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【秋のラグリエ部活動】覚王山床探し 揚輝荘&デルフィーナで大満足ランチ

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【秋のラグリエ部活動】覚王山床探し 揚輝荘&デルフィーナで大満足ランチ

2025.01.27 (最終更新日:2025/01/27)

ある日の仕事中…

覚王山の日泰寺って知ってる?最近、その辺ジョギングしたんだけど、なんか床探しに良さそうだから、みんなで行ってみたら?

と、ゆかキチさんよりお達しが。

覚王山…私hattoriは行ったことなかったのですが、YamaさんやTinaさんは、それぞれ行ったことある模様。

せっかくゆかキチボスがお勧めしてくれたことですし、春の「めーぐるバス散策」以来、遠足も行っていないし。ということで、11月の某日、3人で秋の床探しに出かけてみることにしました!

みなさんも、私たちと一緒に床探しに出発しましょう。

\床が変われば心が変わる/

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まずは覚王山日泰寺からスタート 

覚王山といえば日泰寺、ということで、まずはお寺に参拝です。

昭和61年(1986年)に完成した山門

わ!初めて来たけど、本当に立派なお寺ですね

明治33年(1900)にタイ国王から贈られた御真骨(仏舎利)と金銅の仏像を安置するため、37年(1904)に建立された日泰寺。

仏教各派が輪番で管理を行う、日本で唯一の超宗派の寺院だそうです。

あいにくの超・曇天です

平成9年4月境内に建立された五重塔。中には写経が納められています。

立派な本堂 高さ20mもあります

こちらの本堂は1984年(昭和59年)完成しました。

立派なお寺!象の像などタイを感じる雰囲気が素敵でした。

タイを感じさせる文字や像がたくさんあります

タイは、漢字で書くと「泰」。このお寺の「日泰寺」という名前は、日本とタイの友好を象徴しています。

日泰寺は特定の宗派に属さない珍しいお寺なため、日本国内外から広く参拝者を集め、タイと日本の文化交流の象徴となっています。

日泰寺は国際的な背景を持つ珍しいお寺だそうで、タイ文字が至る所で見られるのが印象的でした。
広々とした境内はとても心地良かったです。

いざ!床探しの旅に出発

日泰寺、日本のお寺なのに、タイらしさも随所に見つけられて、興味深いお寺でした。

松坂屋初代社長の別荘 揚輝荘へ 

さてさて。今回は、ランチを予約していることもあって、時間もタイトです。

日泰寺を一通り散策したら、次の目的地『揚輝荘』へ。日泰寺からは徒歩10分もかからず到着!

揚輝荘は、大正から昭和初期にかけて(株)松坂屋の初代社長伊藤次郎左衛門祐民によって構築された別邸です。

完成時(昭和14年頃)には、約一万坪の敷地の中に30数棟の各種建造物が建ち、池泉回遊式庭園とともに、覚王山の高台に圧倒的な存在感を放っていました。

山荘風迎賓館 聴松閣

もともとは30数棟が移築・建築されてた揚輝荘。大正から昭和初期にかけては皇族や華族、政治家、文化人のほか、留学生の受け入れも行っていたといいます。

しかし昭和20年(1945)年3月24日、空襲により多くの建造物が焼失してしまい、現在は5棟の文化財と庭園のみが残されています。

平成20年(2008)に5棟の建造物(聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋)が市の有形文化財に指定されました。

紅葉の中の聴松閣が美しいです

見学に訪れたのは、南庭園にある揚輝荘の聴松閣。

昭和12年に揚輝荘の迎賓館として建てられたハーフティンバー(主にアルプス以北にみられるヨーロッパ木造建築様式。構造材となる木材を外部に見せ、漆喰壁や煉瓦などで仕上げるもの)様式の洋館です。

