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【ペットとの暮らしを床から考える】トリマー大橋さんにインタビューしてきました

ラグリエ部活動

【ペットとの暮らしを床から考える】トリマー大橋さんにインタビューしてきました

2023.07.10 (最終更新日:2023/07/10)

ご自宅でトリミングサロンをされている大橋さんは、4匹のワンちゃんと1匹のネコちゃんの飼い主さんでもいらっしゃいます。

一軒家へのお引越しを機に、今回、家中さまざまなところをラグリエのデザインフロアマット(クッションフロア)でDIYされました。

今回のラグリエ部活動は、大橋さんのお宅にラグリエ部員がお邪魔し、インタビュー!

実際に「クッションフロアDIYをされて感じたこと」や、クッションフロアを敷いたことによって、どのような変化があったかといった「その後の生活への変化」また、トリマー目線でのペットとの生活についてなど、気になるお話をいろいろお伺いしてきました!

\ペットも人も快適!安心な床材/

ラグリエのペットマット

トリマーになった経緯やお仕事のことを大橋さんにお伺いしました!

お話をお伺いしたトリマーの大橋さんと大切な家族のワンちゃんたち

今日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします。

大橋さんのお宅へお邪魔すると、可愛いワンちゃんたちがいっぱい!みんなで玄関にお迎えに来てくれました。

どの子も人懐っこくて可愛くて、ラグリエ部員全員、メロメロです。

写真は左から、スタンダードプードルのトトロちゃん、トイプードルのサラン君、チワワのシオン君、トイプードルのキング君。シオン君とサラン君は、普段は娘さんが飼っていらっしゃいます。

この写真には写っていませんが、黒猫のくま君もいます。

インタビュー後半、くま君もリビングに来てくれました

大橋さんと同じく、トリマーをされている娘さんの相棒、サラン君以外の子たちは皆、様々な事情があって、大橋さんが引き取ったそう。

それぞれ個性的なお名前ですが、どうやって付けてるんですか?

くま君以外は、もともと飼われていたところで付いていた名前なんですよ。

トリマーというお仕事について

まずは、大橋さんご自身のお仕事についてお伺いしました。

大橋さんは、なぜ、トリマーという職業を選ばれたのですか?

小さい頃から、本当にただただ動物が好きで。

何の仕事に就くかと考えたときに、動物の仕事って、当時は獣医さんか訓練士さんしかなかったんです。

それもいいなと思ったんですけど、ちょっと獣医さんほど賢くはないし、訓練士さんは、その頃は住み込みでするお仕事で、そこまで厳しいところに身を置く勇気もなくて…。

それでいろいろと調べたら、トリマーという仕事を見つけて。当時はまだ、すごく珍しい職業でした。

トリマーのお仕事をされていて、普段、感じたり考えたりすることなどありますか?

かわいいなぁって(笑)本当に、ただただ可愛い。

いろんな子がいて、トリミング中「気持ちいいなぁー」とか「もっとこっち触ってー」とか「いやー!」って言ったりするんですけど、どの表情も一生懸命で、とても愛しいです。

後は、綺麗になった瞬間。トリミングが終わったらオーナーさんよりも自分が先に見れますよね、そういう瞬間も、幸せかなって思います。

トリマーをしながら、今、トリマーでいられていることが、とても幸せだなって思っていますね。 

大橋さんはご自身がトリマーであると同時に、トリマー育成学校の講師もされていらっしゃるそうですね。

お仕事を通して、目指している想いや理念、やりがいなどはありますか?

