センス磨き中のライターhattori。
インテリアやお片付け、収納アイディアなどの本を読むのが大好きです。
自分の勉強もかねて、毎週、図書館からたくさんの本を借りてきます。
読んでいるうちに、
「この本、お部屋をもっと素敵にしたいと思っている人に役に立ちそう。ラグリエサイトに来てくれた方に、ぜひご紹介したいなぁ」
そんな、素敵な内容がいっぱい詰まった本に出会うこともあります。
そこで今後は、ラグリエ読み物コラム内でも
「こんな素敵な本を見つけたよ!」と、どんどんご紹介していこうと思います。
皆さんのお部屋が、もっと素敵になるヒントが見つかりますように。
素敵な本との出会いがありますように。
このコラムが、「ちょっとこの本、読んでみようかな」と思える本との出会いになったら、とても嬉しいです。
\床が変われば心が変わる/
もくじ
今回ご紹介する本は 『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』荒井詩万
記念すべき、第一冊目にご紹介させていただく本はこちら。
題 名: 『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』
著 者: 荒井詩万
本の種類: 単行本 223ページ
出版社: サンクチュアリ出版
発売日: 2019/2/7
筆者の荒井詩万さんは、フリーランスのインテリアコーディネーターとして、個人邸のコーディネート、リフォームなど150件以上を手がけていらっしゃいます。
使いやすいプランニング、細やかな収納計画、美しい配色にこだわった、住まう人に寄り添う心地よい空間づくりが人気です。
インテリアスクールや大学の講師としても活躍され、さまざまなセミナー、自宅でのインテリアレッスンなどを通して、今まで4,000人以上に、インテリアのノウハウを伝えていらっしゃり、 テレビ出演も多数。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この本は、そんな筆者が、
「センスがなくても、今あるモノであか抜けた部屋をつくれる本」として、部屋づくりのルールを教えてくれる本です。
『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』はこんな人におすすめ
◎部屋を変えるのは、とにかく面倒…簡単にお部屋を素敵にしたい人
◎自分の部屋がイマイチだなぁと思いながら、どうしていいか分からない人
◎自分にはセンスがないから…とあきらめている人
◎家は素敵にしたいけれど、お金をかけたくない人
おしゃれな人のSNSをチェックして「わ〜!すてきな部屋! 」と思ったり。テレビのお部屋特集を見て「こんなお部屋にしたいな〜」と思ったり。
でも自分の家を見渡すと、せまいし、賃貸だし… そもそも部屋を変えるなんて、めんどくさすぎる! なんて思っていませんか?
そもそも、なぜ面倒だと感じるのか?
著者の荒井先生によると「それは、ルールを知らずにやろうとするからです。飾り方や家具の配置には、ちゃんとルールがある。でもそれを知らずにやみくもにやるから、なかなか決まらなくて、失敗して、あきらめたり、面倒だと感じたりするのです。」 とのこと。
そう。 センスのいい部屋にするには、ルールが存在したのです。 うまくいかないのはそれを知らないだけ。 センスの有無ではありません。
『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』は、書籍名にもあるとおり、部屋があか抜ける20のルールを教えてくれます。
しかも、基本的には今、お家にあるものだけでOK。 買い足しは不要です。
ずっと長い間、「イマイチだなあ」と感じていた部屋が、この本を読むと、きっとあか抜けますよ。
読んで納得!さっそく部屋を変えたくなる
多くの人が陥るイマイチな部屋。
その原因は、「なんとなく」という感覚なんだそうです。
たしかに、自分の部屋の中を見渡すと、なぜそれをそこに置いたんだ?というモノだらけです。
部屋があか抜けるための、全20のルール。
この20のルールは、その「なんとなく」をやめる方法でもあります。
中でも、私が目からウロコだったのは、
RULE1『入り口の対角に何を置くかですべてが決まる』
たいていの部屋は四角。 入り口の対角が、入り口から見ていちばん遠い場所です。
人はある空間に入ったとき、無意識にいちばん遠い場所に目を向けるそう。なので、ぱっと目につくこのスペースしだいで、お部屋のすべてが決まってしまう。
逆に言えば、入り口から見ていちばん遠い、対角の場所さえきれいにしておけば、きちんとした部屋という印象が残る。
↓ ↓ ↓ ↓
この場所には、主役になるものを置いてみましょう! そして、主役以外のモノは、対角線上からはずしましょう。
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部屋に入った時に、まず何が目に入るか? そんなこと考えたこともなかった私。
本を読み始めて、さっそくのRULE1から、すぐに目からウロコでした。
“あか抜ける”とは、洗練されたとか、野暮ったくないという意味です。 言い換えれば、あか抜けた部屋は、「おしゃれで、センスのいい部屋」ともいえます。
では、この本のタイトルである「あか抜けた部屋」とはどんな部屋なのか。
長年、インテリアコーディネーターとして活躍されている筆者の答え、それはズバリ 『見るべきモノが明確な部屋』!
それに対して、イマイチな部屋とは、どこを見たらいいのかわからない部屋なんだそう。
たしかに。 自分の家の中を見渡すと、「なんとなく」が溢れてる~!
部屋に入ったときに、ぱっとどこに目がいくかなんて、考えたこともなかった…これはあか抜けないわけですね。
その他にも、壁にモノを飾る時には、どんなところを気を付ければよいか、クッションの個数は何個が正解か…などなど。
具体的なルールがどんどん示されて、これこれ!こういう暗黙のルールみたいなのが知りたかった! と、ワクワクしながら読みました。
また、20のルールのほかにも、「リビング・ダイニング」のルール、「子ども部屋」のルール、と今よりあか抜けるための、「場所別のルール」も載っています。
そしてもし、アイテムを買い足すとしたら?という失敗しない購入のコツも伝授してくれますよ。
このルールを知っているか知らないかでは大違い。 ぜひ、この本を読んで「あか抜けた」部屋を手に入れてくださいね。
\おしゃれなお部屋は床が決める/
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hattori
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