インテリアの中でも、お部屋の雰囲気を大きく変える床材。
「床が古くなってきたからきれいにしたい」「今の空間に飽きてしまったからお部屋の雰囲気を変えたい」と感じることはないでしょうか。
そこで今回は、用途別におすすめな床材をご紹介します。
DIY初心者でも挑戦しやすいものばかりなので、ぜひ参考にして自分好みの素敵な空間を作ってみてくださいね。
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もくじ
床材を選ぶときに考えること3選
色や柄、素材などのバリエーション豊富な床材は、選ぶものによって仕上がりに大きな違いが出ます。ここでは、床材を選ぶときに考えることを3つ解説します。
用途
床材ごとに得意とする機能が違うため、お部屋での過ごし方に合わせて用途に合ったものを選ぶことで、より豊かな暮らしが実現します。
例えば、リビングで床に座ったり寝転んだりして過ごす場合は、カーペット素材のものを選ぶのがおすすめです。毛並みが柔らかくて温もりが感じられるため、ゆったりとくつろげる空間に変身します。
床材を購入する前に家庭でのライフスタイルを考えることで、適切な床材が選べてDIY後の満足度が高まるでしょう。
意匠性
お部屋の中でも大部分の面積を占める床は、色や柄によってお部屋の印象を大きく左右します。そのため、DIY前に理想のお部屋を想像したり今あるインテリアに馴染むかどうかを考えたりすることが大切です。
例えば、開放感があるお部屋を作りたい場合は、薄い色の床を選ぶことでお部屋全体の広がりを感じられる仕上がりに。逆に暗めの色の床を選ぶと、空間全体が引き締まって重厚感があるお部屋が作れます。
ナチュラル系やモダン系、北欧系など、事前にお好みのスタイルを決めるとイメージが湧きやすいのでおすすめです。
快適さ
お掃除しやすい床材を選ぶと、長い間快適に使えます。
代表的なものは、クッションフロアです。
クッションフロアの日頃のお手入れは、掃除機をかけたり雑巾で水拭きをしたりする程度で完了します。
また、ひどい汚れが付いてしまったときは、水で薄めた中性洗剤で拭きとってから洗剤が残らないように水拭きをしてください。
居心地の良い快適な空間を長く保つために、お手入れがしやすい床材を選びましょう。
クッションフロアがおすすめの場所
ここでは、クッションフロアがおすすめの場所をご紹介します。
クッションフロアは、床材の中でも比較的安価で手に入り、DIYが初めての方でも挑戦しやすいのが魅力です。
トイレや洗面スペース
クッションフロアは耐水性が高く汚れにも強い素材なので、トイレや洗面スペースなどの水廻りに向いています。
特に、洗面スペースはお風呂への脱衣室を兼ねている場合が多く、床が水で濡れてしまいがち。フローリングだと劣化しやすいため、クッションフロアを敷くことで床保護にもなります。
また、衣服の脱ぎ着で埃が溜まりやすかったり髪の毛などで床が汚れやすかったりする場所なので、お掃除のしやすさもポイント。
クッションフロアなら床の目地が少ないため、汚れた場合もサッとお掃除してきれいな状態をキープしやすく、水廻りに使っても劣化しづらいメリットがあります。
ペットスペース
クッションフロアには適度なクッション性があるので、足腰に負担がかかりやすいペットにも優しい床材です。
多くの家庭で取り入れられているフローリングは、お掃除がしやすさから人にとっては快適な床材ですが、ツルツルとした床は、ペットにとっては足を滑りやすくしてしまう原因となります。
クッションフロアを床に敷くことで、ペットが走るときのカシャカシャとした足音を軽減させたり、もともとの床に傷を付けにくくしたりするメリットもあります。
ペットとの生活をより快適にするために、気になるニオイを軽減する「消臭機能」や「傷防止機能」、「滑りにくさ」に特化した高機能クッションフロアもあります。
DIYをきっかけに、大切なペットにも優しいおうち作りをしてみてはいかがでしょうか。
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キッチン
水を使う頻度が多いキッチンの床DIYには、クッションフロアがぴったりです。
耐水性に優れているため、水や油が床に飛び散ったり汚れてしまったりしても、サッと拭き取るだけで清潔に保てます。
キッチンとリビングが一体となっている作りで、キッチン部分にのみクッションフロアを敷きたい場合は、見切り材を使ったり、床なじみの良いマスキングテープなどを活用すると、仕上がりがきれいです。
クッションフロアは色や柄が豊富なので、自分好みのお洒落なキッチン空間に変身させられます。
キッチンの床全体にクッションフロアを敷き詰めるのが大変な場合は、クッションフロア素材のキッチンマットもあります。
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タイルカーペットがおすすめの場所
タイルカーペットは、1辺が40㎝~50㎝の正方形パネル状のカーペットを自由自在に組み合わせられる床材です。
タイルカーペットには、専用の接着剤が必要なものと裏にすべり止めがついているものがあります。裏面にすべり止めがついているタイプの方が、より簡単にDIYできるのでおすすめです。
敷き詰めるだけで簡単にお部屋の雰囲気が変えられ、DIY初心者の方も手軽に挑戦できる床材です。
寝室
寝室にタイルカーペットを敷き詰めると、床面からの冷え対策やベッドの重みで床へのダメージを軽減させる効果があります。
特に、寒い冬の時期は寝室にタイルカーペットが敷き詰められていると、保温効果によって寒さ対策もでき、温かい空間を作ることで、ゆったりとリラックスできる点もメリットです。
1枚の大きなカーペットとは違い、お部屋の形に合わせて自由自在に組み合わせられるので、必要な箇所だけ敷いてオリジナルの空間作りにもぴったりです。ぜひ、心安らぐ寝室作りに取り入れてみてください。
キッズルーム
タイルカーペットは取り外しが簡単なので、子供の成長に合わせてお部屋の模様替えがしやすいです。
また、飲食物をこぼしてシミができてしまった場合も、汚れた部分のカーペットだけを洗ったり、新しいものと取り替えられたりできるため便利です。
いろいろな色を組み合わせることで、子供が喜ぶ明るい空間作りも簡単にできます。子供と楽しみながら、オリジナリティ溢れる床を作りたいと考えている方にぴったりです。
リビング・ダイニング
ラグよりも広範囲に、お部屋全体にも敷き詰められるタイルカーペットは、リビング・ダイニングのDIYの可能性を広げてくれます。
広範囲のDIYは大がかりになりがちなため、なかなか気が進まない方もいるでしょう。しかし、タイルカーペットはパズル感覚で組み合わせて敷き詰めるだけなので、手軽に模様替えができます。
単色でシンプルにまとめたり、複数色取り入れて、さまざまなバリエーションで自分好みの床をデザインしてみてはいかがでしょうか。
\デザイン・サイズ 思いのまま/
場所に適した床材を選んで、心地いいお部屋を作ろう
今回は床DIYの用途別におすすめな床材をご紹介しました。
クッションフロアやタイルカーペットなら、初心者の方でも気軽に床DIYに挑戦できます。
それぞれのお部屋の用途に合った床材を選んで、日々の生活がより豊かになる素敵な空間を作ってみてくださいね。
\あなたのお部屋はどれにする?/
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rugreaさん
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