デザインフロアマット(DIYしやすいように90cm幅に加工されたクッションフロア)を販売しているラグリエ。
クッションフロアは、丈夫で汚れに強いとはいえ、永久に使えるわけではありません。
では、廃棄するときにはどうしたらいいの?ということで、今回はクッションフロアの捨て方を調べてみました。
\デザインいろいろ!貼り付け簡単!/
もくじ
クッションフロアの捨て方は各市町村によって異なる
まずはクッションフロアの捨て方が、web上で明記されていた市町村を調べてみました。
北海道札幌市…大型ごみ (有料)
千葉県千葉市…可燃ごみ(指定袋に入らない場合は「粗大ごみ」)
千葉県松戸市… 粗大ごみ
埼玉県朝霞市…受入不可
神奈川県横浜市…燃やすごみ
神奈川県相模原市… 一般ごみ (ただし50cm未満にたためないものは「粗大ごみ」)
岐阜県羽島市…粗大ごみ (8畳以下200円、8畳超400円)
徳島県徳島市…粗大ごみ (ただし30cm角程度より小さいものは燃やせないごみ)
※2023年10月現在の情報です
調べ始めてすぐ感じたのは、捨てるアイテムの候補一覧に『クッションフロア』が明記されていない市区町村が非常に多いということです。
もともとは建築資材であったクッションフロア。少し前までは、施工業者が事業ごみといて処理することがほとんどで、一般の方があまり捨てる機会がなかったアイテムだったからとも言えます。
ネットで調べて分からなかったら 電話やメールで問い合わせてみよう
hattoriの住んでいる豊田市、ラグリエ事務所のある大府市、愛知県の県庁所在地名古屋市でも「クッションフロアの捨て方」はネットには載っていませんでした。
ちなみに豊田市は、『ご家庭から出る資源・ごみの分別を検索したいときや、ごみの収集日をカレンダー形式で確認したいときは、スマートフォン向け資源・ごみ分別アプリや、パソコン向け資源・ごみ分別webアプリをご利用ください。』となっていて、わざわざアプリをインストールしたのに、分別アイテムにクッションフロアが載っていないという…ひどすぎません?(笑)
そんなわけで、お住いの市区町村のホームページで「クッションフロアの捨て方」が明記されていない場合は、担当窓口に電話して問い合わせる必要があります。
大きさによっては粗大ごみになったり可燃ごみ、一般ごみになる可能性もあるようなので、以下のようなクッションフロアを想定してメールで問い合わせしてみました。
8畳分のクッションフロア
約90cm幅で長さ350cmのクッションフロア4本
表はポリ塩化ビニル素材で、裏は不織布
厚さ1.8㎜
豊田市からの返答
ごみ袋に入れば「燃やすごみ」として出していただくことができます。
そのまま筒状にして巻いた場合は、ごみ袋に入らなければ、「粗大ごみ」として市に収集を依頼していただくか、直接燃やすごみの処理施設にお客様ご自身で搬入していただくことになります。
大府市からの返答
指定ごみ袋1枚に入れて、袋の口をしばって出していただければ「燃やせるごみ」で出すことができます。
大きいものを袋に入れる場合は一度ひもで縛るなどして袋に入れていただくと効率よく袋に入ると思います。
袋の補強のため袋を2重にしていただく事は問題ありませんが、袋を両側からかぶせたり、袋を貼り付けたもの収集できないので注意してください。
名古屋市からの返答
30cm角を超えるごみは粗大ごみです。指定袋に入るものでも、30cm角を超えるごみは粗大ごみへ出してください。
可能でしたら、1枚のクッションフロアを2メートル以内に裁断していただいて、ひとまとめにして紐またはガムテープで縛ってお出しください。
なお、手数料納付券(シール)はクッションフロア1枚ごとに貼り、指定された場所に出してください。
自分の住んでいる地区の担当部署に確認しよう
同じ愛知県内でも、市によって、微妙に捨て方のルールが異なることが分かりました。
せっかく袋に詰めて出したのに、回収してもらえなかった…なんて悲しいことにならないように、事前に自分の住んでいる地区の環境窓口などに確認しましょう。
問い合わせることで、粗大ごみの具体的な出し方や、受付センターの詳しい情報を教えてもらえる利点もあります。
クッションフロアの主な処分方法
クッションフロアの捨て方は、各市町村によって、それぞれ異なることが分かりました。クッションフロアの主な捨て方をご紹介します。
お住まいの自治体によって廃棄ルールが異なるため、詳細は市の担当窓口にお問い合わせくださいね。
