
初心者の方でも簡単に敷ける、ラグリエのデザインフロアマット。
デザインフロアマットとは、92cm幅のクッションフロア。一人でも手軽に床DIYを楽しめるサイズのマットです。吸着滑り止めシート付きなので、初心者の方でも、あっという間に床に貼ることができます。
今回は、そんなデザインフロアマットの敷き方を、分かりやすくご紹介します!
\デザインいろいろ!貼り付け簡単/
いきなり貼らないで 大切な下準備
お部屋のサイズを測ってマットを注文したら、しばらくやることがない?
そんなことはありません!届くまでにできる準備をして、スムーズに床DIYを始められるようにしましょう。
DIYに必要な道具たち
デザインフロアマットDIYには、必ず必要なものと作業によっては用意しておいたほうが良いものがあります。
マットが届く前に、あらかじめ準備しておきましょう。

【必須①】ハサミ
小さなものや100均で売っているようなハサミだと、マットが切りにくい場合があるので、ホームセンターで売っているようなしっかりしたハサミが作業しやすいです。
【必須②】カッター
こちらも100均のものよりは、ホームセンターなどで売っているしっかりしたものが使いやすいです。
お部屋一部屋以上のDIYに挑戦する場合は、替え刃も用意しましょう。少しでも切りにくさを感じたら、こまめにカッターの刃を替えてあげることで、仕上がりに差がでます。
【必須③】定規
定規は、カッターを当ててマットをカットしたりするので、金属製のもののほうが良いです。賃貸住宅などで、もともとの床を傷つけたくない場合は、カッターマットもあると安心です。地ベラで代用もできます。
【用意した方が良いもの①】滑り止め付き手袋

デザインフロアマットは、クッションフロア素材です。裏面や中層には、形状を安定させるために『グラスウール』というガラス繊維素材が使われています。
このグラスウールに頻繁に素肌が触れていると、肌が赤くなったり、かゆくなったりすることも。
フロアマットでDIYする際は、軍手や手袋を着用して作業することが望ましいです。滑り止めのためのゴムが付いている手袋の方が作業しやすいのでおすすめです。
肌が弱い方は、必ず着用するようにしましょう。
【用意した方が良いもの②】地ベラ

フロアマットを壁際にぐっと押し込んで、カット位置を決めたり、カッターで切る際のガイドにしたり。
お部屋全体に敷き詰めるときは、用意しておいた方が良いです。作業効率がぐっとアップします。
詳しい使い方はこちらの記事をご参照ください↓↓↓
【用意した方が良いもの③】ローラー、はけ、筆記具、養生テープ・マスキングテープ、画用紙など

お部屋全体に敷き詰めて貼る場合には、ローラーや床DIYのはけなどもあると便利です(なくても、上から手でしっかり押さえたり、体重をかけてすり足をすれば事足りますが)。
トイレや洗面所など、比較的狭い範囲の床DIYなら、型紙を作ったほうが良いです。型紙を作ってDIYする場合は、画用紙や筆記具も必要です。
養生テープやマスキングテープなどがあると、型紙の固定や、フロアマットの仮押さえなどに使えます。
床DIYする場所にもよりますが、作業をイメージして、必要になりそうなものは事前に準備しておきましょう。
まずは床掃除
フロアマットが到着したら、もしくは到着直前には床掃除をしておきましょう。

いざ床DIYを始めると、床に落ちている髪の毛やほこりが意外と気になるものです。
都度拾い集めていると作業効率が悪いので、マットを広げる前に、掃除機&雑巾がけまですませておけば完璧です。
DIYにじゃまになりそうな家具や荷物がある場合は、ほかの部屋に移動しておきましょう。
マットが届いたら 広げて巻きジワをしっかり伸ばす
届いてすぐのデザインフロアマットは、筒状に巻かれて梱包されているので、なみなみと巻きジワが付いています。
お部屋に広げてしばらく放置しておくと自然と巻きジワは伸びます。

お部屋の温度が高いほど早くまっすぐと伸びるので、冬など気温が低い季節は温かいお部屋に広げておきましょう。
巻きジワが完全になおっていないのに、無理に貼り付けを始めてしまうと、仕上がりがかなり悪くなってしまうので、気を付けてください。
巻きジワが伸びる前にDIYしてしまった人の末路はこちら↓↓↓
長袖や滑り止め付き手袋をつけて作業しよう
マットを広げるときは、グラスウールのチクチク対策に『長袖&滑り止め付き手袋』を着用しましょう。

とはいえ、実際に作業していると、テープを貼るときなどは手袋をつけたままの作業がやりにくいので、はずしてしまうこともあると思います。そして、ついつい手袋をはめないまま、マットのカット作業に戻ってしまったり…
マットの裏面や断面に素手で触れていたところが、チクチクしたりかゆみを感じてしまったら、温水と刺激のない石鹸で、強くこすらずにそっと洗い流してください。ほとんどの場合は、この方法で痛みやかゆみは和らぎます。
万一、入浴を済ませてもチクチクが気になる、翌日以降もかゆみや痛みが続く場合は、医師の診察受診をおすすめします。
デザインフロアマットの貼り付け方法
フロアマットの巻きジワがしっかり伸びたら、いよいよ貼り付け作業の開始です!
まずは仮置き
「お部屋の床全体に敷きつける」など広範囲に床DIYする場合は、まずは、マットを仮置きして、敷く位置を確認します。
実際にマットを置いてみると、「部屋の奥から敷き始めるのか、手前から敷き始めたほうが作業しやすいか」などもイメージしやすいです。
実際に貼り進めいていってから、マットが足りなかった!なんて慌てることのないよう、届いたマットの長さで大丈夫かもここでチェックします。
裏面のシールも要チェック
ラグリエのデザインフロアマットには、「ラグサイズで注文」した場合や「敷き詰めフロアマット」「オーダー商品」など、柄合わせや板目合わせされているマットもあります。

