
あなたは、まだ使える不用品を、メルカリやラクマなどのフリマアプリを利用して、売った経験はありますか?
サイズアウトしてしまったものの、まだまだ使える子供服を捨てるのももったいないなぁ。
かといって、リサイクルショップは数十円にしかならないし… と、いうわけで、私も1年ほど前から、メルカリを利用しています。
今回は、フリマアプリを活用し、いろいろなアイテムを出品している方に向けて、商品画像を撮る際の背景に、クッションフロアを活用するアイディアをご紹介したいと思います。
\デザイン色々!商品背景にもオススメ!/
もくじ
フリマアプリの商品写真が売れにくい理由 床への直置きは避けよう
勢いでメルカリを始めて1年。出品を重ねるうちに、写真の「背景」が気になるようになりました。
私が出品するのは主に子供服やサッカーウェア関連、絵本・本です。小さめの本は机上で撮れますが、問題は子供服。ハンガーに掛ける方法と、床に置く方法のどちらかで撮っている方が多いと感じます。
私もハンガー掛けと床置きを使い分けてきましたが、ハンガー撮影は部屋の採光に左右されがちで、せっかくのタイミングを逃してしまうこともありました。一方で床置きは光を避けやすく手軽に撮れます。
ただし、調べてみると「床に直置きの写真は不衛生に感じる」「商品の扱いが雑に見える」という声が少なくありません。清潔感はフリマアプリでの信頼につながる要素。床に直置きして撮るだけで購買意欲を下げてしまう可能性があります。
床に置いて撮るなら洋服のシワをなくして清潔感を出す
賃貸住宅で壁を自由に使えない方や、家具の配置で白い壁が確保できない場合、どうしても床に置いて商品写真を撮る必要が出てきます。
その際のポイントは「洋服のシワを極力なくすこと」。ハンガーに掛ければ自然に伸びるシワも、床置きでは目立ちやすくなります。撮影前に手で整えるなど工夫しましょう。
また、同じ床置きでも畳よりフローリングの方が明るく見え、写真全体の印象が良くなります。ただし畳は生活感が出やすく、色の相性によっては商品の魅力を半減させることもあるため注意が必要です。
商品写真の背景におすすめは無地の布やクッションフロア
床に直置きの写真は印象が良くないことが分かりました。それでも床に置いて撮るしかない場合は、背景を工夫するのが効果的です。
おすすめは白い布や無地の布を敷く方法。無地の背景なら商品の色やデザインがはっきり伝わり、購入希望者に正しく情報を届けられます。

ただし、布はシワが寄りやすく手間がかかるのが難点。そこで便利なのがクッションフロアの裏面や端材を背景として使う方法です。広げるだけで無地の背景が完成し、布のように折りジワもつきません。
クッションフロアを背景にした商品写真で見栄えアップ
仕事柄クッションフロアを日常的に目にしている私は、柄の豊富さを「背景にも使えるのでは?」と以前から考えていました。
「クッションフロアを背景にメルカリの商品写真を撮ったら可愛くなるはず」と想像していたのですが、今回この記事のために倉庫から端材をいくつか持ち帰り、実際に試してみました。

色や幅の異なるクッションフロアを使えば、フリマアプリの商品背景にぴったりの組み合わせが見つかります。
実際に撮影しながら、どんな柄なら商品がより魅力的に見えるかを検証しました。
フリマアプリ写真におすすめのクッションフロアのサイズ
実際にお預かりしたクッションフロアの端材を使って、商品写真の背景に最適なサイズを検証しました。
幅が狭すぎると洋服が収まりきらず、逆に広すぎても取り回しが不便になります。ここでは出品にちょうど良い大きさを紹介します。
45cm幅のクッションフロアは小物向きで洋服の背景には不向き
幅45cmのクッションフロアは持ち運びや収納がしやすく、棚のリメイクなどでは便利なサイズです。ただし、フリマアプリの商品写真の背景に使うには幅が狭すぎます。

サッカーパンツのような子供服を縦向きでも横向きでも置くと、クッションフロアの幅からはみ出してしまい、全体をきれいに収めることができません。
小物やアクセサリーの背景には適していますが、洋服の撮影には不向きです。
60cm・70cm幅のクッションフロアなら子供服もゆったり撮影できる
幅60cmや70cmのクッションフロアは、背景として十分な広さがあります。子供服やトップス、パンツ、スカートなども余裕を持って置けるので、バランスの良い写真が撮影できます。
例えば60cm×90cmサイズのクッションフロアにサッカーパンツを置いてみると、しっかり余白があり全体の印象が明るく整いました。小物から子供服まで幅広く対応できるサイズ感で、フリマアプリの商品写真の背景におすすめです。


撮影した写真を少しトリミングしてみると、背景がすっきりして商品がより見やすくなりました。白系タイル柄は主張しすぎず、自然に高見えする効果があります。



ただし窓際は光が強すぎると色が飛んでしまうこともあります。そこで和室に移動して撮影しました。
光の加減は写真の印象を左右する大切な要素なので、場所を変えて調整するのがおすすめです。

このとき使用したクッションフロア端材の大きさは約70cm×90cm。丸めて隙間に立てかけて収納でき、必要なときにすぐ取り出せるサイズ感なので、撮影用として非常に扱いやすいと感じました。


