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【ラグリエ的読書のすすめ】NO.4 『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』内藤 誼人 著

コラム

【ラグリエ的読書のすすめ】NO.4 『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』内藤 誼人 著

2022.12.26 (最終更新日:2023/12/06)

センス磨き中のライターhattori。
インテリアやお片付け、収納アイディアなどの本を読むのが大好きです。

自分の勉強もかねて、毎週、図書館からたくさんの本を借りてきます。

読んでいるうちに、
「この本、お部屋をもっと素敵にしたいと思っている人に役に立ちそう。ラグリエサイトに来てくれた方に、ぜひご紹介したいなぁ」
そんな、素敵な内容がいっぱい詰まった本に出会うこともあります。

「こんな素敵な本を見つけたよ!」と、どんどんご紹介していく【ラグリエ的読書のすすめ】

今回は4冊目、「メンドクサイ…」を吹き飛ばす心理テクニック満載の本のご紹介です。

皆さんのお部屋が、もっと素敵になるヒントが見つかりますように。素敵な本との出会いがありますように。

\お部屋がぐんと素敵になる!/

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今回ご紹介する本は『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』内藤 誼人

『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』

今回ご紹介する本はこちら。

題 名:『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』
著 者: 内藤 誼人 (著)
本の種類: 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 240ページ
出版社: 明日香出版社
発売日: 2020/11/19

今回は、インテリアとはとくに関係のない、心理学の本のご紹介です。

「なぜ、ラグリエ読みもので心理学?」と思った方もいるかもしれません。

『インテリアを変える』『床を変える』って、なかなか心のエネルギーのいることだと思うんです。

出典:unsplash

インテリアや床を変えて、もっと素敵な暮らしに憧れるけど…実際にチャレンジするのはメンドクサイ…

そんな風に諦めてしまっている方も多いのでは?と、今回はこちらの本をご紹介することにしました。

胸を張って言えることではないですが、何を隠そう(?)、私自身がとっても面倒くさがり。

素敵なインテリア雑誌をみたり、SNSでおしゃれなお部屋を見つけては「いいなぁ~、こんなお部屋にしたいなぁ」とは思うのですが、じゃあ、インテリアを変えてみよう!床を変えてみよう!とは、なかなかならないんです。

この本を読めば、そんな重たい腰を上げることができるかもしれませんよ。

著者 内藤 誼人さんについて

心理学者。
有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。

社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。

主な著書に、『世界最先端の研究が教える すごい心理学』(総合法令出版)、『いちいち気にしない心が手に入る本』(三笠書房)など。

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものの一部抜粋です)

「床DIYに興味はあるけれど、やってみるのは面倒くさい」そんな人に使える心理学

実際にこの本を読んでみると
「この方法なら、床DIYに興味はあるけれど、実際にやってみるのは面倒くさい…と思って実行できない人(私も含む)の、やる気スイッチを押せるかもしれない!」と思う箇所がたくさん。

私がとくにそう感じた、心理法則やテクニックを一部ご紹介します!

「ダンドリ」に時間をかける

料理をする時や仕事に取り掛かるとき。

きちんと下準備をしておいた方が、かえって時間は浮くものです。

出典:unsplash

『まったく何の準備もせず、いきなり仕事をスタートさせたりすると、かえってムダが多くなり、余計に疲れて、面倒くさいと感じることになります。』(第1章 日常生活の「面倒くさい…」がスッキリする心理学より)

DIYしたいな、でも面倒くさい。そんな時は、DIYに必要なアイテムを調べて買いそろえたり、部屋の寸法を測ってみたり…実際にDIYに挑戦する前段階の「準備・ダンドリ」に時間を割いてみると良いかもしれません。

『まずはダンドリに時間をかけて、前準備を整える』ことができたら、もう、すぐにでもDIYに取り掛かりたくなりそうですね!

面倒なことは、一気にまとめて

出典:unsplash

『面倒なことは、ちょこちょこと分散してやるのではなく、一気にまとめてこなしてしまうのがコツ』(第1章 日常生活の「面倒くさい…」がスッキリする心理学より)

一気にやってしまったほうが、いちいちやる気を引っ張り出さなくていいので、面倒くさいと感じないそう。

ネットで必要なことを調べる、ホームセンターに必要なものを買いに行く、部屋の家具をどかす…DIYではやらなければいけないことがたくさんありますが、その都度、やれることはまとめて片付けていくと、メンドクサイ気持ち軽減になりますね!

面倒くさいものは、できるだけ分割してしまう

「え?さっきと真逆なこと言ってる…」と、思われましたか?

