手軽に床を変えられる床材として人気の高い、クッションフロア。
それでも初めて挑戦される方には、なんとなく敷居が高く感じてしまうかもしれませんね。
そんな時は、洗面所やトイレ、玄関のたたき部分やキッチンなど、ちょっと区切られている、狭めの空間から挑戦されてはいかがでしょうか?
今回はそういった、ちょっと狭めの空間にクッションフロアを敷くときに、超簡単・便利な型紙作りをご紹介!
クッションフロアに挑戦してみたいけれど「ちゃんと貼れるのか、なんとなく不安…」な、あなたの気持ちをきっと解消できると思います。
\デザインいろいろ!貼り付け簡単!/
もくじ
賃貸物件のキッチンと玄関たたきの型紙を作ってみよう
こちらの賃貸物件のキッチン床(木目部分)と、玄関たたき(写真手前側)の2か所の型紙を作っていきます。
玄関たたきにクッションフロアを敷くための型紙を作る
今回は、型紙用の紙として、画用紙を用意しました。 適度にハリと厚みがあり、初心者の方には扱いやすくてオススメです。
画用紙が手元にない場合や、何回かチャレンジして慣れてきたら、新聞紙や雑誌などでも代用ができます。
まずは、貼りやすい場所から画用紙を広げ、テープで止めていきましょう。
紙をとめるテープは、簡単に手で切れるマスキングテープが使いやすくてオススメです。
しっかりとした台付きのセロハンテープでもいいです。テープを片手で切れ、台自体が型紙の重しにもなり、使いやすいと思います。
用意しやすい方のテープを使ってください。
広めの箇所を、画用紙でどんどん埋めていきます。
玄関たたきの隅をよく見ると、こういった小さなデコボコがあります。
細かいところは、画用紙にこだわらず、厚手のチラシであてがっても大丈夫です。
隙間がないように配置して、テープでとめてしまいましょう。
無事、玄関のたたき部分全体を、画用紙と、一部チラシ(笑)でおおうことが出来ました。
これで、たたき部分の型紙は完成です。
この段階では、マスキングテープテープが貼ってあるほうが『表』と分かりますが、クッションフロアに型紙を載せてカットし、いざ敷き込もう、という段階になって「表と裏を間違えた!」なんてことが結構あります( ノД`)!!…
ですので念のため、画用紙の表の面に『おもて』とペンで表記しておきましょう。 ちょっとしたひと手間ですが、間違えにくくなるのでオススメです。
キッチンの床にクッションフロアを敷くための型紙を作る
先ほどの玄関たたきとおなじように、画用紙を広げ、貼り合わせていきます。
広いところ、まっすぐな壁のところから貼っていくのがおすすめ。
キッチンの床も、よく見れば凹凸が沢山ありますね。
貼り絵の要領で、画用紙を小さく切って埋めていけば、型紙に凹凸箇所も上手に再現できます。
型紙さえできれば、あとはクッションフロアに下書きしてカットするだけ
型紙さえ作ってしまえば、あとは簡単です!
クッションフロアの表面に、型紙の表面を合わせて使いたい柄の位置を確認します。
使いたい場所を決めたら、クッションフロアの裏面に型紙の裏面が上にくるように載せなおして、カット線を書き込みます。
あとは、そのカット線に従ってハサミやカッターで切るだけ!
キッチン箇所も同じようにカットして、クッションフロアを敷いて完成です!
玄関は細かな凹凸がストッパーになるので、特に接着しなくてもズレたりしません。
とはいえ、キッチンや玄関は人の行き来が多いところなので、ちょっとなにか貼って固定しておきたい、という方は、ラグリエの吸着シートを使うと便利です。
明るくおしゃれな玄関&キッチンになりました~!
接着糊や両面テープなどを使わないので、賃貸物件でも安心してDIYできますね。
実際に、ラグリエで賃貸のお部屋の床DIYを行ったレポートはこちらをご覧ください
\あなたはどの柄にする?/
トイレや洗面台下など 配管がある場合の型紙の作り方
床面の小さなデコボコは、貼り絵の要領で隙間を埋めていけば型紙を作ることができましたが、トイレや洗面所など、床面に配管があると困ってしまいますね。
でも、今までのやり方を一工夫すれば、配管があっても、同じように型紙を作ることができますよ!
