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テーブルコーディネートの基本|初心者でもできるおしゃれなおもてなし

コラム

テーブルコーディネートの基本|初心者でもできるおしゃれなおもてなし

2023.11.13 (最終更新日:2023/11/13)

お友達やご親戚を自宅に招いて食事をふるまうとき、どんなおもてなしをしようか悩みませんか?

そんなとき、テーブルを少しコーディネートするだけでも特別感を演出できます。とはいえ初めて挑戦するとき、何をどうやってコーディネートすればいいのか迷ってしまいますね。

そこで今回は、知っておくとちょっと役立つ、テーブルコーディネートの基本についてご紹介します。

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テーブルコーディネートとテーブルセッティングの違い

テーブルコーディネートと聞くと、テーブルセッティングを思い浮かべる方が多いと思います。

結婚式の披露宴などに招待され、ご自分の席に用意されたお皿やグラス、カトラリーが綺麗に並べられている光景を思い出されるからでしょう。

そのお席は、新郎新婦がゲストをお招きするために選んだテーブルコーディネートですが、セッティングしたのは結婚式場のスタッフです。

セットされたお皿は、提供されるお料理を想定して並べられるものであり、フォーマルなテーブルセッティング=(イコール)テーブルコーディネートではありません。

テーブルコーディネートとは、「美味しい食事を、より美味しく食べるための食空間演出」になります。

お友達を家に招待するのに、ゲストであるお友達に正装を要求しないように、ホスト側も正装では逆におもてなししにくいでしょう。

正装していない家でのおもてなしに、ディナーコースのようなテーブルセッティングをする必要はありませんのでご安心ください。

では、ゲストに心のこもった「おもてなし」をするためには、どんなテーブルコーディネートが必要なのでしょうか?

型にはめる必要はありませんが、失礼がないようにおもてなしをしたいですよね。

そこで、テーブルコーディネートの基本からご紹介します。

コーディネートの基本

コーディネートの基本は、3つの間「人間・時間・空間」を考えることから始まります。

人間

誰が食べるのか。そして、誰と食べるのかです。

ゲストの年齢や性別によって食べる物や嗜好が変わります。子どもも参加するなら配慮は尚更です。

また、人数によりゲスト同志の人間関係も生まれてくることから、座席の位置に配慮が必要になります。

時間

季節によりメニューも変わりますが、食べる時間帯によっても大きく食事内容が変わります。

空間

会場をダイニングキッチンにするのか、リビングまたは和室にするのかでもセッティングが異なってきます。

また、行事であるのか、お誕生日や記念日なのかでも、メニューや空間装飾が異なってきます。

このように、3つの間「人間・時間・空間」を考えて企画することから始まり、コンセプトやメニューが決まったら、テーブルコーディネートの準備が始まります。

テーブルコーディネート準備

テーブルをコーディネートする際に用意しておきたいものを確認してみましょう。

大きく2つに分けることができます。それは、「食事に直接必要なもの」と「空間を演出するもの」です。

食事に直接必要なもの

食器、グラス類、カトラリー類があります。

食事に直接必要なものなので、食事のメニューが決まって初めて使用する食器を考えることができます。

手持ちの食器で人数分全て同じシリーズで揃えるのが難しい場合、食卓全体として統一感を持たせられることが前提ですが、ペアで揃えられるのであれば、色違いは逆にアクセントになったりもします。

カトラリー類もお皿を変えるたびに下げるとなると、かなりの量が必要になります。給餌をする別の方がいるわけではないので、セルフサービスでカトラリー類を手に持っていただきましょう。このような場合、使ったカトラリーを置くカトラリーレスト (ナイフレスト:注1) にセットしておくことをおススメします。

注1:ナイフレスト

ナイフの刃先がテーブルにつかないように置くテーブルウェア。日本では箸置きにあたります。本来はナイフ用として使用されていましたが、フォークなどの一時置き場としても使用されるようになり、カトラリーレストとも呼ばれるようになりました。最近の日本では、カトラリーレストに箸もセットしているレストランが多くあります。