今は、ワンちゃんネコちゃんに携わる仕事を、ちょっと使命だなって思っていて犬や猫に恩返しがしたい、と思って仕事をしています。

心が荒んだ時や弱った時、ペットってピタッと寄り添ってくれるじゃないですか。私は、それに救われてここまで生きてこられたから、今度は恩返しがしたいなって。

トリミング講師の仕事も、ワンちゃんに携わるお仕事をする、まず第一歩の学生さんたちが相手なので、これから先、ワンちゃん達に対峙した時、一番最初の『コミュニケーション』がうまくいくように、こういうトリマーさん達が増えたらいいなっていう想いで、させていただいています。

今みたいに、動物と人間が『パートナー』として暮らすっていう環境が整ってない時代って、扱いが今と違ってたんですよ。

ペットたちは、こんなに可愛いし、こんなに飼い主のコトを見てくれて、そばにいてくれてる。そういう「人間を幸せにしてくれるワンちゃんたちは本当に愛おしい存在なんだよ」って、学生に伝えていきたいです。

大橋さんは、ワンちゃんのためのバースデーケーキの製造販売もされていますよね。

犬用ケーキのお仕事は、「わんちゃんとの、かけがいのない時間の中の、ステキな思い出作りにしていただけたら嬉しいな」と思ってさせていただいています。

人間同士でもそうですが、一緒にごはんを食べると親しみが増するように、飼っているワンちゃんが「おいしい、おいしい」って食べてるのを見ると愛しさが増してくると思うんです。

そして、その「おいしい~」って食べてる姿を見れるのって、飼い主さんの特権ですよね(笑)。

そこは、何のどこをどんな場所でどんな風に作ってるのか不明な物をあげるんじゃなくて、わんちゃんが本当に美味しいって喜んで、心にも身体にも安心して食べられるものを作ってあげたいなと思って、取り組んでいますね。

クッションフロアDIYについてお伺いしました!

大橋さんは、新築一戸建て住宅へのお引越しを機に、玄関廊下、トイレ、リビング、キッチン、階段、2階のトリミングルームなど、家中のいろいろな場所の床をクッションフロアDIYされています。

クッションフロアDIYしようと思われた経緯などをお伺いしました。

ペット用クッションフロアとの出会い

大橋さんの腕の中で安心しきっているキング君。

家のさまざまな床にクッションフロアを敷かれていますが、ご自宅の床をクッションフロアDIYすることになった経緯を教えてください。

以前からフローリングでのワンちゃんの爪の音はずっと気になっていて…。それはトリマーだから気になるのか、でも、良いはずはないなっていうのはずっとあったんです…

以前住んでいたマンションでは、タイルカーペットを部分的に敷いていたんですが、やっぱり違和感があって。

違和感がなくて、動物も人間も快適に過ごせるものがないかとずっと探していたところ、もえ先生のところでクッションフロアが敷いてあるのを見て、「これ、いいんじゃないかな」って。

もえ先生のところで聞いて、ラグリエさんを紹介していただきました。

もえ先生には、先日のラグリエ部活動で女性の働き方改革などインタビューさせていただいています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

このお家のフローリングも、人間には滑りにくい加工になってるんですよね?

家の購入も引っ越しも、けっこう突然だったので、床も確認してる間もなく…。だから、なんらかの床の対策は、やらなくてはと思っていました。

サンプルをいただいたときに、ワンちゃん用のクッションフロアというものがあることを初めて知りました。

タイルカーペットだと、色やデザインが、そこまで敷きたいなって思えるものがなくて。素材自体は、犬にとって確かにいいと思うんですけど、ちょっと洗いづらいなとか、生活しづらいなと。

どういう床だったら、「人間と犬」両者にとって、お互い快適に暮らせるのか…。

もしラグリエさんをご紹介いただいていなかったら、もう本当にタイルカーペットを敷き詰めて、っていう風にするしかないかなって考えていました。

実際のクッションフロアDIY

大橋さんのご自宅のクッションフロアDIYをご紹介します!

