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Panasonicウスイータで床DIYをしたらクッションフロアの長所を再認識した話

ラグリエ部活動

Panasonicウスイータで床DIYをしたらクッションフロアの長所を再認識した話

2024.12.02 (最終更新日:2024/12/02)

こんにちは!ラグリエのhattoriです。

先日、我が家の2階子供部屋を床DIYしました。

床DIYは、常々ラグリエのデザインフロアマット(90cm幅のクッションフロア)を使用していますが、今回に限っては、いつもとは違う床材『Panasonicのウスイータ』という床材で床DIY!

このコラムでは「なぜ、いつものクッションフロアでDIYしなかったのか」、初めてのPanasonicのウスイータ床DIYで実感した「クッションフロアやタイルカーペット、フローリング系床材、それぞれのメリットやデメリット」などをご紹介します!

\床が変われば心が変わる/

ラグリエのデザインフロアマット

クッションフロアではなくウスイータで床DIYしたワケ 

今回、床DIYするのは、ラグリエ部員hattori自宅の2階「子供部屋」。

築43年の我が家。18年前に娘が生まれる際に2世帯で住めるようにリフォームして、4.5畳と6畳の2部屋をぶちぬいて1部屋にしました。その際選んだ床材は、複合フローリングです。

その後、子供の成長とともに、2回目のリフォーム。家族4人の寝室として使っていた部屋を、子供専用部屋にすべく、床材もタイルカーペットに変更しました。

ただ、10年も経つとタイルカーペットもくたびれてきます。

大学生になり、一人暮らしを始めた長女が家を出たため、高校生になった次女、念願の一人部屋となった子供部屋。

次女からの強いリクエストで「タイルカーペットをやめて、足触りと、掃除のしやすさからフローリングに変えてほしい」と言われてしまいました。

下地の凸凹を拾わない床材とは

いつもならクッションフロアでDIYするところですが(次女的には、タイルカーペットでなければ、木目柄のクッションフロアでも問題なし)、今回はPanasonicウスイータで床DIYすることにしました。

理由は、フローリングの上にタイルカーペットを糊付けしていたので、タイルカーペットをはがすと、糊あとで下地がボコボコしてしまっているかもしれず、クッションフロアだと、下地のボコボコを拾ってしまうかもしれないと思ったからです。

かといって、新たなフローリングを重ね張りすると厚みがでてしまい、建具や掃き出し窓周辺に不具合が出ます。

そんなわけで、今回は下地の凸凹を拾わず、かつ厚みがない床材で、フローリングの床を楽しめるPanasonicウスイータを使うことにしました。

もともとの床材タイルカーペットをはがす

まずはタイルカーペットをはがします。

10.5畳の床に56枚のタイルカーペットが敷き詰められています。

もともとのタイルカーペット床

糊も劣化しているのか、わりとすんなり剥がれます。

もともとのフローリング床が見えてきました

思ったほど、糊あとでぼこぼこもないようですが…まぁ、良しとしましょう。

部屋には若干の家具も置いてある状態でDIYするので、半分ほどタイルカーペットをはがして、まずは部屋半分の床DIYを。

部屋の半分が終わったら、家具を床DIYの終わった側に移動して、残りのタイルカーペットをはがして床DIYする、といった感じで、少しずつ作業をすすめていきます。

Panasonicウスイータで床DIY
施工業者さんの仕事っぷりがわかるタイルカーペット

最初のリフォームのフローリング、2回目のリフォームのタイルカーペットも施工屋さんにお願いしました。はがしたタイルカーペットの凸凹部分の施工など、「やっぱり上手にやってあるなぁ、さすがプロ!」と感心。