「自分で床DIY!?大変そう!絶対ムリ、できそうにない~」って、面倒くさい気持ちに押しつぶされそうになったら、その作業をできるだけ細かく砕いて、分割してしまえばいいんです。

出典:unsplash

大きな作業でも、ひとつひとつが小さくなっていれば、「なんだ、そんなもんでいいのか」「えっ、こんなの超楽ちん」という気持ちになれるからです。これを「スイス・チーズ法」と呼びます。(第1章 日常生活の「面倒くさい…」がスッキリする心理学より)

メンドクサイ作業はなるべくまとめて、一気に終わらす。

心理的に面倒くさくて、どうしてもやる気になれないときは、作業を分割して、とりあえず一工程だけやってみる。

こんな感じで自分の気持ちに寄り添い、メンドクサイ気持ちを上手にかわしたり、解消したりしながら…。DIYを頑張って、素敵なお部屋を手に入れましょう!

まだまだあります!「面倒くさい…」がスッキリする心理テクニック

ステキな部屋を手に入れるために、面倒くさい気持ちと折り合いをつけて、DIYに挑戦する方法はさきほどご紹介しましたが、この本では、さらにもう少し、自分にやる気パワーを与えてくれそうなテクニックも満載です。

DIYを頑張る皆様へ。面倒くさい気持ちをスッキリさせるテクニックも少しだけご紹介します!

面倒な仕事の後には、必ずごほうびを用意する

出典:unsplash

人間には単純なところがあって、たとえ苦しいことをするにしても、その後にちゃんと嬉しいごほうびが待っていると思えば、あまり苦しさを感じません。(第2章 仕事の「面倒くさい…」がスッキリする心理テクニックより)

DIYをがんばってお部屋が素敵になれば、それだけで十分なご褒美ではありますが…

さらに、その「素敵になったお部屋で、ケーキを食べながらコーヒーブレイクをする!」「今日がんばったら、明日は一日好きなことをしてのんびりする!」などなど、自分にごほうびを用意してあげたら、確かに、さらにやる気が出ますね!

ごほうびは1つだけでなく、何個か用意しておくと、さらにモチベーションがあがるという研究結果もあるそうです。

著者曰く「人間は打算的な生きものですから、何かしらのごほうびがなければ、とてもではありませんが、やる気なんて出ません」とのこと。

「やる気の出ない自分はなんてダメ人間なんだ!」と思っていましたが、これで正常とのことで、安心しました(笑)。

終わりの時間を設定する

unsplash

仕事でも何でもそうですが、何かに取り組むときには、「いつまでに終える」という終わりの時間をきちんと設定しなければなりません。終わりの時間を決めておかないと、ダラダラといつまでもそれをつづけてしまいますから。(第2章 仕事の「面倒くさい…」がスッキリする心理テクニックより)

床DIYに関して言えば、「明日には家具が届いてしまうから、今日中に終わらせないといけない」「近々友達が遊びに来るから、それまでに終わらせよう」など、物理的、時間的に期限があると、確かに面倒くさいなんて思っていられなくて、必死になって取り組めそうです。

なんとなく、いつか暇になったらやろう…なんて思っていたら、一生やれませんね。「終わりの時間を設定する」のは、確かに大切です。

どうしてもやる気が出ないときの超簡単な裏ワザ

期限を設けてみても、ご褒美をようしても、どーしてもやる気が出ない…そんな時。この本には、そんなどうしようもなくやる気が出ないときに試してみたい方法もたくさん紹介されています。

DIY中にどうしてもやる気が出ないとき、使えそうな裏技は

ノリのいい音楽を流す

ものすごく歯を食いしばって、手をギュッと握って、握りこぶしを作る

赤色のものを身に着ける、赤色のものを食べる。

本には、詳しく理由が説明されていますが、こんなちょっとしたことでも、やる気が出るんだそうです。

え、そんなことで?どうして??と思われた方は、ぜひ本を読んでみて下さいね。

どうしてもやる気が起きないときは…『とりあえず立つ』だけ!?

どうしても何もやる気にならないときは、その場に立つだけでも、立派なワンステップ。せっかく立ったんだから、もう少しやってみようかなと思うきっかけになります。

今まで、『やる気を出すには』といったような心理学の本は何冊か読みましたが、この本はとても読みやすく、あ、試してみようかなと思えるテクニックが満載でした。

unsplash

本の「おわりに」で、著者の内藤さんが

「面倒くさいことは、どんなやり方をしたって面倒くさい」ほとんどの人は、そんな風に考えていたのではないかと思います。(一部省略)
 ほんのちょっとしたコツを知っているかどうかで、面倒くさい気持ちなど格段に減らせる、あるいはゼロにできる、あるいはもっと言えば「楽しくなる」ことさえあるのです。

と、書かれているのがとても印象的でした。

面倒くさいと思ってしまう自分を責めてしまいがちですが、面倒くさい気持ちは自分のちょっとした行動や考え方でなくしたり、減らしたりできる!と、大きな気付きを得ることができました。

私のように、やる気が出なくて困っている人には、ぜひオススメしたい一冊です。

DIYしたいと思いながら、なかなか一歩を踏み出せない方も、ぜひ読んでみて下さいね!

\床の柄を簡単チェンジ!/

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インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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