床を替えると、お部屋の印象ががらっと変わります。
床がステキに変わったら、家具やインテリアも、もっとオシャレなモノを置いてみたい。 そう感じる方も多いはず!
でもインターネットで調べてみると、家具やインテリアのステキなお店を紹介しているサイトは、飲食店を紹介しているサイトより多くはないなぁ。
もっと、いろいろ自分の足で調べて、紹介したいかもっ!
そう考えた、ライターhattori。月イチでラグリエの事務所を飛び出して
『ステキな家具やインテリアを購入できるお店をインタビューしてご紹介』します! という企画を立ち上げました。
このコラムを読んでいただいた方に、「こんなステキなお店があったんだ」とか「今度行ってみよう!」と、新たな出会いや発見があるといいなと思っています。
\床が変われば心が変わる!/
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今回は、記念すべき第1弾。
安城市篠目町にあるインテリアライフスタイルショップ【soup.Life Store】(スープライフストア)と、安城市住吉町にある【soup.】(スープ)本店に取材に行ってきました!
もくじ
スープライフストアはla CASA HILLS(ラ・カーサヒルズ)の敷地内にある、おしゃれでステキなインテリアショップです
ラ・カーサヒルズは、オーダーメイド住宅を手がけるラ・カーサが手がけた、 住むこと、食べること、寛ぐこと、愉しむこと …といった「自分らしく、豊かな暮らし」のアイデアを体感してもらえる場所を作りたい、というコンセプトで作られた複合ショップ。
この敷地の中には、カフェやインテリアライブラリー、ヘアーサロンなどがあり、そして、ここにライフスタイルショップとして入っているのが、soup.Life Store(スープ・ライフストア店)です。
開放的で明るいスープ・ライフストアは女性のお客様に人気のインテリアショップ
SASAWASHIというのは、自然素材の「くまざさ」と和紙を原料として作られた素材の靴下やスリッパ、タオル、シーツ、ルームウェアなどの商品です。優れた抗菌性、サラサラとした質感が、これからの季節にぴったりのアイテム!
デザイナーズチェアたちと、仲良くディスプレイされていました。
早速、soup.Life Store神谷店長にお話しをお伺いしました。
こちらのお店のsoup.LifeStore店自体は、5年前にオープンし、現在6年目。
soup.というお店自体は、移転前も入れると今年の5月15日で、なんと16周年とのこと。 soup.の代表者の方の家具好きが高じて、始められたお店なんだそうです。
『家具やインテリアを通して、地域方々の暮らしを豊かにしたい』 というのが、お店のコンセプト。
確かに、こんなにステキなインテリアたちに囲まれて毎日を過ごせたら、とってもステキだろうなぁと思えます。
「とくにこちらのお店で人気のアイテムはありますか?」 とお伺いしたところ、
「今の時期なら、やっぱりSASAWASHIがよく出ています。夏にぴったりのアイテムなので…。 SASAWASHI FAREはここ5年くらい毎年開催される人気のイベントなんです。 毎年楽しみにされ、リピートでご来店される方も多いんですよ。」 と神谷店長。 やっぱり、季節に合わせて、もとめられるアイテムは変わってくるんですね。
また、 「家具なら、カールハンセンの椅子『Yチェア』は個性的なデザインで人気がありますし、広松木工のソファなども、コアなファンの方が多いです。」と、教えてくださいました。
けっして安くはない家具 それでも色々な対話を通して、その価値を分かっていただく
神谷店長は、優しい雰囲気をまとった女性の店長さんで、お話しさせていただいている間、こちらも自然体でインタビューさせていただけました。
どのスタッフの方も、声をかけやすい雰囲気で、お客様とも、にこやかに応対されています。
「このお店は、お客様と何回も打ち合わせをして、仲良くなる感じなんです。 何度もお話しをして、時には、たわいもない話も…。 お話しだけしにくる常連さんもみえるんですよ(笑)。 でも、そういった沢山の会話を通して、その家具の価値を分かっていただき、高い金額であっても納得して、ご購入していただけるんです。」 と、神谷店長。
なるほど…。 お店に入った時から感じた、アットホームな雰囲気は、店長さんをはじめ、スタッフの方々が、お客様との会話や、やり取りを大切にされているからなんですね。
かといって、ぐいぐい話しかけてくるわけでもなく、相談したいときには、そっと寄り添ってくれるような、すてきな応対です。
家具は基本的に受注生産だそうです。 お店にならんでいる家具は、見本なんですね。
「新居の家具の相談などは、お客様とだけでなく、工務店さんや設計士さんも交えてお話しさせていただくこともありますよ。」 と神谷店長。
インテリア全般、家具、照明だけでなく、表札なども注文できるそう。 その際のプロデュース料や手数料的なものはかからないそうなので、安心して相談できますね。 (家具の配送料は別途かかるそうなので、お店でご確認ください。)
また、「お部屋の雰囲気は、こんな感じにしたいんだけど…」とか「こういうインテリアが好きなんですが、どんな家具が合いますか?」といった感じの相談にも、イメージを膨らませて、一緒に考え、相談にのってもらえるそうですよ。
お客様とのステキな関係が、少し垣間見える気がしました。
家具を買ったあとも アフターケアアドバイスをしてくれます