Panasonicウスイータで床DIY before
フローリングの傷みもひどいです

タイルカーペットをはがしていくと、ベランダ側の掃き出し窓付近の床が見えてきました。

わ!忘れてたけど、ここのフローリングもけっこう傷んでたんだった。

Panasonicウスイータで床DIY before
いろんな床材ごみでカオス

剥がれかけたフローリングの上にDIYするわけにもいかないので、まずはフローリングの表面が浮いてきて、引きはがせる箇所はどんどんはがして、下地を整えます。

いざ、ウスイータで床DIY 

こちらがPanasonicウスイータ。

Panasonicウスイータで床DIY

1枚の大きさは幅は151.5mm、長さ909mm。厚さ1.5mmなので、クッションフロアよりも薄い板です。

1箱に1ケース24枚入(3.3㎡)入っているので、子供部屋用に5箱と、ウスイータ専用両面テープを5個購入。

総額約15万円くらいしました。クッションフロアと比べるとかなりお高いです…

Panasonicウスイータで床DIY
「隣の板がここにくるから…」と端の板サイズを思案中

ここでやりがちなのは、部屋の一番端から、1枚目のウスイータを貼り始めること。床材は端から貼り始めてはいけません。

タイルカーペットと同じく、部屋の基準点から計算して、一番壁際の板で幅を調整するのが、仕上がりをきれいにするポイントです。

Panasonicウスイータで床DIY
どれだけカットすればいいか確認

ちなみに、壁ぎわから2枚目の板は、仮置きです。

一番壁際の板のサイズを測って切り出したら、端から順番に、テープで貼っていきます。

Panasonicウスイータで床DIY
窓枠や柱の凸凹…うわ、大変そう!

柱などの凸凹部分も、どれだけカットすればピタッとおさまるかを計算して、切り出します。

うわぁ…私には絶対ムリです(夫がDIYしています)。

Panasonicウスイータで床DIY
カット線にカッターを入れて
Panasonicウスイータで床DIY
バキッと折る
Panasonicウスイータで床DIY
ヤスリをかけてカット面をきれいにします

板はカット線を書いたら、カッターで切って、折ります。折りっぱなしだとザラザラで危ないので、やすりできれいに。

えぇぇ、この作業、何回繰り返すのでしょうか…

Panasonicウスイータで床DIY
幅調整も同様に カッターでカットしてバキッと折る
Panasonicウスイータで床DIY
やすりでスリスリも同様に

幅調整しているこちらの板は、一番壁際の板ですね。

Panasonicウスイータで床DIY
一番端の細い板が並び始めました

部屋の端用の板は何枚でしょう…
「カット線を描いて、カッターでカットして、割って、やすりをかけて…」こ、これは、かなり大変なのでは…

Panasonicウスイータで床DIY
貼り付けは専用の両面テープで

貼り付けはPanasonicウスイータ専用の両面テープです。

ちなみに、きれいには剝がせない強粘着タイプ。まぁ、我が家のもともとのフローリング床は死亡していますので、躊躇なく貼り付けていきます。

Panasonicウスイータで床DIY
いや、これ…
Panasonicウスイータで床DIY
気が遠くなるやつ…

いや、もうこれ、めちゃくちゃ大変です。

フローリング貼るほうが楽ですよね。DIYで重ね張りしたかったうちの場合は、厚み的に無理だったので、選択肢にもなりませんでしたけど。

ちゃんと、端の板の長短を交互にして、きれいに見えるようにがんばっています。

Panasonicウスイータで床DIY
いやー、もう。私には絶対無理なDIYです

また来た、部屋の壁ぎわ凸凹。オーマイガッ!

hattori、心の中で「クッションフロアみたいに、壁にカッターを当てて、力業で凸凹を乗り切れるのが、どんだけ有難いことかを実感」しております。

Panasonicウスイータで床DIY

しかもこのウスイータ、なにが恐ろしいかって、フローリングの雄雌みたいに、板の側面には出っ張ってる凸側と引っ込んでいる凹側があって、向きを間違えるとはまらないんですよ…

夫も、せっかく切り出した板の凹凸が反対な状態だったことがあり、激しくヘコんでおりました(ホントニカワイソウ…)

間違えて切り出してしまうと、再利用は難しく…材料も限られているので、ちゃんと足りるのかドキドキしながら作業していましたよ。

そんなこんなでウスイータで床DIY完成!

Panasonicウスイータで床DIY after
おぉ!すばらしい仕上がり

そんなこんなで、朝から晩御飯の時間まで、ほぼ丸一日かかって、無事完成しました!

Panasonicウスイータで床DIY after
いやー、すばらしい!汗と涙の結晶です

夫は丸一日のDIY作業に疲労困憊していましたが、無事やり遂げてくれました。

よく見ると失敗しちゃったとこもあるんだけどね

なんて言っていましたが、いやいや、すごくきれい!感謝感謝です。

ウスイータDIYを終えて感じたこと

今回、初めてウスイータで床DIYして感じたこと。

それはずばり
「クッションフロアって、マジで楽に床を変えられる床材なんだな!」ってことです(感情が高ぶって、口が悪くてごめんなさい)。

Panasonicウスイータで床DIY

ウスイータで床DIY、ほんっとーに大変でした(私は一切やってないけど)。

正直、これくらいの下地の凸凹くらいなら、クッションフロアでよかったのでは?と思わなくもない(夫の前で口に出して言えないけど)。

きれいに貼るのに技術が必要なこと(たぶん私には無理です)、施工に時間と労力がめっちゃかかることが分かりました。

夫は作業日の夜は体力消耗しすぎてぐったり。翌日~2日ほどは、筋肉痛でおじいちゃんみたいになりました(笑)

