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クッションフロアの必要数量を正しく計算する方法【正方形・長方形以外のお部屋の場合】

コラム

クッションフロアの必要数量を正しく計算する方法【正方形・長方形以外のお部屋の場合】

2023.04.03 (最終更新日:2024/04/09)

今回は以前ご紹介した「クッションフロアの必要数量を正しく計算する方法【正方形・長方形のお部屋の場合】」の続編になります。

DIYでクッションフロアをお部屋に貼る際に、お部屋が綺麗な四角形ではなく、隣の部屋の壁が出てきていたりすることがあります。

今回は、正方形・長方形以外のお部屋で、クッションフロアの必要数量を計算する方法をご紹介します。

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クッションフロアの必要数量を決めるための3ポイント

まずは、以前もご紹介した、クッションフロアの必要数量を決めるための3ポイントをご紹介します。

①部屋の大きさと形

②クッションフロアを貼る方向

③デザインごとのリピート幅(または目地幅)

計算をする前に、上記の3点は確認しておいてくださいね。

それぞれのポイントの詳細は、以前の記事「クッションフロアの必要数量を正しく計算する方法【正方形・長方形のお部屋の場合】」をご覧ください。

クッションフロアの必要枚数を計算してみよう

お部屋が正方形・長方形以外の形の場合でも焦る必要はありません。

ポイントと手順をしっかり押さえておけば、大丈夫です。

ここからは実際の例を見ながら、クッションフロアの必要数量を計算してみましょう。

<シミュレーション条件>

ラグリエ テラコッタ フロアマット ブラン
テラコッタ フロアマット ブラン 90cm幅

【クッションフロアの種類】テラコッタ フロアマット ブラン
【クッションフロアの幅】90㎝幅
【購入できる間隔】100cm間隔(ラグリエ本店の場合)
【購入できる最長の長さ】1,000㎝

手順1|部屋の大きさを測る

上図の部屋の長さは、以下のような寸法だと仮定します。

・a 352㎝ ・b 258㎝ ・c 178㎝

・d 80㎝ ・e 150㎝ ・f 202㎝

手順2|クッションフロアを貼る方向を決める

部屋の大きさを測ったら、クッションフロアを貼る方向を決めましょう。

クッションフロアのデザインによっては、どの向きで貼っても同じような仕上がりになることもあります。

その場合は、両方向で計算してみて、必要数量が少ない方を採用すると良いでしょう。

多くの場合、長手方向(上図では横方向)に貼るのが一般的です。

手順3|クッションフロアのリピート幅などを確認する

次に購入したいクッションフロアのリピート幅、またはタイルなど目地があるデザインの場合は、目地幅を確認しましょう。

商品の詳細欄などで確認することができます。

例では「テラコッタ フロアマット ブラン」なので、

【リピート幅】タテ90㎝×ヨコ180㎝

【タイルの目地幅】15㎝

となります。

今回のブラン柄なら、タイルの目地がきれいに揃えば、柄のずれなどの違和感なく敷き詰められると考え、ここでは「タイルの目地幅:15㎝」で必要数量を計算していきます。

手順4|角を基準に「長さを分けて」計算する

次に、クッションフロアを購入する長さと本数を決めていきます。

例えば上記のような形のお部屋の場合、「長さを分けて」計算すると良いでしょう。長さを分けるポイントは、部屋に出ている角を基準にすることです。

1つの方向でみた時に

・長さA:部屋の端から端まで

・長さB:部屋の端から角まで

長い方になる「長さA」から計算します。

その後、「長さB」は、「長さA」で計算した枚数とクッションフロアの幅を掛け算し、全体の幅から差し引いた値を基準に計算します。

少しややこしいですが、図を見ながら、前述した手順に沿って計算してみましょう。

<横方向の場合>

① まず「長さA」を手順通りに計算

・(c)178㎝÷90㎝=1.98 → 2枚

・(a)352㎝+10㎝+15㎝=377㎝

・377㎝→400㎝に切り上げ(購入できる長さの単位)

② 部屋の幅から「長さA」で出した枚数×クッションフロア幅を差し引く

・残りの部屋の幅:(b)258㎝-(2枚×90㎝)=78㎝

③ 残りの部屋の幅を基準に「長さB」を手順通りに計算

・残り78㎝÷90㎝=0.87 → 1枚

・(f)202㎝+10㎝+15㎝=227㎝

・227㎝→300㎝に切り上げ(購入できる長さの単位)

これで購入するクッションフロアの必要数量の計算ができました。

・90㎝幅×400㎝を2本

・90㎝幅×300㎝を1本

<購入金額>

【商品】テラコッタ フロアマット ブラン

【単価】

 ・90㎝×400㎝:5,000円

 ・90㎝×300㎝:4,000円

【合計】(5,000円 × 2本)+(4,000円×1本) = 14,000 円

<縦方向の場合>

① まず「長さA」を手順通りに計算

・(f)202㎝÷90㎝=2.24 → 3枚

・(b)258㎝+10㎝+15㎝=283㎝

・283㎝→300㎝に切り上げ(購入できる長さの単位)

② 部屋の幅から「長さA」で出した枚数×クッションフロア幅を差し引く

・残りの部屋の幅:(a)352㎝-(3枚×90㎝)=82㎝

③ 残りの部屋の幅を基準に「長さB」を手順通りに計算

・残り82㎝÷90㎝=0.91 → 1枚

・(c)178㎝+10㎝+15㎝=203㎝

・203㎝→300㎝に切り上げ(購入できる長さの単位)

これで購入するクッションフロアの必要数量の計算ができました。

・90㎝幅×300㎝を4本

<購入金額>

【商品】テラコッタ フロアマット ブラン

【単価】

 ・90㎝×300㎝:4,000円

【合計】4,000円×4本 = 16,000 円

例のお部屋の場合は、横方向(長手方向)に貼る方が、2,000円ほど安くなりますね。

このように、ポイントと順番を落ち着いて計算すれば、正方形・長方形以外のお部屋でもクッションフロアの必要数量を出すことができます。

お部屋の形が複雑でも、長さを分けて出せば大丈夫!

今回は、正方形・長方形以外のお部屋にクッションフロアを貼る際に、どのくらいの長さを準備すれば良いのかを計算する時のポイントと手順をご紹介しました。

多少、部屋の形が複雑だったとしても、手順通りに計算していけば、クッションフロアの必要数量を正しく計算することができます。

どうしても分からない場合は、販売元に相談するのも一つの方法です。

ラグリエ本店には、オーダー販売もあります。お部屋のサイズをお教えいただければ、熟練スタッフとメールで相談しながら、必要なサイズを簡単に注文することができますよ。

その際は、冒頭でご紹介した「クッションフロアの必要枚数を決める3ポイント」をまとめておくとスムーズです。

ぜひ挑戦してみてくださいね!

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hattori

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インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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