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【春のラグリエ部活動】なごや観光ルートバスメーグルで床探し旅~中編:文化のみち二葉館編~

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【春のラグリエ部活動】なごや観光ルートバスメーグルで床探し旅~中編:文化のみち二葉館編~

2024.06.10 (最終更新日:2024/06/10)

春の名古屋!床探し散策の中編は、文化のみち「二葉館」です。

ラグリエ春の床探しは、名古屋観光ルートバス『メーグル』の1DAYチケットをゲットして、名古屋市役所、愛知県庁、文化のみち二葉館~撞木館まで、地元名古屋の素敵な床を探しに行ってきました!

今回は、おしゃれ床の宝庫だった二葉館をご紹介します。

※名古屋市役所、愛知県庁舎の床探しのようすや名古屋観光ルートバス『メーグル』については、こちらの記事をご覧ください

意外と知らない名古屋の魅力。ラグリエらしく『床』に注目して探検に出発です!

\お部屋の床を変えるなら/

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文化のみちとは

「名古屋城東・市役所」からメーグルバスで19分。「文化のみち二葉館」で下車しました。

名古屋市ホームページより

名古屋城から徳川園に至るこのエリアは、日本の近代化に大きく貢献した文化人・財界人の屋敷が多く、この保存地区は「文化のみち」と呼ばれています。

文化のみちに残る名建築をめぐってみましょう。

映えスポット 文化のみち二葉館 

バス停を降りてすぐ、目の前にあるおしゃれな建物が二葉館です。

バスを降りたらすぐ二葉館です

オレンジ色の屋根が印象的な建物は、「日本の女優第1号」の川上貞奴と「電力王」福沢桃介の邸宅。

大正から昭和初期にかけて暮らしていた邸宅が、こちらに移築・復元されています。

設計を担当したのは、当時新進気鋭の住宅専門会社として知られていた「あめりか屋」。

それでは、さっそく中に入ってみましょう!

映え床たっぷり 1階サロン

サロンとして利用された大広間には、華やかなステンドグラスがあり、優雅な空間が!

ここでは、パネルやビデオなどで、文化のみちの町並みや歴史などを紹介しています。

館内入ってすぐの大広間

この大広間には、創建当時の部材を使って復元されているものが展示されているそうです。

大広間のステンドグラス

グラフィックデザイナーの先駆け・杉浦非水の原画をもとに作られたステンドグラスが目を惹きます。

踊り子のステンドグラス

二葉館は、大正時代に居住していた和洋折衷の建物で、当時はその斬新さと豪華さから「二葉御殿」と呼ばれ、政財界人や文化人の集まるサロンとなりました。

サロンらしい造りのソファ

創建当時の姿に移築復元し、平成17年2月に開館された二葉館。

改築時、別の部屋に転用されていたソファを、一度解体した上で、当時の材料や工法に倣い復元し、もとの位置に戻した、こだわりのソファです。

ソファの木組みやスプリングは当時のものを再利用されているそうです。

ソファのふわふわな座り心地も良かったです。

ステンドグラスが素敵でした。 床もパーケットで、こだわりを感じる贅沢なお館でした。

川上貞奴関連の資料や郷土ゆかりの文学資料、調度品も展示されています。

館内にはドイツ人画家が描いた貞奴のポスターや衣装のレプリカ、ピカソによる貞奴のデッサンのほか、貞奴関連の資料や郷土ゆかりの文学資料も展示されています。

部屋や廊下ごとに床が変わります
床、壁、インテリアだけでなく、天井や照明もこだわりいっぱい

ドアや照明、床、どれもおしゃれで洗練された作りです。

映えPOINT!赤の螺旋階段を上がって2階へ

流線形が美しい赤の螺旋階段は、二葉館の中でもとくに目を惹く存在感です。

らせん部分の手すりのカーブも素敵です
階段を上がって2階にきました
パーケットデザインがおしゃれな部屋
直線ありカーブあり…お部屋の形も凝っています
2階から階段を下りながら1階の床を愛でます

パーケット柄の床と螺旋階段が印象的でした。 踊りながら階段を降りている貞奴は、とても魅力的だったんだろうなぁと思います。

創建当時のまま残されている和館

1階のサロンや展示室を抜けると、奥に和館部分があります。

洋館部分と和館部分の堺の床
和館側から洋館側を臨む廊下
(左)凛とした佇まいの和館廊下
(右)中庭には、立派な蔵もありました
大理石でできた巨大な配電盤(左)と呼鈴と親機(右)

主な部屋には呼鈴がついており、親機は事務室に設置されていたそう。今でいうレストランの呼び出しボタンシステムでしょうか。

呼鈴を押すとベルがなり、番号が表示され、どの部屋で呼ばれているかすぐわかるようになっていたとのこと。ハイカラですね!

トイレの前の収納も当時のもの。取っ手も凝っています

2階の和室を含む和館部分は、主に大正時代の建築資材を利用していて、登録有形文化財に指定されています。

天井も照明もこだわりが詰まっています

仏間の天井は「網代天井」。

二葉館の網代天井は、屋久島から取り寄せた屋久杉を薄い板にして網代編みされています。今ではそのようなことはできないので、とっても貴重な天井ですね!

2階には貞奴のごく親しい友人しか入れなかったそうです
歴史を感じるカバン…とっても重そう

二葉館で見つけた素敵な床 

見どころ満載の二葉館。

二葉館で見つけた素敵な床をご紹介します。

1階のホールの床 凝った組木が印象的
インテリアとマッチする床たち
廊下のヘリンボーンやパーケットデザインの床
それぞれの部屋ごとに完結するデザイン
おしゃれな組木デザインの床がたくさんあります

当時としては驚くほどの電気装備が施され、家のほうぼうに、貞奴の好みを取り入れたしつらいがなされていた二葉館。

床にもこだわりをたっぷり感じました。

床だけでもすごいバリエーション!
当時、政治家や財界人、文化人が訪れるサロンだったということで、現代でも十分通ずる、映え館でした。

映えを意識したおしゃれな館 文化のみち二葉館

今回は、ラグリエ床探しで訪れた「文化のみち 二葉館」の素敵な床をご紹介しました!

当時の最先端、また建物を構成するひとつひとつのインテリア、室内装飾へのこだわりや美意識を強く感じる、とっても素敵な建物でした。

二葉館を訪れる際には、ぜひ、床にも注目して楽しんでみてくださいね!

\あなたのお部屋はどれにする?/

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■文化のみち 二葉館情報

ホームページ https://www.futabakan.jp/

名古屋市東区橦木町3丁目23番地
電話:052-936-3836

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hattori

hattori

インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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