家具によっては、長く使うために、メンテナンスが必要なものもあるそうです。
例えば「木の素材の椅子だったら、定期的にオイルを塗る」といったメンテナンスが必要なのだそう。 買った直後すぐにオイルぬらなきゃ!なんてことはありませんが、長く使っていく中では、時折、お手入れをしてあげる必要があるとは…知らなかった…。
家具を購入後、また次に来店したときなどに、アフターフォロー的に 家具のメンテナンスのアドバイスも受けられるんですね。
安い家具を買って、傷んできたら捨てればいい…そんな消費して当たり前の風潮にすっかり流されてしまっていた自分に気が付きました。
ずっと大切にしたい家具と出会い、メンテナンスしながら、日々大切に使う。
そんな暮らし方って、本当に素敵ですね。
家具の相談などは、直接お店に来て、声をかけてもらって大丈夫!とのことですので、ぜひお気軽に、お店を覗きに行ってみてくださいね。
soup.は安城市住吉町のレイクシティ2階にある、おしゃれでカッコいいインテリアショップです
soup.LifeStore店から車で10分ほどのところに、soup.本店があります。
レイクシティという建物の2階です。
店内に入ると、オシャレな家具や照明、インテリアグッズたちがたくさん並んでいて、ワクワクする空間が広がっています。
LifeStore店の神谷店長が 「mainStoreの本店の方は、(soup.代表が、ミッドセンチュリー系の家具やインテリアが好きなこともあって)男性が好みそうなインテリア商品が多く、パーツ系も充実していますよ。」 とおっしゃっていたのが思い出されました。
2店舗とも全体にすっきり、洗練されたおしゃれな空間で、木の素材のインテリアや家具も目を惹くのですが、本店のほうが、アイアンなど金属っぽい素材もここそこにちりばめられていて、男前なテイストがプラスされているように感じます。
2店舗それぞれのお店で、違うインテリアテイストが楽しめるんですね。
soup.本店は、カッコいいテイストのアイテムもたくさん見れますよ。
soup.という店名に込められた想い
soup.本店では、soup.松本代表から、お店の名前の由来などをお伺いしました。
家具・インテリア雑貨店の名前を付けるにあたって、造語ではなく、普段の生活でなじみのある言葉にしたかった、松本代表。
というのも、扱うアイテムは、家具だったり器だったり、生活に密着した、毎日使う必需品をセレクトしたお店だから、お店の名前自体も、生活になじんでいる名前にしたかったそうです。
「soup.という店名の語源は、印象通りの『飲むスープ』の『soup.』です。
“スープを入れる器、ボウルがお店。 中に入れるスープの具となるのが、商品やその時々の旬のセレクトアイテム。 毎日でも飲みたくなるような(来たくなるような)品・アイテムをセレクトし、その時々で変化させていきながら作っていくお店” という想いを込めて、『 soup. 』と命名したんです」 と、松本代表。
家具インテリア店で、なんで『スープ』っていう名前なのかなぁ、と思っていたのですが、そういった想いが詰まっていたんですね。
また、このお店を通しての家具・インテリアへの想いもお伺いできました。
「家具や生活雑貨を扱うsoup.は、物販店舗です。 セレクト商品をお店に並べて、ご来店いただいたお客様に、個人の作家さんや家具の職人さんといった「作り手」の想いを代弁する役割があると思っています。 そのために、お店のスタッフとともに、実際に作り手の所に行って、現場を見に行くこともありますよ。 作り手の人となりを知っているから、その家具やインテリアに対する想いを、お客様に伝えることができるんです。」 と松本代表。
なるほど… soup.LifeStore店で神谷店長も 「お客様との対話を通して、その家具の良さを分かっていただく。」 とおっしゃっていたことと、ここで合い通じるのですね。
soup.で定期的にワークショップやイベント開催する理由
soup.やsoup.LifeStoreのInstagramを見ていると、定期的にワークショップやイベント、企画展が開催されています。両店舗合わせて、2カ月に1回くらいは開催されているそうです。 去年2019年は特に多く、1カ月に1回程度、何らかのイベントを開催していらっしゃいます。
「soup.では、お客様にお店に来てもらって、ワークショップを開催しています。
全部を体験してもらうことは無理でも、レザーだったら手縫いの一部の体験だったり、焼き物だったら作業の一部分を体験してもらったり…。 実際に体験してもらうことで、そのモノの価値を分かってもらえるからです。」
「お店には完成形しかありませんから。 値段だけで判断するのではなく、そのモノが出来上がるまでの過程を知り、価値を分かってもらいたいと思います。 ネットではできないことを、実店舗で、見て、触れて、体験してほしいですね。」
「face to faceで、お客様と実際に会って、色々お話しさせてもらう中での発見があります。 ウィンドショッピングのつもりで来て、お店の人と話したりする中で、思いがけないモノとの出会いがあるんです。」 と、松本代表。
その家具やインテリアに込められた想いを、いかにお客様へ伝えるか。 そういったことを深く考えていらっしゃるんだなぁと実感しました。
岡崎市美術館内のミュージアムショップYAGURAもsoup.の系列店です
岡崎市美術館の中にある、ミュージアムショップYAGURAのお話しも聞くことができました。 美術館の催しに合わせたアイテム他、一部soup.のインテリアも買えるそうです。