1階玄関・廊下
ペットマット モルタル 90cm幅
階段 before ➡ after
ペットマット シンプルスクエア 90cm幅 
トイレ before ➡ after
ペットマット グレイブロック 90cm幅
洗面所 before ➡ after 床下収納扉も開閉できるようにDIYしてあります
ペットマット グレイブロック 90cm幅
2階トリミングルーム before ➡ after
ペットマット シンプルスクエア 90cm幅 
トリミングルーム after
1階リビングも全面敷き詰めていらっしゃいます。
ペットマット モルタル 90cm幅

実際にクッションフロアDIYしてみて、いかがでしたか?

リビングなど、広い床面に敷き詰めるのは、けっこう難しかったです。

逆に、トイレのようなせまい場所は、別の場所で作業して、戻してってできるので、手軽でやりやすかったですね。

リビングはまず、荷物をどかすところからですし…。これくらいの広さだと、ムリに持ち上げたりすると破れてしまいそうだったり。

そういう面で、広いと手軽ではないのかな。でも部分部分で床DIYするのには、すごくメリットばっかりだったなと思っています。

リビングは、マット同士の継ぎ目がなるべく無いように、180cm幅のクッションフロアでDIYされているので、より大変だったんですね。

そうですね、角の処理なども大変でした。でも、やっぱり広い面に敷きたくなりますよね(笑)。

ホームセンターで購入したシームシーラーはとても良かったです。

マット同士の継ぎ目部分は、そのままだとやっぱりゴミなどがマットの下に入ってしまったら嫌だなと思って…。

ゴミならまだいいですけれど、オシッコだったらニオイの原因になったり、マットの下の床が傷んでしまいそうで嫌なので、マット同士をちゃんと引っ付けようって。

2階も、継ぎ目部分にすき間が空いてしまうような予感があったので、早めにシームシーラーしました。

継ぎ目処理もばっちり、DIY上級者さんですね!

トイレ周りはクッションフロアで壁面も保護されています。

ペット用トイレは壁面にもクッションフロアを立てかけて固定し、壁もカバーしています。

クッションフロアのある生活 DIY後に感じたこと

初めてクッションフロアDIYに挑戦された大橋さん。クッションフロアDIYの感想や、その後の生活についてお伺いしました。

クッションフロアを敷いて良かったなって思うところはありましたか?

ペットのためのワックスの事はあまりよく知りませんが、滑りずらさによって、ワンちゃんにとっては良いんですけど、まったく滑らない床って、人間にとっては歩きづらくないですか?そこまで滑らないのは、私たちが怖いから、使えないねって。

このペット用クッションフロアは、本当にちょうどいいです。『全く滑らないわけじゃないけど、でも滑りにくくなった』っていうのが一番です。

あとは部屋の雰囲気が選べる、柄の種類が豊富なのも魅力的でした。

先ほど、広い面に敷くのは大変だったとおっしゃっていましたが、逆にDIYしやすかったなと感じたところはありますか?

自分で自在に切れるのがいいですね!

あとは、吸着すべり止めシートで貼るだけで「糊でつけない」って言うと、友人も家族もびっくりしていました。手軽に敷けて、とても良かったです。

見た目もすごく気に入っています。色々な柄から選べるし。

滑りにくさに関しては、まったく滑らなくなるわけじゃないですが…。まったく滑らなくなると、ひっかかりやすくなって、人間にとっては歩きにくい床になってしまうので、すごくいい塩梅に作ってくださっていると思いました。

DIY後のワンちゃんたちの様子はどうですか?

トトロの行動範囲が広がりましたね。

クッションフロアのおかげで、2階まで行く道筋ができて、それまでは登れなかったんですが、クッションフロアを敷いた日に1回登れて、「すご~い!」って。

ただ、それからまたちょっと登るのが怖くなってしまったみたいで…あんまり登らなかったのは、やっぱり多少は滑るからかな。

クッションフロアは、カーペットのような素材ではないので、爪がひっかかるほどの効果はないですからね。

ホームセンターで売っている、シール状のカーペットをクッションフロアの上に貼ってあげたら、今は、階段も行ったり来たりできるようになりました。

ミニカーペットがあれば、より安心ですね!

