「シャビー」という言葉をご存知でしょうか。
なんとなくシャビーな雰囲気や様子はわかるけれど、インテリアにどのように生かしたらよいのか分からないという方も多いはず。
今回はシャビーについて詳しく解説するとともに、ラグリエおすすめのシャビーテイストなクッションフロアをご紹介します。
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もくじ
シャビーとは
シャビー(Shabby)とは、英語で「古めかしい様子」を意味する言葉です。
また、シック(Chic)はフランス語で「上品」「粋であか抜けている」という意味があり、両者を掛け合わせた「シャビーシック(Shabby Chic)」というインテリア用語が生まれました。
シャビーシックはアメリカのインテリアデザイナーRachel Ashwell(レイチェル・アシュウェル)が提唱した、古めかしい雰囲気のなかに上品さと優雅さのあるインテリアスタイルです。
インテリアにおいてシャビーはシャビーシックの省略形として使われることが多く、一般的に「使い込まれて味わいが増したステキな印象」「アンティーク調の洗練された雰囲気」というニュアンスが込められています。
シャビー加工とは
シャビー加工とは長い年月を経たかのようにわざと塗装を剥がしたり、錆びを施したりするテクニックのことです。
年代の新しいものでもシャビー加工を施すことで、まるで経年変化したかのような深みのある表情を生み、アンティーク調の雰囲気を表現することができます。
シャビーな床の種類
シャビーな床には、大きく2つのテイストがあります。
それぞれ印象が異なるため、インテリアスタイルやお部屋のイメージに合わせて選択しましょう。
無垢材が経年変化したタイプ
無垢材は、60~100年以上経過すると深い味わいのある古材となります。
古材の床には豊かな表情とダイナミックな無骨さがあり、年代を感じさせるノスタルジックな趣が魅力です。
新しい木材ではシミや虫食い穴、割れは欠点となりますが、古材においては唯一無二の歴史を重ねた模様として評価されます。
塗装剥げしたタイプ
塗装剥げしたタイプの床は、使い込まれた素材ならではのあたたかみがあります。
ベースの木材と擦れたペイント部分とのナチュラルなコントラストが美しく、柔らかな風合いを楽しめます。
実は塗装剥げしたタイプの床は、ある程度シャビー加工で再現することが可能です。
新しい素材の床でも少し手を加えるだけで、クラシカルな雰囲気をプラスできます。
シャビーな床はどんなインテリアに向いている?
時間の経過が生み出すシャビーな床は、味わい深く独特の趣があります。
ここでは、シャビーな床にマッチするインテリアスタイルを3つご紹介します。
フレンチシャビーインテリア
フレンチシャビーインテリアは古びた風合いを活かしたシャビーシックに、フランス風の優美なフォルムの家具や雑貨を合わせたエレガントなインテリアスタイルです。
ホワイトをベースにグレイッシュカラーやペールカラーで構成したアンティーク調の空間は、シックで洗練された魅力にあふれています。
床においてもできるだけ濃い色は避けて、ホワイト~ナチュラルカラーを選択するとイメージ通りに仕上がるでしょう。
カントリーインテリア
カントリーインテリアは、欧米の田舎にあるお家をイメージしたインテリアスタイルです。
自然な木の色であるナチュラルブラウンや明るい印象の白をベースにした、古風でどこか懐かしさのあるぬくもりあふれるイメージ。
節や木目の目立つ木材の素材感を感じる床や、擦れたペイントの床は、カントリーインテリアの雰囲気をより一層引き立ててくれるでしょう。
インダストリアルインテリア
インダストリアルインテリアは古びた木材やアイアンといった、工業的な要素をふんだんに取り入れたインテリアスタイルです。
経年変化によるサビや汚れ、クラックといった通常では欠点になるような材質も、それぞれのアイテムが刻んできた歴史を感じさせる要素となります。
インダストリアルインテリアでは荒々しい虎班や節のある床や、重厚感のある深い色合いの床がピッタリ。
空間の雰囲気をより高められるでしょう。
ラグリエおすすめ!シャビーなクッションフロア6選
シャビーテイストのクッションフロアをご紹介します。
経年変化した無垢材タイプから、ナチュラルな塗装剥げタイプまで幅広くラインナップ!
お部屋の雰囲気に合わせて、ピッタリのデザインを選択してくださいね。
ラフオーク
明るい木肌にはっきりと木目が浮かび上がるラフオークは、白を基調としたフレンチシャビーインテリアやカントリーインテリアにピッタリ。
自然が生み出す虎班や節が、ナチュラルななかに個性を感じる床を演出します。
女性らしい、フェミニンな空間を実現したい場合にもおすすめです。
オールドパイン
パイン古材ならではの深いブラウンに、使い込まれた木の風合いが美しいオールドパイン。
リアルさを追求して、ひっかき傷やへこみまで再現した本格的なデザインです。
無骨な雰囲気がインダストリアルインテリアに最適です。
ラフソーン
ラフソーンは、経年変化したフローリングの荒々しい素材感が魅力的なデザインです。
木目の力強さや無骨な節、あえて残したノコ目などをリアルに再現し、シンプルながら存在感のある印象に。
味わい深いアンティーク調の床を実現できます。
ペイントホワイト
ペイントホワイトは、フローリングに施したホワイトペイントをシャビー加工したかのような上品なデザインです。
ほどよい色落ち具合で抜け感のある床を演出。
フレンチシャビーシックな世界観を表現できます。
メランジェブルー
メランジェブルーは、木材に施したペイントが経年によってやわらかく剥がれ落ちたような味わいのあるデザインです。
落ち着いた印象ながらほどよい華やかさがあり、個性的な空間演出に一役買ってくれます。
アクセントのブルーを活かした、シャビーなカフェ風インテリアに最適です。
【ペットマット】ホワイトオーク
ペットマットでもシャビーなデザインをラインナップしています。
ペットマット ホワイトオークは、豊かな表情の木目と落ち着きのあるカラーリングが魅力的。
ラフオークよりもグレイッシュ感が強く、シャビーシックならではのエレガントな雰囲気を高められます。
ペットマットは厚さ2.3mmと一般的なクッションフロアよりも分厚く、土足で使用できるほど耐久性に優れる高機能クッションフロアです。
表面に高耐久UV樹脂をコーティングしているため、傷や汚れが付きにくく美しい床を手軽にキープできます。
また、適度なクッション性と防滑性によって床滑りを防ぎ、室内事故防止に役立ちます。
気になるニオイを軽減する「消臭機能」や「抗ウイルス機能」、「防菌機能」などにも優れ、人もペットも心地よく暮らせる機能が詰まっています。
古くて味のあるシャビーな床を楽しんで
シャビーな床には素材自体が経年変化したタイプと、塗装剥げしたタイプの大きく2種類があります。
インテリアテイストやお部屋のイメージに合わせて選択すると、より完成度の高い空間を演出できますよ。
ペットマットにもシャビーなデザインをラインナップしているので、機能性も考慮しながらクッションフロアを選択してくださいね!
\あなたのお部屋はどれにする?/
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赤田加奈子
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