玄関たたきやキッチンと同じように、敷きやすいところから、画用紙を敷き詰めて、テープで貼りあわせていきます。
便器のカーブも、紙を当てて立ち上がってしまうところの画用紙を折り、その折り線をハサミで切ってカーブにあわせていきます。
紙を切りすぎてしまっても大丈夫。
切りすぎてしまった切れ端などを、こちらも貼り絵の要領で、床が見えなくなるように貼り合わせればOKです。
配管回りも、同じように小さく切った画用紙で貼り合わせていきます。
トイレは狭いので、奥の方に手を伸ばしての作業はちょっと大変ですが、ここさえ乗り越えれば、あとは簡単です。がんばりましょう!
無事、トイレの床面全体に型紙を敷き詰めることが出来ました!
クッションフロアを切ってしまってから、配管の向きが逆だった!なんてことがないように、玄関やキッチンと同様に、型紙の表面には『おもて』と分かるように明記しておきましょう。
隙間なく型紙を敷き詰めてしまうと、型紙自体が取り外せなくなってしまいますが、写真の赤線のようにハサミで切り込み線を入れてしまえば、がばっと型紙をはずすことができます。
玄関やキッチンと同様に、クッションフロアのおもて面の上に型紙のおもて面を載せて位置を決めたら、クッションフロア裏面の上に、型紙の裏面を載せて、カット線を描き、ハサミやカッターでクッションフロアを切ります。
型紙と同様に、クッションフロアの配管の箇所にも切り込み線をカットすれば、トイレの床ぴったりにクッションフロアを敷き込むことができます。
ぴったりおさまるので、特に吸着シートなども使っていません。
型紙を作るのは少し大変ですが、一度型紙を作ってしまえば、トイレの床の模様替えし放題です(笑)。
色々なクッションフロアで、トイレ床の着せ替えDIYをしてみました!
洗面台下にもトイレと同じように型紙を作ります
同じような要領で、洗面台下の収納にもクッションフロアを敷き込むことができます。
洗剤などを収納することが多い、こちらのコーナー。
クッションフロアを敷き込んであげると、見た目だけでなく、液だれして棚自体が汚れたり傷んでしまったりするのも防ぐことができますね。
型紙作りをする際は、こんな所にも気を付けて!
クッションフロアを敷くための型紙作り。
ラグリエで作ってみて気をつけるところがいくつかありました。
型紙を作る前に床の掃除を行いましょう
実際に作り始める際には、まずはその床の掃除をしっかり行いましょう。
掃除が甘いと、台紙が汚くなったり、細かいゴミがテープについて、んもー!ってなります。
型紙を作る達成感が大切
型紙作りは、広い面からはじめると、先に達成感が味わえるのでおすすめです。
小さなデコボコから型紙を作るより、広い面に画用紙を置いて、テープでどんどん貼り付けていくと、型紙を作っている達成感があります!
どかせる家具は、どかしてから型紙を作ろう
家具は先にどかしておきましょう。
掃除→型紙作り→クッションフロアをカット→クッションフロアを敷き込む→最後に家具を戻すと効率的です。
型紙を作る紙は多めに用意しておくと便利
型紙に使う紙は意外とたくさんいりますので、多めに用意しておくと良いですよ。
細かいところは、厚手のチラシでも代用できます。
型紙作りをマスターして、クッションフロアで気軽にDIYしよう!
今回は、せまい空間にクッションフロアを敷き込む際に便利な、型紙の作り方を詳しくご紹介しました。
実際に型紙を作ってみると、家の床には、壁や柱によってデコボコがあるんだなぁと実感します。 元から敷いてあったクッションフロアの施工の雑さが気になったりも(笑)
もうちょっとおしゃれにしたいなぁ~と思いながら、見過ごしていた「あの場所」。
もしかしたら、クッションフロアを敷いてあげたら、ぐっとステキになるかもしれません。
台紙を作ってる途中から、出来上がりを想像してきっとワクワクしてきますよ!
ぜひ、型紙作りをマスターして、気軽にクッションフロアDIYを楽しんでみてくださいね。
\超簡単!床DIYにぴったり/
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hattori
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