格調高い佇まいの車寄せ

訪れる人々に強い印象を与えると同時に、格式あるもてなしの場としての役割を果たしている玄関・車寄せ。天井は漆喰塗りで仕上げられています。

まるで大理石のような玄関床

建物に足を踏み入れてすぐお目見えしたのは、大小の木を輪切りにし、年輪を見せた木口の寄木敷き詰め床です。

【1階】展示室と旧食堂やサンルームの床

1階には旧居間、旧サンルーム、旧食堂があります。今は、展示室や喫茶・休憩室になっています。

旧居間の床。歴史を感じる、パーケットデザイン

旧居間の床。左手に少し見えているのは、暖炉。腰壁タイル目地には金箔が貼られています。

旧サンルームのある部屋。違うパターンのパーケット

旧サンルームのある部屋。先ほどとはまた違ったデザインの寄木床がお出迎え。

全盛期(昭和14年頃)の揚輝荘を再現したジオラマのほか、映像やパネルで「揚輝荘」「伊藤次郎左衛門」等について紹介しています。

出窓に合わせて床の張り方も工夫されています。

採光面積を広くするために半八角形の出窓形状になっています。

旧食堂と暖炉

お客様が晩餐会をした食堂。山荘風のインテリアと共に、暖炉や床には暖房設備(ヒーターボックス)が設けられていたそう!ハイテクですね。

旧食堂の床

旧食堂の床は、これまた個性的。手斧(ちょうな)を用いた「名栗(なぐり)」技法で、無垢床材に彫りを入れて仕上げられています。

床ばっかり見てたら、気づかなかった!

食堂の壁の明り取り窓に「いとう」の文字が。「いとう呉服店」の店舗に掲げていた商標デザインを模した透かし彫りになっています。

いとう呉服店は、呉服商からさらに発展し、1910年(明治43年)に「松坂屋」として現在のデパート事業に進出します。

【2階】旧書斎や応接室、寝室の床

階段を上がって、2階には旧書斎や旧応接室、旧寝室があります。

旧書斎の床

こちらは旧書斎の床。当時の新建材、プラスチックタイルで市松模様になっています。

旧応接室の床

暖炉のあるイギリス山荘風客間として使われていた旧応接室。

右手に奥に見える丸窓とソファーは、まるで一等船室のよう。

旧寝室Bの床

中国様式の装飾が施された旧寝室B。来客用の寝室として利用されていました。

旧寝室Bの天井の鳳凰

旧寝室Bの部屋は、雷紋の床、天井の鳳凰、暖炉上の木鶏などの中国装飾の意匠が見られます。

旧寝室Bの雷紋のパーケット床

雷紋は、古代中国の青銅器や陶器にも見られる文様で、雷の形を抽象化した幾何学的なパターンが特徴。床に使用することで空間に威厳や格式をもたらします。

旧寝室Aの床

ヘリンボーンとパーケットデザインの床の旧寝室A。私たちがお伺いしたときは、「折り紙建築」の企画展示がされていました。

旧寝室Aの部屋から旧サンルーム(2階)を見た様子

旧サンルームは、斜めに張った床、斜めからの照明と「斜」をテーマにした部屋です。

部屋ごとにことなるパーケットデザイン床(左)と階段の親柱の凝ったデザイン(右)

当時の大工の匠の技を、随所に見ることができました。

揚輝荘の建物や部屋は再建築されている一方で、床は当時のまま残っているそうです。床だけ当時のままって、なんだかすごいなぁと思いました。

【地階】秘密の地下トンネルと めくるめくワンダーランド

聴松閣の地階は、建物の重要な一部であり、特別な雰囲気を持っています。

受付の方がしきりに「めくるめくワンダーランド、地階は絶対見ていってね!」とおっしゃっていた意味が分かる、予想以上の意匠が凝らされていました。

地階ホールから多目的室(旧舞踏場)を臨む

階段を下りて地階へ。地階ホールには、左右にインドのアジェンタ石窟の写しと言われている壁画が描かれています。

地階ホールの壁画

釈迦一代記の中の釈迦誕生にまつわるシーンと思われます。

装飾の文様部分も美しい

作者はインド・タゴール大学から来日していた留学生パルク・ハリハラン。1938年6月7日から8月23日制作のサインが残されています。

地下トンネル入り口

地階ホールには、トンネルの南入口が残されています。

T字型で全長170mもあるんだそう!このトンネルの目的は不明ですが、アジャンタ石窟寺院の写しとも。戦時中は防空壕としても使われたそうです。

入口から中を覗くしかできず、残念。奥がどんなふうになっているのか、気になりますね。

旧舞踏場舞台

旧舞踏場の東側に、半円形の舞台が設けられています。

上の写真の小さな扉は切戸口で、背をかがめて登場するように低くなっているとか。梁や柱の装飾も重厚で素敵です。

旧舞踏場の暖炉

暖炉の上には、カンボジアのアンコールトムに見られる踊り子のレリーフが。

柱の模様(左)と暖炉左奥手の小スペース(右)