空間を演出するもの

テーブルリネンとテーブルを演出する食卓装飾品があります。

テーブルリネン

テーブルリネンとは、テーブルクロス、テーブルマット、ナプキンなどの布類全般を指し、大きさや目的により呼び名があります。

テーブルクロスは、テーブルすべてを覆う布です。色のもたらす効果でコーディネートの印象を大きく左右します。

テーブルクロスについては、こちらの記事もご覧ください。

対してテーブルマットは、パーソナルスペースの大きさです。1人分のセッティングが並べられる約45×35cmサイズになります。

日本ではランチョンマットとも呼ばれていますが、これは和製英語です。イギリス、ドイツ、北欧などのヨーロッパではテーブルマットと呼び、アメリカではプレースマットと呼ばれています。布以外のテーブルマットもよく使用されています。

ナプキンは必ずしも布である必要はありません。お店のように紙ナプキンでもいいでしょう。最近は上質でいろいろな色や柄の紙ナプキンがあります。テーブルリネン全体からコーディネートしたものを選ぶといいですね。

このようにテーブルリネンは、テーブルや食器、テーブルクロスなどと重ねた色合いなどでコーディネートを楽しみます。

食卓装飾品

食器以外の食卓の上に置かれるものです。センターピース、調味料入れ(ソルト&ペッパー)、ナプキンリングやネームスタンド、キャンドルなどがあります。必要に応じて食卓を飾ります。

センターピースはテーブルの中央に置くテーブルのシンボル的な存在です。テーブルに立体感をもたせ、季節や食卓のテーマを表現します。

センターピース

センターピースは、生花のアレンジやフルーツ、キャンドルスタンド、銀器、陶磁器などコーディネートのテーマを表す置物です。

テーブルをコーディネートするうえで、センターピースは全体のイメージを作り、お客様に会の趣旨を伝える重要な役割があります。

必ずしも花である必要はありませんが、季節を表し、イメージに合う色やアレンジを選ぶことができるため、生花のアレンジをセンターピースとして飾ることが多くあります。

テーブルフラワーとして飾る花

必ずしも生花である必要はありませんが、季節や会にふさわしい花を選びましょう。

生花の場合は食事を伴う場所のため、花粉が散ったり、香りの強い花は避け、生ける際には土汚れがないかなど衛生面に注意して飾りつけてください。

テーブルに季節の花を飾ることは、結果として生花の持つ力で、空間や食卓に彩りや安らぎを与えてくれる効果があります。

テーブルコーディネート

時間帯を考慮したテーブルをコーディネートしてみましょう。

ランチタイム

おもてなしをする側も、また招待される側も日中なら気軽に参加できますね。

テーマを少し変えてみましょう。

同じテーブルセッティングでも、フィギュア (カボチャ) を加えることでシャビーシックな大人ハロウィンになりますね。

ティータイム

用意しやすいテーブルマットとティーセットを用意します。

テーブルマットなら、普段の食事時から取り入れやすいですね。

まとめ

テーブルセッティング=(イコール)テーブルコーディネートではありません。テーブルコーディネートとは、「美味しい食事を、より美味しく食べるための食空間演出」です。

季節のお花などを飾り、ゲストが迷わないようにパーソナルスペースを用意して「おもてなし」をしましょう。

実はテーブルの汚れを隠すためと雰囲気を変えるため、テーブルクロスの代わりに手持ちのクッションフロアを使ってみました。

テーブルの演出に必要で清潔が保たれるのであれば、テーブルクロスをわざわざ購入しなくても、今回のようにテーブルクロスを代用するアイデアもあるのではないでしょうか。

今回使用したクッションフロアは、防水性もあり、抗菌・防汚機能も備わっていることからテーブルクロスの代わりにテーブルに敷くことができます。普段とは違うテーブルの演出にご利用ください。

またDIYで余ったクッションフロアをテーブルマットに使うことも面白いですね。今回テーブルマット用にカットしたシャビーモルタルは、小さくカットするとレザー調に見えてくるから不思議でおススメです。

もちろん新品で清潔が大前提ですが、テーブルのコーディネートをランクアップしてくれますよ。

今回、使用したクッションフロアはこちら

他にもおススメのクッションフロアはたくさんあります。この機会にラグリエのクッションフロアを是非、ご覧ください。こちら

\テーブルリメイクにも使える/

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ライター:MIHARU

WEBデザイナー&WEBライター
テーブルコーディネート&撮影(Canon EOS R)

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