犬の足と床の関係

ワンちゃんの足を実際に見せてもらいながら、お話をお伺いしました。

ワンちゃんの足腰と「床」ってどんな関係があるんでしょうか?

ワンちゃんの爪は、靴でいうとスパイクの役目をしていて、肉球には滑り止めの役割もあります。

足の裏にも筋肉があって、きゅって踏みしめる感じで歩くんですけど、フローリングのような滑る素材だと、この踏ん張りが効かなくて、体に負担がかかっちゃうんですね。

あとは、爪が伸びると、フローリングにカツカツ当たる。それが音となって聞こえるだけじゃなく、床も傷ついてしまいます。

人間の爪と犬の爪は、構造が違っていて、犬は爪が伸びすぎると、関節などにも負担がかかって、歩き方が変になってしまうんですよ。

爪が伸びると、肉球より爪が先に地面に着くから正常に歩けなくなりますし、関節の形にも影響がでます。

犬の爪の構造は人間とは違うんですね

犬にとっての爪が長い状態というのは、人間で例えると、石畳みを高下駄やタケウマで歩くような、クツの中に大きめの石ころが入っているような感じで歩きにくいので、犬自身が歩き方を工夫して、関節を悪くしてしまうこともあります。

外を歩くことで爪が削れるという面もあるのですが、爪が伸びすぎると、痛いから歩きたくなくなってしまって、歩かないとまた、爪がどんどん伸びてしまいます。

人間の爪は、指の表面の部分だけなんですけど、ワンちゃんの爪って、骨に繋がってるんですよ。だから、ダイレクトに関節に負担がいってしまうんですね。

伸びすぎた爪は、肉球に刺さったりする危険もあるので、爪切りや足裏処理などのお手入れは、ちゃんとしてあげて欲しいなって思います。

足がすべらないように、肉球にかかる毛もカットしてあげて欲しいです。

なるほど。床の素材ももちろんですが、ワンちゃん自身の爪や足裏の毛のケアも大切ですね!

自宅でペットを飼っていらっしゃる方に向けて、ほかに気を付けた方が良い点があれば、ぜひ教えてください!

ワンちゃんには、人間に気持ちを上手に伝えられる子もいますが伝えられない子もいます。

痛いのか、イライラしてるのか、そういうのも伝わりづらいし、どこにも触らないでほしいのか、そこだけ触らないでほしいのか、今触ってほしくない気分なのか、そういうのも、分からないですよね。

でもそういう時の、ちょっとしたサインを見つけてあげたり、注意してお手入れやお世話をしてもらえると、ワンちゃんが知らない間に、ケガや病気になることを防ぐことができるかなって、思います。

毎日一緒に過ごす、家族の一員のペットたち。普段の生活で、ちょっとした変化に気付けるように、よく気を付けて見てあげるのが大切なんですね!

大切な家族のために ペットのための床づくり

みんな大橋さんが大好き

ご自身もトリマーであり、トリマー講師として後進育成や安心して食べられるわんちゃんおやつの製造や販売、一般の飼い主様に向けてのホームケアレッスンや犬用ケーキの製造販売もされていらっしゃる大橋さん。

インタビューを通して、言葉の節々に一貫して感じたのは、犬や猫といったペットに対する深い愛情でした。

この度は貴重なお話をたくさんお聞かせいただき、ありがとうございました!

昔に比べ、室内でペットを飼う人がこんなに増えているのに、床は以前のまま、という方がほとんどかと思います。

この記事を読まれた皆様も、ペットにも人にも優しいペット用クッションフロア床をぜひ、ご自宅にも取り入れてみてくださいね!

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大橋さんのInstagram 
https://www.instagram.com/animal_obasan/
@animal_obasan

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hattori

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インテリアやお片付けの本を見るのが大好き。 ラグリエの『読みもの』を通して、ワクワクしたり、毎日の生活がちょっと素敵に、楽しくなるような活動をしていきます!
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