石張りの柱の下にある模様は、インドのアーグラ宮殿で見られる象嵌の模様です。

暖炉の左奥手には、不思議な小スペースが。壁面にはきれいなタイル模様と、中心にはインド砂岩と思われる女神像が取り付けられています。

旧舞踏室の窓側

南側の窓ガラスには、ヒマラヤ連邦の雪に覆われた山峰のガラス彫刻が施されています。

明かりが上手に入るように工夫されていて、地下にいる感じがしませんね。

旧舞踏場の床

旧舞踏場の床も、板の張り方に工夫が凝らされていました。

どこまでもこだわりの詰まった、素敵な造りです。

祐民は、インド旅行の際に、途中でシャム(現タイ)のバンコクからカンボジアまで足を延ばしたそう。そう聞くと、この地階には、その時の旅行の思い出がいっぱい詰まっているように感じますね。

覚王山にこんな建物があることを全然知らなかったけど、穴場スポットですね!
機会があればみんなにおすすめしたい場所だと思いました。

\お部屋の床を変えるなら/

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非公開の揚輝荘座敷

同じく南庭園、聴松閣の横に建っている揚輝荘座敷。大正8年、矢場町五ノ切にあった屋敷を移築したものです。

現在非公開ですが、ボランティアガイドさんの案内で、こちらの建物も外から見学することができました。

木造2階建て。ベンガラ色の土壁と杉皮張りの腰壁には優雅な雰囲気が感じられます。

移築前には女優の川上貞奴が住んでいた時期もあるそう!

貞奴さん!前回の春の遠足で行った二葉の貞奴さんですよね。すごい、こんなところで繋がった~。

南庭園の様子

回遊式の茶庭石庭です。当時は茶席が設けられ、お茶会か園遊会もしばしば開かれていたそう。

茶庭の遺構をめぐる散策路には、名石、奇石に加え、五輪塔、四方仏の手水鉢など、石造物が配置されています。南橋に見えているのは、当初から残されている築地塀です。

臼が再利用されている飛び石

やたらまん丸でどでかい飛び石は、臼が再利用されているそう。

大正11年(1922)ごろから、祐民氏はこの「座敷」で日常生活を送っていました。

残念ながら、こちらの建物内部はまだ整備されていないので、非公開なんだそうです。

擬木の階段

昭和初期に流行った擬木。上の写真は、左官の技で作られた擬木の階段です。ほかにも手すりやベンチも擬木で作られていました。

趣があって心が落ち着く空間でした。細かいところまでこだわりがあって感動しました。

外からしか見学できませんでしたが、どことなく懐かしさを感じる建物でした。
中も公開していただけるようになるといいなと思いました。

10時半から始まった、ガイドさんのツアーはまだ続いていたのですが、ランチの予約時間もあるので、そろそろ移動しようと思います。

日泰寺の門前町 覚王山商店街 

今回ランチを予約しているデルフィーナさんは、末盛通りをはさんで反対の南側にあるので、覚王山商店街をぶらぶら南下していきます。

コメダの可愛い看板(左)と定休日のえいこく屋紅茶店(右)

またまたやってしまいました、hattori失態、下調べ不足です。残念ながら、火曜日水曜日は、お休みのお店がほとんどでした…

聴松閣のお休みが月曜日なので、そればかり気にしていましたが、商店街は火水休みのお店が多いです。行ってみたかった覚王山アパートも火水休み…(悲)

これから行かれる方は、木金土日がおすすめです!

青い扉がかわいい。靴の修理屋さん

ちょうど『覚王山謎解き街歩き』イベントも開催されていて(令和7年1月31日まで)、ポスターやヒントの立て看板なんかも出ていました。

この日はたまたま多くのお店が定休日で営業しておらず、少し残念でしたが、街の魅力は感じられました。また行きたいです!

カフェなどおしゃれなお店が多くて、食べ歩きもしてみたいなと思いました。

ランチはゆかキチさん一押しデルフィーナへ

聴松閣から徒歩20分ほど。覚王山駅からだと徒歩4分の場所に、ランチを予約したイタリア料理デルフィーナがあります。

以前行ったんだけど、すごく美味しくて感じのいいお店だったから、覚王山行くんだったら、ぜひここでランチしてきて!

と、ゆかキチさんの激押しのお店です。

隠れ家的な佇まい

スマホのナビを頼りに、お店に到着。隠れ家的なイタリアンのお店です。

お店の看板(左上)とお店のエントランス(右)

11:55にお店に入れるようなので、外で少しだけ待機。

スマホで調べると、デルフィーナってイタリア語で「イルカ」っていう意味みたいだけど…看板の絵はなんだろう?
ドラムにしてはバチがないし、イルカのエサを入れるバケツかなぁ?