「YAGURAで人気の『やちむん市』は、沖縄から器を400点くらい用意し並べるんですよ。 以前は20点~30点くらいの品揃えでやっていたんですが、同じモノでも、手書き・手作りの器はひとつづつ、表情が違うから。 お客さんの“たくさんの中から選びたい”を叶えた形です。」
soup.本店 2020年6月末はメガネロックのイベントがあります
「そのモノが好きな人、ファンの人は、やっぱり作り手から話を聞きたい、と思うんです。」 と、松本代表。
次回のsoup.本店イベントは、6月27日から 7月5日まで。 【MEGANEROCK TRUNK SHOW】というイベントが開催されます。
鹿児島出身の雨田大輔氏(@meganerock)が福井県鯖江市で製作するMEGANEROCK。 イベント中は、普段は手に入らないスペシャルなラインナップのメガネ、サングラスを約80点展示販売し、お好みのフレームとレンズカラーを組み合わせができるセミオーダー品や普段使いのメガネも購入もできるそうです。
『イベントは、来店の動機づけになれば良い』 という想いで、色々なイベントをされるんですね。
大きいイベントの時は、がらっと店内の配置を変えることもあるそうです。 その商品がより良く見えるように、展示を工夫されるんですね。
イベントは取り扱っているブランドや作家さんにお願いしたり、作家さん同士やオーナーさんのつながりで実現したり。 直接お店に声をかけてこられるブランドさんもあるだそうです。
イベントや企画展の時だけ扱う商品もあるそうなので、Instagramなどの告知をチェックしてみてくださいね。 Instagram以外では、来店時のDM手渡しなどで告知しているそうですよ。
soup.とsoup.Life Store インタビューを通して
いつしか、大量生産された、手に入りやすい価格帯のおしゃれな家具やインテリアが、あふれるようになった昨今。
自分たちで、商品を探して、レジに運んで、家で組み立てて…。 お店の方と話すときといったら、在庫の有無や、探しているアイテムが見つからないときくらい。 そもそも、店員さんも見つけるのが大変なときもあります。
今回、soup.やsoup.Life Storeのインタビューを通して、お店の方とじっくり相談しながら、一生大切にしたい家具やインテリアと出会う体験も、本当にステキだなぁと感動してしまいました。
お店に行ってみて、新たなモノとの出会いや発見があり、またお店の方と話すことによって、そのモノが生まれるまでのストーリーや魅力を教えてもらえる。
ステキなお部屋にしたいけれど、どんな家具を選んだらいいのか分からない。
そんな時も、イメージ通りのお部屋にするには、どんな家具を選んだらいいのかアドバイスや相談に乗ってくれる。
soup.はそんな、お客さんに寄り添い、作り手と私たちを繋げてくれるようなお店でした。
必要なものがなくても、ぜひ一度覗いてみてください。
きっと、何か新しい、ステキなインテリアや家具との出会いがありますよ。
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車で、お店の前を通るたびに気になっていた『soup.LifeStore』。
Instagramで調べれば調べるほど、家具やインテリアへの愛を強く感じる投稿と、たくさんのイベントを開催されているのを見て、正直、自分のインタビューなんて、速攻断られてしまうのではないか…と、ドキドキしながら、今回、お声をかけさせていただきました。
結果、神谷店長、松本代表ともに、インタビューにご丁寧にお答えいただき、今回、このような記事を掲載することができました。 お忙しい中ご協力いただき、本当にありがとうございました。
これからも月に1回程度、いろいろなお店のインタビューさせていただいて、記事にしていきたいと思っています。
soup.、soup.Life Store、オンラインストアのご紹介
・soup.
〒446-0072 愛知県安城市住吉町3-6-12 レクシティSHOW 2F
Tel 0566-95-5288 / FAX 0566-95-5181
https://www.b-soup.com/soup/
Mail info@b-soup.com
OPEN 11:00~19:00/Closed Wednesday & Tuesday
駐車場 約30台
・soup.Life Store
〒446-0073 愛知県安城市篠目町竜田86-8
Tel 0566-93-4131 / FAX 0566-93-4132
https://www.b-soup.com/lifestore/
Mail info@b-soup.com
OPEN 11:00~19:00 /Closed Wednesday & 3rd Tuesday
駐車場 約10台
遠くて、実際に行くのはムリ…という方へ。
一部インテリア商品は、ネットでの購入もできるようなので、ぜひ、いちど見てみてくださいね。
soup.のInstagramでは、お店で販売されているステキな家具やインテリアを投稿されていますので、ぜひ、こちらもチェックしてみてください。
soup.
https://www.instagram.com/soup_mainstore/?hl=ja
soup.Life Store
https://www.instagram.com/soup_lifestore/?hl=ja
hattori
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