サイズ的には、60cmから90cm幅のクッションフロアがおすすめだと分かりました。子供用のズボンやトップスなら、背景として使うのに1mほどあれば十分です。
色付きクッションフロアを背景に使うなら柄選びがポイント
白系タイル柄のクッションフロアは無難に使えましたが、色付きタイプは柄や色の選び方によって商品の見え方が大きく変わります。
実際に撮影してみると、商品の色と背景がかぶって見にくくなったり、逆に映えて魅力的に見える場合もありました。
可愛いアイテムにおすすめのタイル柄クッションフロア

ブラウン系のタイル柄クッションフロアは落ち着いた印象になります。ただし、茶系のアイテムを撮影すると色が同化して見にくくなることがあるため注意が必要です。
一方で、ブラックやシンプルなアイテムを撮影する際には背景としてメリハリが出て使いやすい柄です。可愛い雑貨や小物と組み合わせると、温かみのある写真に仕上がります。

(こちらの商品は2025年6月に販売終了しました)

こちらはテラコッタタイル柄。茶系のアイテムとは色がかぶるため不向きですが、ぬいぐるみや女の子のトップスなど可愛い系アイテムにはぴったりです。

類似の柄のクッションフロアを探してみました↓↓↓
木目柄クッションフロアは柄選びで印象が変わる

木目柄クッションフロアの中でも人気の高いヘリンボーン柄を背景にすると、一見フローリングに直置きしたように見えてしまうことがあります。

直置きよりは格段にきれいですが、写真によっては「床にそのまま置いたように見える」ため注意が必要です。

パーケット調木目柄なら直置き感が薄れ、写真全体におしゃれな印象を与えられます。雑貨や可愛い洋服との相性も良く、木目柄の中ではおすすめの背景です。

同じ木目柄でも選ぶデザイン次第で「直置き感」が出るかどうかが大きく変わります。背景に木目柄を選ぶ場合は、パーケット調のようなデザイン性のある柄を選ぶのがポイントです。
柄ものクッションフロアを背景にするなら色合いに注意

こちらのクッションフロアクレールは、柄の雰囲気から「商品が映えるはず」と予想していました。

しかし実際に撮影してみると、黒っぽい柄がサッカーパンツの色と重なって見えにくくなり、柄の主張も強いため商品が目立たなくなってしまいました。

続いて『コルミオブルー』を背景に試しました。おしゃれな印象になると期待していましたが…

こちらもクレール同様、サッカーパンツの黒と柄がかぶってしまい、主役の商品が目立たなくなりました。柄ものクッションフロアを背景に使う場合は、商品の色と柄が重ならないように注意が必要です。
可愛いアイテムに合わせやすいシンプルなドット柄クッションフロア

はっきりした大柄のクッションフロアは主張が強すぎて商品背景には不向きですが、ドット柄のようにシンプルな模様なら背景として活用できます。

ただし男子向けのアイテムとはやや相性が悪い印象です。サッカーパンツのようなスポーティーな服よりも、女の子用のトップスや雑貨の方が似合います。

デニムのサロペットを背景に合わせてみたところ、可愛らしい雰囲気が引き立ちました。ドット柄は可愛い系の洋服や小物におすすめのクッションフロアです。

男女問わず使えるレンガ調クッションフロア

ドット柄は可愛い雰囲気が強くなりましたが、レンガ調のクッションフロアなら男女問わずどんなアイテムにも合わせやすいです。
レンガ柄はインテリアの壁紙としても人気のデザインなので、床に直置きしたような印象を抑えつつおしゃれな商品写真を演出できる背景になります。
クッションフロアを敷いて撮影すると意外な便利さがある

上のリュックの写真のように、複数のクッションフロアを床に敷いて商品背景として活用してみました。白系タイル柄はもちろん、テラコッタタイル柄や木目パーケット柄、レンガ柄なども商品背景に適していると実感しました。
床にそのまま服を広げると衛生面が気になりますが、撮影用のクッションフロアを敷けば清潔感を保ちながら安心して写真が撮れます。
さらに、光が入りすぎるときや暗いときにはクッションフロアごと移動できるので、撮影環境を簡単に調整できます。専用の撮影スペースを作ったような感覚で扱えるのが大きなメリットです。
使わないときは丸めて立てて収納でき、布のようにシワもつかないので、すぐに広げて撮影が始められます。初心者でも扱いやすい背景素材としておすすめです。
お気に入りのクッションフロアを背景にして映える商品写真を撮ろう
今回は、クッションフロアをフリマアプリの商品写真の背景に使うアイデアをご紹介しました。
クッションフロアは柄のバリエーションが豊富で、広げるだけですぐに撮影スペースが完成します。光の加減で撮影場所を移動したいときも、クッションフロアごと簡単に動かせるので便利です。
床DIYで余ったクッションフロアの端材を活用するのもおすすめ。ラグリエでは45cm、60cm、80cm、92cmの4種類の幅から選べ、長さも100cm単位で注文できるので、撮影用途にも使いやすいサイズが見つかります。
柄の数も豊富に揃っているので、ぜひお気に入りのクッションフロアを背景に取り入れて、映える商品写真を撮影してみてください。
\デザイン色々!使い方無限大!/
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hattori

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