そんな話をしていたら、オープンの時間になりました!さっそく中に入ります。

12:00 一斉スタートのコースランチ

デルフィーナは、事前予約必須のお店です。

ランチは2コース。今回、私たちは1番人気のbambu(竹)コースを予約しました。

席に案内されると、私たちを含め5~6組ほどが入店。予約で満席です。とても人気のお店なんですね。

それぞれオーダーしたドリンクと本日のお品書きリスト

テーブルのそれぞれの席には、本日のコースのメニューリストがありました。

右側のページには、野菜やお肉、チーズなどの生産者の方のお名前が。器の作家さんのお名前まで載っています。

食材や器などへのこだわりを感じ、期待が高まりますね!

パスタは3種類から選べましたが、3人とも『絹姫サーモンのアーリオ・オーリオ(オイルソース)』をチョイスしました。

デザートも4種類から選べ、yamaさんとTinaさんは、この時期限定の『マロンと柿のアフォガード』、hattoriは定番の『ラッテインビエーディ』というデザートをいただきました。

デルフィーナ定番デザートの『ラッテインビエーディ』

2時間半にわたって提供された全7品のお料理。

見た目が美しいだけでなく、どれも素材の味を生かした、優しくて味わい深いお料理ばかりでした。

食材などへのこだわりを感じるステキなお店でした。とってもおいしかったです。

一品ごとにこだわりが感じられ、旬の野菜がたっぷり使われていて絶品でした。
またオーナーをはじめ、スタッフさんの心配りが素敵でしたね。

ゆかキチさんが、亡くなったお母様を連れてきてあげたかった、っておっしゃってた理由がよく分かりました。

お料理もとっても美味しくて、素敵な空間でしたね。おなかだけでなく、心も満たされて大満足!私もぜひまた、今度は家族や大切な人と一緒に来たいです。

落ち着いた雰囲気のデルフィーナ店内

退出時に少しだけ、オーナーシェフの面谷さんとお話しすることができました!

入店前にhattoriが気になっていたお店のマークについては、「お鍋」なんだそう。でも、なんでお鍋のマークなんでしょうか?

「お鍋はそのままだと、ただのお鍋。だけど、具材を入れて煮込めば美味しいお料理が作れますよね。同じように、このお店も、中身がなければただのからっぽのお店だけれど、シェフやスタッフがいて、お料理があって、お客様にもこの空間に足を運んでいただいくことでお店が完成する、っていうような意味が込められているんですよ」と面谷さん。

なるほど~!
そんな素敵な意味が込められた看板だったんですね。

イケメンなオーナーシェフの面谷さん。急なお願いだったので、お写真はご辞退されてしまいましたが、とても気さくにお話しいただけました。

✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦
イタリア料理 デルフィーナ
愛知県名古屋市千種区菊坂町2-22 エスポア覚王山 1F
052-752-5331
res-reserve.com/restaurants/delfina
https://www.instagram.com/restaurant_delfina2020/
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秋の遠足 覚王山床探しを終えて

そんなこんなで、身も心も満たされて、今回のラグリエ部活動「秋の遠足・覚王山床探し」は終了です。

今回の床探しは、どうでしたか?

久しぶりに巡った覚王山でした!
懐かしさと新しい発見が混ざり合い、まるで昔と今を行き来しているような感覚になりました。

覚王山の街並みや食事を通じて、懐かしさと新しい発見を楽しめましたね。

紅葉狩りもできて、いい一日でした。
床探しとしては、揚輝荘のヘリンボーンやパーケット張りの贅沢な床が見られて興奮しました。

あいにく、帰るころには雨も降りだしてしまいましたが、今日も素敵な一日になりましたね!初・覚王山、満喫しました。

春の遠足でも感じましたが、昔の建物って、本当に贅沢な造りで、そこに住んでいた人や職人さんのこだわりがいっぱい詰まっていて、すごく見ごたえがありますね。

次回以降の床探しは…商店街の定休日にも気を付けたいと思います!

愛知県だけでも、まだ出会っていない素敵な床がたくさんありそう。今後も、ラグリエ部活動の『床探し』は継続予定!楽しみです。

ステキな床情報ありましたら、ぜひ教えてくださいね!

\ステキなお部屋は床が決め手/

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インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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