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実録!フローリングのワックスと剝離|重ねたワックスには剝離が必要!

コラム

実録!フローリングのワックスと剝離|重ねたワックスには剝離が必要!

2023.08.14 (最終更新日:2023/08/14)

我が家は築19年。おうちの床は、ほぼ木質のフローリング。表面が突板の一般的な複合床板のため定期的なお手入れが必要です。

今はメンテナンスフリーの床板があるようですが、残念ながら当時はなかったので、きれいな床を維持するにはワックスが必須になります。

ワックスは半年から1年に一度かけることを家の引き渡し時に勧められましたし、その時にもらったお手入れの本にも書いてありました。

最初はきれいな状態が続いたのですが、流石に3年目ころから1年に一度。ゴールデンウイークの連休に、1階の共有部分の床にワックスをかけるようになりました。

ワックスをかける時は比較的気温の高い乾燥した日がオススメです。塗布したワックスが乾きやすく、気持ちよく晴れた日は掃除も捗ります。

このため5月のワックスが我が家の恒例行事になりました。因みに大掃除は年末を含めて3回に分けて行っています。夏は窓掃除や外回りがメイン!年末の寒いときに窓やサッシ廻りの掃除は辛いですからね。

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ワックスがけの手順

基本的には以下の手順です。

1.家具の移動

2.床の掃除と洗浄

3.ワックス

しかし、数年または数回に1度はワックスの剝離が必要です。ワックスを何度も塗り重ねていくと黒ずんでいきます。そのために一度古いワックスをきれいに剝がしてからワックスをかける方法があります。

1.家具の移動

2.床の掃除

3.ワックスの剝離と床の洗浄

4.ワックス

それではそれぞれの作業を詳しく紹介します。

1.家具の移動

家具を移動します。我が家はすべての家具を和室に移動します。

ソファなどは重たく、移動は力仕事です。出かけて逃げようとする子どもを捕まえ、運んでもらいます。

【Before】
【After】

2.床の掃除と洗浄

通常の場合、床の掃除と洗浄です。

掃除は掃除機などでゴミやホコリを取り除きます。

洗浄は、中性洗剤などで床全体の汚れや油分をしっかりと拭き取ります。

そして、洗剤成分が残らないようにさらに水拭きし、床をしっかりと乾かします。

おもちゃなどのプラスチック製品を落として付いた色は、メラミンスポンジでこすると消えますが、ワックスも剝がれてしまうので、普段の掃除の時に消すより、今回のようなお手入れ時に色を落とすとよいでしょう。

3.ワックスの剝離

何度も塗り重ねて黒ずんできた古いワックスを、薬品を使って剝がします。

剥離剤は、床に付着した汚れや古いワックスを分解し、水で流せる形に変える化学薬品です。

【手順】

① 容器に剝離剤を注ぎ、スポンジなどで床面に塗布します。約5分ほど放置してワックスと反応させます。化学薬品です。必ずゴム手袋を着用してください。

② ワックスが溶解したら、柔らかいブラシやヘラでこすり、溶解したワックスを塵取りなどに集めます。

③ 床に残ったワックスを水拭きして完全に除去してから、床を乾かします。

※ 一度の剝離で除去できない場合は①〜③を繰り返します。

長年ワックスを重ねてきているので反応が悪く、剝離剤を厚く塗って15分放置しました。

ワックスの皮膜は、まるで日焼けした肌の皮膚のようにボロボロと出てきます。

きれいに見えていたのに、黒ずみは歴然!汚れが溜まっていたようです。

しかし、悲しいことに厚く塗り重ねられたワックスに対して、剝離剤の浸透がまだらで…

結果は、まだらな床になりました(泣)

このような場合は手順にあるように2〜3回繰り返すわけですが、それでもまだ、まだら模様…。

疲れ果てて完全剝離を断念!

実は、この剝離を行ったのは去年が初めて。ということは15年間一度も剝離をしてなかった計算です!

ワックスの剥離は、新しいワックスを塗る前に古いワックスを取り除く作業です。古いワックスが蓄積すると、黒ずみの原因になり、ワックスをかけても本来の明るさがでなくなるため、ワックスをかける数回に一度は、剥離することが理想的です。

どうもワックスの厚塗りが半端ない状態だったようで、このため去年も一部の剝離を行ったものの疲れ果てて完全剝離を断念しました。

今回もスペースを決め、繰り返しも2回と決めて行いましたが、結果的に2帖ほどのスペースに1時間費やしてもこの状態。一応半日ほど頑張りましたが、これ以上は…

ワックスと乾燥時間を考え、今年分の剝離を終えることにしました。

残りのスペースは剝離剤を1分ほど放置後に拭きとり、1年分の表面の黒ずみだけを取り除きました。

長年放置していても、ワックスを一度もかけたことがないなら剥離も楽です。

しかし、塗り重ねたワックス!お手入れが逆効果になることも!

素人剝離は失敗しがちで時間と労力を必要とする作業ですので、くれぐれもご注意ください。そして覚悟を持って取り掛かりましょう。

4.ワックス

ワックスは乾くまでに時間がかかるので、人の通り道を確保して、部屋の奥から出入口に向かってワックスをかけていきます。

【手順】

① トレイにワックスを注ぎ、ワックス用フロアワイパーのモップにワックスを含ませます。

② 泡を作らないように薄く均一に木目に沿って塗り広げていきます。

③ ワックス塗布後は、乾燥させます。完全に乾燥するまで歩いたりしないでください。

私流は、1回分のワックス液をモップに含ませ、

①モップを横に滑らせて液をのばし、

②一定の力でモップを優しく引く。

③ワックス液がある分だけ繰り返す。

こうすると刷毛目のムラができにくいように思います。

あとは乾燥。約2時間ほど休憩タイムになります。

こちらは慣れた作業。計算通りです。

夕方にはワックスは乾き、家具を戻してゴールデンウイークの大仕事は終わりました。

ムラもありますが、とりあえず1年間この状態です。

来年2日がかりで作業できるなら、もっとワックスを剝がしたいと思います。

まとめ

木質のフローリングでメンテナンスが必要な場合、ワックスでのお手入れが必要です。汚れやキズが気になりだしたらワックスをかけましょう。

ワックスは意外と簡単。自分でも気軽にワックスはかけられます。しかし、黒ずみが気になったら剝離が必要なサイン。剝離をご検討ください。

今回ご紹介したように、剝離には時間も労力も必要です。無理なら少し金額はかかりますがハウスクリーニング業者に依頼することもできます。

しかし、床のメンテナンスに労力や時間そしてお金を割けないとお困りなら、置くだけの選択肢もあるのではないでしょうか。

椅子がある部屋と言えば、ダイニングや子ども部屋です。

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ダイニングテーブル周辺は椅子でキズつき、水拭きも多いためにワックスが剝がれていることが多い場所です。

ラグリエの拭けるラグは置くだけです。

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子ども部屋の勉強机の下は、椅子やキャスターでキズつき、黒ずみも多いことでしょう。

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ラグリエのチェアマットは置くだけです。

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また部屋の模様替えにもオススメです。部屋のサイズを測り、床全体にクッションフロアを敷き詰めるのもいいですね。

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木目調以外にもいろいろなデザインがあるので、簡単に、そして大きくイメージチェンジしたお部屋の模様替えが可能です。

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大事なおうちは、子どもの成長と共にどうしても汚れや劣化を避けられません。愛着あるおうちのお手入れは大事です。お手入れついでに気分転換の模様替えを、床からはじめてみませんか。

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