリスクが高まるため、水溶液の濃度は慎重に調整し、使用後は床が滑らないか必ず確認しましょう。
掃除機をかける前に水拭きする

掃除機をかけた後に水拭きするのが基本的な床掃除の順番ですが、静電気が起きやすい時期は先に水拭きをする方法もおすすめです。
特に、空気が乾燥している季節は、はじめに軽く水拭きをすることで静電気が抑えられ、ゴミやホコリが舞い上がりにくくなります。
結果として掃除機でしっかりゴミを吸い取れるようになり、効率よく床掃除ができます。
床用の静電気防止スプレーを使う

床用の静電気防止スプレーは、床面をコーティングして静電気を起こしにくくします。
静電気を抑制することでゴミやホコリが床に付着しにくくなり、掃除が楽になるほか衛生も保ちやすくなります。
ただし衣類用の静電気防止スプレーは、床には適さない場合があります。
初めて使う製品は事前に説明書をよく確認し、目立たない場所で試したうえで使用しましょう。
クッションフロアの静電気対策で快適な冬を
クッションフロアの静電気は完全に避けることは難しいものの、適切な対策で十分にコントロールできます。
加湿器で室内の湿度を保つ、柔軟剤を使った拭き掃除、掃除機の前に水拭きするなど、湿気や水分を利用することで静電気の発生を抑えられます。
クッションフロアの静電気対策を行うことで得られるメリットは、不快感の軽減だけではありません。
掃除の効率が上がり、部屋を清潔に保ちやすくなり、床でリラックスして過ごせるようになります。
ちょっとした工夫で、冬場でも快適なクッションフロア生活を実現できますよ!
\おしゃれな床で毎日がちょっと幸せ/
==================
こちらの記事もおすすめです
赤田加奈子
最新記事 by 赤田加奈子 (全て見る)
- クッションフロアの静電気対策!冬のストレスを解消して効率的に床掃除 - 2026年2月2日
- クッションフロアDIYで階段をおしゃれに!作業のポイントを徹底解説 - 2026年1月5日
- 畳の上にクッションフロアを敷いてもいい?メリット・デメリットを解説! - 2025年12月8日





