柄合わせや板目合わせされているマットは裏面に目印のシールがついていますので、シール同士が隣り合うように配置しましょう。
ついつい、仮置きに夢中になって、裏面の印シールの確認は忘れがちなので、気を付けてくださいね。
ラグリエオリジナルサービス『板目合わせ』って何?詳しくはこちら↓↓↓
吸着滑り止めテープで貼り付け

ラグリエのデザインフロアマットには、そのマットを貼るのに必要な吸着滑り止めシートが付属されています。
マット位置が決まったら、フロアマットの裏面に貼っていきます。
シートには四等分に切り込みが入っていて、1シートで4か所に使えます。白いはくり紙をはがしたら、そちらが強粘着面。フロアマットの裏面に貼り付けましょう。
黄色いはくり紙をはがしたら、そちらが吸着面。床側に吸着させる面です。
「こんなにサラサラしていて、本当に床に固定できるの?」と不安になるくらいさらっとしていますが、マットを床に戻して、マットの上からぎゅっと押し付けてみてください。しっかり吸着しているはずです。
床側の吸着面のはくり紙のほうがはがしやすいので、強粘着のはくり紙がなかなかはがせなくて苦労するかも…そんな時は、動画の方法を試してみてくださいね↓↓↓
2枚のマットを吸着滑り止めテープで固定するとき
2枚以上のフロアマットを並べて敷くときは、1/4サイズの吸着滑り止めシートをそれぞれのフロアマットに半分ずつまたぐようにして貼ります。

1枚そのままの大きな吸着滑り止めシートを貼っても良いですが、四分割できるように切り込みが入っているため、シートを貼ってからフロアマット裏返したり移動したりすると、切り込み部分で分かれてしまうこともありますので、気を付けましょう。
あとでご紹介する『吸着滑り止めテープ』の使用もおすすめです。
細かな部分は壁に沿わせてカッターで切る

お部屋全体に敷き詰める、廊下に貼る、といった場合は、マットを広げて、位置を決めたら、地ベラや定規を壁に沿わせて、余ったマット部分をカッターでカットします。
実際に床DIYしてみると気づくのですが、柱や建具の細かな凹凸など、意外にこまかなカットが必要になります。
切りにくさを少しでも感じたら、こまめにカッターの刃を替えましょう。
型紙を作る方法もおすすめ

トイレや玄関たたき、洗面所など、床DIYする面積が小さい場合は、床の形の型紙を作って、その型紙をガイドにクッションフロアをカットする方法がおすすめです。
この場合は、カッターよりもハサミの方が使いやすいかもしれません。
フロアマットの表側に型紙をのせるときは、型紙も表側を上に。フロアマットの裏側に型紙をのせるときは、型紙も裏返すことを忘れずに。
作業している間に、型紙の表面と裏面が混乱しないように、型紙の表側に「おもて」など書いておくと、間違い防止になります。
ラグリエ第3期アンバサダーの@sayu.homedecorさまは、お部屋の凹凸部分も部分的に型紙を作っています。この方法なら、初心者の方でも、お部屋の隅までぴったりきれいに敷き詰められますね!
あると便利なグッズたち
ほかにも、あるとぐっと作業効率があがるアイテムをご紹介します。
継ぎ目の仕上がりに差が出る『吸着滑り止めテープ』
付属の吸着滑り止めシートはマットを「点」でとめるイメージですが、マット同士の継ぎ目などは、テープ状の吸着滑り止めテープがおすすめです。

この吸着滑り止めテープは、フロアマットを「線」でとめるイメージ。フロアマットの反りや開き、すきまの発生を防ぐので、よりきれいな仕上がりになります。
吸着滑り止めテープを使うことで、マット同士の隙間から水分やほこりが入りにくくなるので、小さなお子さんがいたり、ペットを飼っていらっしゃる方には、とくにご使用をおすすめします。
マット同士の継ぎ目だけでなく、お部屋のドア付近やマットの端でめくれが気になる箇所などにもおすすめです。
あると便利な『ぴったりカッター』

まだ、ラグリエサイトで販売できていないのですが、クッションフロア施工用の『ぴったりカッター』というアイテムがあります。
こちらは、壁に沿わせてぐっと力を入れて押し引くことで、フロアマットの余った部分を、簡単にカットすることのできる便利アイテムです。
家中の床をフロアマットDIYするような、大掛かりの床DIYをご予定されている方は、準備しておいても良いかもしれません。
フロアマットの継ぎ目・マットの端を隠したいときは『見切り材』
廊下とお部屋、キッチンと廊下など、それぞれ違うデザインのフロアマットでDIYしたとき、マット同士の継ぎ目処理には『見切り材』を使うと良いです。

2枚のマットの間に挟み込むだけで、見た目がぐっと良くなります。ホームセンターには、いろいろな色があるので、マットに合うものを選びましょう。

玄関廊下の切りっぱなしが気になるときは「への字」の見切りを用意すると良いです。

見切り材は、カッターなどで切れるので、手軽に取り入れられます。気に入った色がない場合は、見切り材を塗装したり、マスキングテープなどを利用しても良いですね。
ラグリエのデザインフロアマットで床を気軽にDIYしよう

今回は、ラグリエのデザインフロアマットの敷き方をご紹介しました。
初心者の方でも簡単に敷けるフロアマット。ぜひ、気軽に床DIYを楽しんでみてくださいね。
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hattori

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