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愛犬の床滑り対策|ワックスとフロアコーティングを徹底調査!

コラム

愛犬の床滑り対策|ワックスとフロアコーティングを徹底調査!

2023.07.17 (最終更新日:2024/09/19)

一般的なおうちの床といえばフローリングですね。そうなると室内で犬を飼っているおうちも、当然フローリングの床が多いことでしょう。 

フローリングは、犬にとっては滑りやすい床です。滑りにくくするために対策をした方がいいとは知っていても、その対策方法にいくつか種類があることをご存知でしょうか?

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愛犬のための床滑り対策は、床の保護につながる

フローリングの床滑り対策は、床を保護する対策と同じです。

フローリングの床滑り対策と床を保護する3つの方法

1.フローリングをマットやラグで保護

2.滑りにくいワックス剤で床を保護

3.滑りにくいフロアコーティング剤で床を保護

滑りにくいマットやラグを置くだけでも立派な対策です。柄などを選ぶ際は悩みますが、施工ではなく置くだけなので特に注意事項などはありません。 

そこで今回は、似ている “ワックス” と “フロアコーティング” の違いをしっかりと確認していきましょう。

フローリングのワックス

ワックス剤を使えば、床に保護膜をつくることができ、床のキズや汚れを防いで、美しい輝きを与えてくれます。

ワックスは半年に1度など定期的にかける必要があり、何度かに1度はワックスをはがしてからワックスをかける必要があります。

ワックスを定期的にかけたとしても人が歩いたり、イスを引いたりして床は少しずつキズついていきます。また剥がれたり、溶けたり、日光により変色したりと数か月で消耗していきます。

さらに自然劣化も加わり、ワックスによるフローリングの光沢が徐々に失われていきます。そのため、定期的なワックスがけが必要になります。

ワックスの種類にもよりますが、大体半年に1回、塗り重ね、5年に1回程度はワックスを剝がして塗り直す必要があります。 

ワックスをかけることを怠ったままにすると、フローリングの表面にキズが付きやすくなったり、床に汚れや液体が付きやすくなり、さらにはその汚れがシミになってしまうこともあります。

ワックスの種類と選び方

ワックス剤には水性と油性の2種類があります。

水性ワックスは、油性ワックスに比べて乾きが早く、塗装中に臭いが出ないため、一般家庭向きです。特にペットを飼育している場合は、犬や猫がワックスの匂いに敏感に反応することがあるため、水性を選ぶことをおすすめします。

その水性ワックスは、樹脂系と天然素材系の2種類があるのでフローリングの材質および塗装によって選択します。

そしてフローリングの表面材が木材の場合は、塗装の種類によって使用するワックスが異なりますが、一般的に広く使用されているのは「水性樹脂ワックス」になります。

木材の塗装使用するワックス
床材がウレタン塗装
(UV塗料や樹脂)
水性樹脂ワックス
表面塗装しない白木天然素材系

最も一般的な床材は複合フローリングです。表面に「ツキ板」と呼ばれる薄い天然木の板を貼り付け、二層以上になっています。

無垢材(単層)のフローリングよりコストが安く、気温や湿気によって伸縮せず、ある程度の衝撃に強いので物を落としても傷もつきにくく、防水面も優れているため、掃除やメンテナンスがしやすい製品です。

フローリングが無垢材の場合は、天然素材系のオイル仕上げなどもありますが、その際は入居時の注意事項として専用剤を使用していることが多いことでしょう。

このようにワックスの必要性が高いフローリングの床というのは、“床材にウレタン塗装(UV塗料や樹脂)されている複合フローリング” が最も多く、そこに使用するワックスは “水性樹脂ワックス” が一般的です。

ペット用ワックス

出典:unsplash

ウレタン塗装されている合板フローリングに適した水性樹脂ワックスは種類も多く、仕上がりの光沢感やメンテナンス性、耐久性などの特徴を比較し、自分好みのワックスを選ぶことができます。 

今回の目的でもある「滑り防止」をうたうワックスも多くあります。是非、ペット用ワックスや滑べりにくいワックスを選ぶようにしてください。

ワックスの費用

ワックスをかける作業は、ご自身で行うことができます。

水性ワックスの場合、1リットルあたり1,500円〜3,000円程度で購入することができます。

ご自身でワックスをかけるなら、「ワックスをかける目的と仕上がり」を決め、目的にあったワックスを選びます。そして内容量を確認し、広さに見合った必要な本数を購入します。

 【ワックスの目的と仕上がりイメージ(例)】
タイプ:水性樹脂ワックス
目的:ペット用ワックス(滑りにくい)
仕上がりイメージ:ツヤあり
広さ:(例)リビング10帖:約15.48~18.2㎡

ハウスクリーニングの業者に頼むなら、「ウレタン塗装されている複合フローリングのリビング10帖にワックスをかけたい」と依頼してください。通常なら仕上がりイメージにあったワックスを選ぶことができます。「ペット用ワックス」と指定しましょう。

今回、上記の【ワックスの目的と仕上がりイメージ(例)】をもとにハウスクリーニング業者に相談してみました。またネットで調べて比較したところ、ワックス自体は床の洗浄もセットで(例:10帖)10,000~15,000万円程度と、値段に大きな差はありませんでした。

しかし、剝離を相談したところで要見積りとなり、ワックス以上に費用がかかることを知りました。

ワックス剝離

フローリングの床に塗布したワックスを取り除くことを「剥離」と言います。

剥離は、新しいワックスを塗る前に古いワックスを取り除くために必要です。古いワックスが蓄積すると、黒ずみの原因になり、ワックスをかけても本来の明るさがでなくなるため、ワックスをかける数回に一度は、剥離することが理想的です。

