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猫の爪切り方法や頻度は? 爪とぎから家具・壁紙を守るためにできることも解説します

コラム

猫の爪切り方法や頻度は? 爪とぎから家具・壁紙を守るためにできることも解説します

2025.04.28 (最終更新日:2025/04/30)

猫はかわいいけれど、おうちの壁紙や大事な家具が爪とぎの跡でボロボロになってしまったらショックですよね。

爪とぎは猫の習性なので、爪とぎを完全にやめさせることは難しいですが、飼い主の工夫でおうちや家具が傷つくのを減らすことはできます。

この記事では、

●猫の爪切りの必要性や頻度
●飼い主が猫の爪をケアするときの方法
●おうちを傷つけないために飼い主ができる工夫

を紹介します。猫を飼っている方、これからおうちで猫を飼うことを検討している方は参考にしてみてください。

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猫の爪切りが必須ではない理由

猫 手 爪 イメージ

猫の爪は玉ねぎの様にいくつかの層でできています。一番内側で新しい爪が生まれ、段々と外側へ移動していきます。

猫は爪とぎをして一番外の古い爪を取り除いています。

その結果、爪とぎをする度に爪の長さも短くなり、ある程度同じ長さに保たれるので、猫の爪切りは飼い主が必ずしもやってあげる必要はありません。

爪切りをした方がいいとき

次のような時は猫の爪切りややすりがけなどのケアをしてあげましょう。

・猫を抱っこするときに、自分の腕や服に爪が引っかかって痛い

・家の床や壁紙にたくさん爪による傷がつく

・カーテンやソファーなどの布などに猫の爪が引っ掛かっている

・シニアになり爪とぎの回数が減っている

爪切りの頻度と動物病院で切るときの料金の目安

爪切りの頻度は1~2ヵ月に1回が目安です。

爪とぎをあまりしない猫やシニア猫では、爪が伸びて巻き爪になり、先端が肉球や足を傷つけてしまうこともあります。

巻き爪になると猫が爪とぎをしても自分で爪を剥ぐことはできないので、獣医師に相談しましょう。動物病院では500~1,000円で爪切りの処置をしてくれるところが多いです。

おうちで猫の爪切りをする方法

猫 爪切り イメージ

猫の爪は半透明で切る部分が見やすく、力もそれほどいらないので、飼い主がやってあげられるならおうちで切ることをお勧めします。

ここでは、飼い主が猫の爪切りとやすり掛けをする方法を解説します。

道具はギロチンタイプの爪切りが便利

市販の動物用(猫用)の爪切りややすりを購入します。猫の爪切りは犬の物より小さいです。

先に爪を通すための穴が開いているギロチンタイプの爪切りが使いやすくおすすめです。

飼い主が使う、人用の爪切りは力が強くかかりすぎるため、猫の爪が割れてしまう恐れもあるので使わないでください。

保定の方法

ペットの治療や処置を行うときに、ペットが動かないように抑えることを保定と言います。

猫の爪切りでも、猫が動かないように支える保定係の人を用意し、2人1組で行いましょう。

犬よりも猫の方が爪切りを嫌がり、普段おとなしくても急に怒ったり暴れ出す子もいます。猫を落ち着かせるためにも、その猫と信頼関係があり、扱いに慣れた方が保定をしましょう。

猫の抑え方

①猫を座らせて脇に挟みます。

②自分の体に押し付けるようにして保定します。この時、猫が立ち上がったり後ずさりしないようぴったり体をくっつけます。

③猫が前に出てこないように顎下や胸を手のひらで押さえます。

④可能なら、保定する人が爪を切ろうとしている足を持ちあげて支えます。

猫の爪切りのコツ

猫 イメージ

猫の爪は細くて小さいので、切る長さは2、3㎜程度です。

最初に先端をカットし、次に爪を触ってみて引っかかる部分があればやすりでけずります。

前足のカットは特に注意

猫科の動物にとって前足は攻撃のための重要な足です。そのため、後足よりも前足の爪を切るのを嫌がって怒る猫が多いです。

普段、前足の爪は指の間に隠れています。切るときは爪の根元を押して爪を出して切ります。

後ろ足はスパイクの役目があり、いつも外に出ているので、前足と比べると自然と少しずつ削れています。後ろ足の爪は切らなくてもいい猫も多いです。

出血したときの対応

猫の爪は根元付近にある血管が透けているので、切る部分がとても見やすいですが、切りすぎると血が出てしまうので注意しましょう。

もし血が出てしまったら、ティッシュやガーゼで出血している部分を2,3分押さえていると止まります。

市販の止血剤(クイックストップなど)を塗るとより早く出血が止まります。

グッズの利用

猫の爪切りをするときに使うと便利なグッズを紹介します。ペットショップやネットで購入することができます。

エリザベスカラー

猫の首の周りにつけて、傷口を舐めないようにする道具です。

エリザベスカラーを付けることで飼い主や保定の人が噛まれにくくなります。動物病院でも、初めて爪切りをする猫や、性格が臆病な猫、怒りっぽい猫にはエリザベスカラーを付けて爪切りをします。

洗濯ネット

洗濯ネットは、動物病院の診察のときにも便利グッズとしてよく使われます。

洗濯ネットに猫を入れ、足だけ出して爪を切ります。

ハンモック

ハンモックに猫を入れて吊るし、宙に浮いた状態で足の爪をカットします

。上手に使えれば便利ですが、ハンモックに入ることを嫌がる猫も多いです。

マスク

猫の目と口を覆うマスクです。視界が遮られるため、着けるのを嫌がる猫もいます。

一度に全部の爪を切ろうとせず、数回に分けて完了する

猫は犬と比べて神経質な性格のため、猫の爪切りややすりがけをするときは1回で全部の足の爪を切り終わろうとしないほうがよいでしょう。

猫が寝ている時などタイミングを見計らって「今日はこの足ができたらOK」という位の気持ちで、何回かに分けて切りましょう。

キャットタワーや爪とぎを置いてあげましょう

猫 イメージ

猫がいるおうちではキャットタワーや段ボール製の爪とぎをおいてあげましょう。

キャットタワーは柱の部分が爪とぎになっているものが多いので、壁紙や家具で爪とぎをすることが減るかもしれません。

段ボールの爪とぎは、安価で汚れたらそのまま廃棄できるので、気軽に試してみてください。

猫は高いところが好きで、性格的にも繊細な動物です。可能であれば、多頭飼いをしているおうちでは、1匹に1個キャットタワーを用意し、その猫が1匹になれる場所を作ってあげましょう。

まとめ

猫 イメージ
アイキャッチ画像

この記事では、おうちでできる猫の爪切りの方法や、切り方のコツを紹介しました。

猫は自分で爪とぎをするので爪が伸びすぎてしまうということはあまりありません。よって爪切りは必須ではありませんが、自分の猫の性格や年齢を加味し、伸びているようなら飼い主がケアをしてあげましょう。

爪とぎは猫の習性なので全くさせないようにするのは難しいですが、キャットタワーや段ボールの爪とぎを置いてあげることで、家具や壁紙での爪とぎを減らすことができるかもしれません。ぜひ検討してみてください。

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