でも、その分、仕上がりはとーっても良いです。

新しいフローリングでリフォームしたみたいですし、やはりクッションフロアとは足触りも違います(固くてしっかりしているので、フローリングっぽいです)。

学校から帰宅した次女も、小躍りして喜んでいました。

\デザインいろいろ!貼り付け簡単/

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床を変えたい!床材を選ぶポイントとは

あとから、既存の床を変えたいと思った時、DIYで使う床材を何にしようか考えると思います。

今回の私の実感を込めて、それぞれの床材のDIY時のメリット・デメリットを考えてみました。

フローリングのメリット・デメリット 

既存の床を張り替えて、フローリングにする。これはかなり大掛かりな工事になります。

厚みがあるので(複合フローリングで約8mm~12mm、無垢フローリング約12mm~25mm)、もともとの床をはがして、下地から作ることになりますし、工具なども必要になり、手軽にはできない感じです。

古民家再生など、がっつりリノベーションするつもりなら、選択肢にいれてもいいかもしれません。

タイルカーペットのメリット・デメリット 

2回目のリフォームで子供部屋の床に採用していたタイルカーペット。

足触りがよく、柔らかで、汚れた箇所は外して洗えるので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にはぴったりだと思います。

既存の床がフローリングでしたら、裏面が滑り止め加工がしてあるタイルカーペットなら、そのまま並べて敷くだけで、簡単にDIYできます。

デメリットとしてはクイックルワイパーなどでさっと掃除できるフローリングやクッションフロアに比べると、掃除機などをしっかりかけないと、髪の毛などが取れないこと。

次女も、髪の毛などが落ちているのに気が付いても、掃除機を出してきて掃除しないといけないのが、かなり面倒だったようです。

クッションフロアのメリット・デメリット 

とにかく施工が簡単で、コストも安い、柄も豊富に選べる、水分や汚れに強い。

床DIY初心者さんにおすすめなのは、クッションフロアです。

やはり、「はさみやカッターで簡単に切れるのは、かなりの利点だ」と今回、再認識しました。

広い面積をいっぺんにばっと貼れるのも、本当に楽です。

ラグリエの吸着滑り止めシート吸着滑り止めテープを使えば、既存の床を傷つけずに、超お手軽に床に固定できるので、賃貸にお住いの方でも、めちゃくちゃ手軽に床を変えられます。

デメリットとしては、下地があまりボコボコしていると、その凹凸をひろってしまう可能性があることや、重い家具などを載せていると、その部分のクッションフロアがへこんでしまうこと…などでしょうか。

それでも、お部屋の模様替え感覚で床を手軽に変えるなら、クッションフロアはダントツでおすすめです。

Panasonicウスイータのメリット・デメリット 

仕上がりは言うことなし。めちゃ素敵になったウスイータ。

床DIYする際に、その床材の厚みは超重要です。

建具などより数ミリ厚いだけでも、見栄えや足触りに影響します。突っかかるようなことがあれば、けがをしてしまう可能性もあるので、侮れません。

その点、このウスイータの薄さは、かなり魅力的です。なるべく薄い床材を探されている方にとっては、ありがたい床材ともいえます。

デメリットは、ただただ施工の大変さです。

1枚1枚、貼り進められる面積が小さいのも、カットする手間や工程も、すべてが大変そうでした。

今回、夫のDIYを見ていて、普段からそういったDIY作業に慣れていらっしゃる方なら良いですが、初心者の方には、かなりハードルが高そうに感じましたね。

また、ウスイータ専用の両面テープは、撤去する際、既存の床もはがしてしまう可能性あり、注意が必要(賃貸の方には不向き)です。

最適な床材を選んで床DIYを楽しもう!

今回は、私hattoriの自宅床DIYを通して、PanasonicウスイータDIYの体験レポートとDIYを通して実感した「DIY床材選びの大切さ」をご紹介しました。

いや、ほんと…クッションフロアDIYは本当に楽なんだなと、心底感じました。

もし、お部屋の床を変えたいと思ったら。

もともとの床の素材がなんなのか、原状回復する必要があるのかないのか、厚みは何ミリまでなら許容範囲なのか…などなど、ご自身のお部屋の状況に合わせて、いろいろな床材を検討して、ぜひ床DIYを楽しんでみてくださいね。

\あなたのお部屋はどれにする?/

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インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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