小さく切って一般ごみとして捨てる
指定のゴミ袋に入れば、一般ごみとして捨てることを可としている自治体もあります。可燃ごみ扱いなのか、不燃ごみ扱いなのかも自治体によって異なるので、確認が必要です。
1辺30~50cm以内のサイズに切ったり折りたたんだりしてコンパクトにする手間はかかりますが、ほかのごみと同じように捨てることができるので、捨てやすい方法です。
クリーンセンターなどに直接搬入する
折りたたんだり切ったりしても指定ごみ袋に入らず、ごみステーションでは回収できない場合は、ごみ処理場やクリーンセンターへ、直接搬入できる自治体もあります。
重さや大きさによって、処理料金がかかりますし、せっかく持って行って引き取りを断られてしまっては悔しいので、事前に搬入可能かどうか確認してから持っていきましょう。
市の粗大ごみの戸別収集を依頼する
車などがなく、クリーンセンターへの直接の搬入が難しい場合は、有料の粗大ごみ戸別収集サービスを依頼する方法もあります。
クリーンセンターなどへの直接の持ち込みよりも金額は高くなりますが、「粗大ごみ処理券」をごみに貼りつけて、決められた日に指定の収集場所に出しておくと回収してもらえます。
基本的には、処理手数料分の「粗大ゴミ処理券」を購入し、受付番号などの必要事項を記入し、引き取り依頼をします。
粗大ゴミを処分するまでの手順は自治体によって異なりますので、担当窓口に確認しましょう。
収集運搬許可業者に依頼する
市の粗大ごみの戸別収集以外では、家庭系ごみの収集運搬許可業者へ収集を直接依頼する方法もあります。
料金や収集日時・収集方法等の詳細は、直接業者にお問い合わせください。
違法な不用品業者には注意が必要
不用品回収業者は、電話やネットで申し込みをすれば基本的に希望の日時に回収に来てくれます。
プラン内容によっては、粗大ごみとして処分するよりも費用が抑えられる場合もあるため、まずは電話で見積もりを依頼をしてみても良いでしょう。
予算が合えば、一番手軽な方法かもしれませんが、「無許可」の不用品回収業者を利用しないように気を付けましょう。
市町村の許可なく、または市町村の委託を受けていない違法な廃棄物回収業者の場合、引き取った廃棄物をそのまま不法投棄されてしまったり、不適正な廃棄をされてしまう場合もあります。高額な処理費を請求される場合もありますので、注意が必要です。
市町村の許可を得ている、または市町村の委託を受けている収集運搬許可業者に依頼しましょう。
次のような場合は、無許可の廃棄物回収業者の可能性があります。
・町中を大音量で巡回
・空地で回収
・チラシを配布
・インターネットで広告
リサイクル業者に依頼する
使用していないクッションフロアが大量に余ってしまった場合は、買い取りをしてくれる業者もあります。
電話やネット、LINEなどで査定してくれる手軽さも魅力のひとつ。
業者によって買取金額は異なるため、複数の業者に査定を依頼しましょう。引き取り対応をしてくれる業者なら、自分で運んだり梱包したりする手間を減らすこともできます。
・同一ロットで量が多いもの
・外見に汚れやキズがなく、破損していないもの
・人気メーカーの製品
上記の条件などが揃えば、買取してもらえる可能性があるので、問い合わせてみてもよいですね。
クッションフロアの処分方法は住んでいる自治体に確認しよう
クッションフロアの処分方法を調べることで、それぞれの自治体によって、捨て方が異なることが分かりました。
いざ捨てようと思ったら、処分費が思ったより高かった!自分の自治体では回収してもらえなかった!なんてのちのちの後悔のないように、あらかじめ捨て方も確認しておくと安心です。
お部屋をステキにしてくれるクッションフロア。
処分する際には、お住いの地域のルールに従って、適正に処分してくださいね。
\あなたのお部屋はどれにする?/
==================
こちらの記事もおすすめです!
hattori
最新記事 by hattori (全て見る)
- 冷蔵庫下の床保護に 端材クッションフロアで楽々DIY - 2024年10月7日
- 【USER’S VOICE 51】6畳のお部屋を敷き詰めフロアマットで簡単床DIY - 2024年10月2日
- 【USER’S VOICE 50】わんちゃんの足腰の健康を考えて モルタル柄ペットマットで床DIY - 2024年10月2日