剥離は、一般的には剥離剤を用いて古いワックスを除去します。

剥離剤は、床に付着した汚れや古いワックスを分解し、水で流せる形に変える化学薬品です。ただし、使用する剥離剤によっては、素材にダメージを与えることがあるため、取扱いには注意が必要です。 

出典:adobe stock

ハウスクリーニング業者にワックスを依頼すると、床の状態を確認するための現地調査があります。それは、床の状態があまりに汚れていた場合、ワックスを剝離する必要があるからです。 

ワックスを剝離するとなると、ワックス料金とは別の剥離費用がかかってきます。(例:1帖3,000円程度、今回の例なら10帖なので30,000円)ワックスとセットプランもありますが、汚れにより剥離が困難な場合は時間がかかるので、通常は要見積りとなっています。

比較的新しくきれいな状態であれば上塗りだけですむので、業者に依頼しやすく分かりやすいお値段です。しかし、定期的となればそれなりの費用がかかることと、数回または数年に1度はワックスの剝離が必要になることを忘れないでおきましょう。

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フローリングのフロアコーティング

持ち家にお住まいの方は、メンテナンスが楽なフロアコーティングを一度は検討されるのではないでしょうか。ワックスに比べ、フローリングの保護が長時間持続します。

フロアコーティングとは、コーティング剤で床に“硬い膜”を張って汚れや傷を防ぎ、耐久性を向上させるための床の保護方法です。

フローリングの床にフロアコーティングを施すことで、床の美観を保ちながら、掃除の手間を軽減することができます。また、防水や防汚効果もあるため、長期的なメンテナンスにもつながります。またペット用コーティングもあります。

フロアコーティングは初期費用が高くなりますが、一度コーティングすると効果が長く続くのがメリットです。

新築時など家具が入っていない入居前に施工することがベストです。このため新築時にハウスメーカーなどがオプションでフロアコーティングを提案することも多いようです。

フロアコーティングの種類と費用相場

コーティング剤にも種類があるので用途に合わせて選ぶ必要があり、それぞれ耐用年数や特徴が異なります。家庭向けの主な種類は以下のとおりです。

 【種類】
1.UVコーティング
2.ガラスコーティング
3.シリコンコーティング
4.ウレタンコーティング 

耐用年数強度特徴費用
(例:10帖)
UVコーティング15~30年高い光沢が強い
施工後の乾燥時間が短い
被膜は厚め
摩擦や熱に強い 
5万円前後
ガラスコーティング15~20年最も高い光沢の具合を選べる
乾燥に2日程度かかる
被膜は薄め
洗剤に強い
4.5万円前後
シリコンコーティング5~20年ある適度な光沢がある滑りにくい
乾燥に2〜3日程度かかる
4万円前後
ウレタンコーティング3~10年ある
控えめな光沢
乾燥に2〜3日程度かかる
重ね塗りが可能なものもある
3万円前後

(注)実際に使用する商品によっても耐久年数は異なります。依頼時に種類と耐用年数を確認するようにしましょう。
(注)フロアコーティングを業者に依頼した場合の費用相場です。業者により取り扱う種類と費用が異なるので、相場だけでもあらかじめ確認してから相談するようにしましょう。

新築でこれから家を建てるのなら、フロアコーティングでフローリングのキズを防止しながら、愛犬の床滑り対策を兼ねてコーティングするのはおすすめです。

しかし、既存の床にフロアコーティングを施工する場合、ワックス同様にあらかじめ床をきれいにしなければならないので準備や条件が必要になるでしょう。

ほとんどの場合は施工の際に専門的な技術が必要になるため、業者に依頼することになります。

一軒丸ごととなると50万円以上と高額になりますが、リビングやダイニングだけなど愛犬と過ごすエリアに限定すれば費用を抑えることができるのではないでしょうか。

メンテナンスに時間とお金を割けないとお困りなら

もし、ワックスやコーティングのメンテナンスに時間とお金を割けないと悩んでいるなら、手軽な方法があります。

実は、「フローリングの床滑り対策と床を保護する3つの方法」には、まだひとつ方法が残っているのです。

出典:unsplash

その方法とは、フローリングをマットやラグで保護することです。

床滑りや床の劣化は、放置するとますます悪化してしまいます。まずは簡単にできるマットやラグを敷くことで、床を保護することができます。気軽に始められるので、ぜひお試しください。

まとめ

床のメンテナンスのついでに、愛犬のための床滑り対策ができます。 

条件や費用の問題もあり、すべての人がメンテナンスフリーの床を手に入れることは叶わないようですが、家族が協力して「フローリングの床に滑りにくいワックスをかける」ことを家のルールにして計画的に行うのも素敵なことだと思います。

しかし、メンテナンスに時間とお金を割けないとお困りなら、置くだけの選択肢もあるのではないでしょうか。

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ラグリエのペットマットは置くだけです。普段愛犬が過ごす場所に敷いてください。

また、愛犬が遊ぶ部屋が決まっているのなら、その床全面に滑りにくいクッションフロアを敷きつめるのもいいですね。

人間と犬が家族として一緒に暮らすための “ほどよい床”

大事なおうちが汚されても慌てなくていいように、そして家族が健やかに暮らせるように、大切なおうちの床の保護に何を選ぶのか、一度考えてみてください。

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